イギリスの陶磁器メーカー「ミントン」とは？おすすめの食器もチェック

ミントンは現在ではあまり見かけなくなったものの、未だにファンが多い食器メーカーの一つです。過去には百貨店で自分用やプレゼント用に、多くの方が購入をしていた様子を伺うことができます。最近ではあまり見かけないミントンの食器には、どのような魅力があるのでしょうか？この記事では、ミントンの特徴やおすすめの商品まで紹介します。

ミントンは1973年にトーマス・ミントンによってイギリスで創業されました。世界でも有数の陶磁器メーカーになり、ロンドン万博で称賛されたのは有名は話です。その後、英国王室御用達の食器として扱われ、多くの人を魅了するメーカーになりました。

現在あまり見かけることのないミントンですが、実は1968年にロイヤルドルトンに吸収されています。その後、2005年にはウォーターフォード・ウェッジウッドの傘下に入ったことでも知られています。

ミントンといえばハドンホールと答える方も多いでしょう。ハドンホールはミントンの代表的なデザインになり、12色の絵の具を使用してたくさんの花々が描かれています。カラーを豊富に使用していますが、派手になりすぎずに上品さを感じられるデザインです。

ハドンホールは、イギリスのハドンホール城にあるタペストリーからインスパイアされたことでも有名です。ハドンホールと同じくらいの時期に提案されたハドンホールブルーは、1993年に記念復刻されました。ハドンホールと並ぶベストセラーとして、人気を博しています。

過去にミントンを購入する場合は、百貨店に足を運んでいた方も多いでしょう。しかし、現在では百貨店で取り扱いがなく、ネットやアンティークショップで見つけるしかありません。お皿やカップといった代表的な商品も多いので、手にしたいのであれば百貨店とは別の経由がおすすめです。

ハドンホールの中でも代表的なのが、プレート皿です。いくつもの散りばめられた花々が美しく、バランスの取れたデザインが魅力的です。ハドンホールのプレートはいくつかサイズが展開されているので、自分の使いやすいサイズを購入しましょう。使いやすいサイズとして、16cmと20cmが人気の高さを伺うことができます。

ハドンホールのマグカップは単品売りもされていますが、ペアで購入するのがおすすめです。ペアセットで揃えることで、おもてなしの際にも活躍すること間違い無しでしょう。

ティーカップよりも深さがあるので、コーヒーなどを入れて楽しみましょう。マグカップのハドンホールには、少しづつ異なるデザインの商品があるので、お気に入りを見つけてみてください。

ハドンホールと同じくらい人気のあるハドンホールブルーは、ハドンホールよりも落ち着いた色合いのデザインがポイントです。青を基調にし、派手になりすぎない程度に散りばめられた花々が、上品さを引き立てています。

中でもハドンホールブルーで人気の商品が、カップ＆ソーサーのセットです。おもてなしにはもちろん、ティータイムを飾るに相応しい食器といえます。

スプリングバレーは一つ一つの花が主張しているデザインになり、シンプルながらも可愛らしさと上品さを兼ね備えています。いくつもの花がデザインされているので、どこから見ても美しい見た目に魅了されること間違い無しでしょう。ティーポットはミントンのデザインで人気が高く、カップと一緒に購入する方が多い商品です。

ミントンは現在百貨店で入手することは難しいものの、ネットでは手に入るメーカーです。一つ一つの食器に美しさと上品さが備わっているので、その魅力をその目で確認してみてください。ミントンの中にはいくつものデザインが展開されているので、定番のハドンホールをはじめ自分好みのデザインを選んでみましょう。