とろろそばのカロリーと糖質は？太りにくいのは本当？他の麺料理とも比較！

そばの中でも子どもから大人まで人気の高いとろろそば。とろろそばは太りにくい主食ともされているので、好んで選ぶ方も多いのではないでしょうか？しかし、本当に太りにくいのか？カロリーや糖質などはどれくらいなのか？把握していない方が多いのも事実でしょう。

この記事では、とろろそばのカロリーや糖質、栄養素を紹介した上で他の麺類と比較、市販の商品のカロリーも紹介します。太らないようにする食べ方も解説するので、参考にしてください。

とろろそばは温かいもの、冷たいものどちらも美味しく食べられます。そばの上にとろろが乗っており、食べやすいという声も多く挙がるそばメニューの一つです。

温かいそばの場合はとろろのみが多く、反対に冷たいそばの場合は玉子を乗せた月見とろろそばのようにして食べられることもあります。サラッと食べることができるので、お年寄りでも食べやすいと人気です。

とろろそばは100gあたりで換算するとカロリーが低く感じますが、1人前は500g程度あるため少々カロリーが高くなる傾向にあります。また、糖質も麺に多く含まれているため、高くなってしまうでしょう。そのため、そばは痩せるという認識をされている方が多いですが、意外にもダイエットには不向きな食べ物といえます。

とろろそばを他の麺類のカロリー比較すると、少々低いことが見て取れます。そばの具材別で見ても低い方に入っているため、そばを食べるのであればカロリーと糖質が比較的少ないとろろそばはおすすめといえるでしょう。

中でも1人前のカロリーと糖質が多いのが、醤油ラーメンになります。100gあたりで見るとカロリーが低いように見えますが1人前あたりの量が多いので、その分カロリーと糖質は爆発的に大きくなるのでしょう。

とろろそばはセブンやローソン、ファミマなどのコンビニでも販売されており、サラッと食べることができるので手に取る方も多いのではないでしょうか？1食あたりの量がそれぞれ違うためカロリーに差が出ていますが、どのコンビニで販売されているとろろそばもカロリーは大きく違いはありません。

ただし、コンビニの中でもローソンの半熟卵や富士そばのオクラのように、とろろ以外にもトッピングが加えられるとカロリーと糖質などに変化が出ます。コンビニなどでとろろそばを購入する際は、トッピングのカロリーや糖質に注意をするのもポイントです。

中でもコンビニのとろろそばのトッピングには、高カロリーなものも稀にあります。コンビニで購入する際は注意が必要でしょう。

GI数値は糖質の吸収度合いを示したものになり、糖質制限ダイエットをしている方であれば聞き馴染みのある言葉ではないでしょうか？このGI値が低いほど血糖値が急激に上昇することがなく、脂肪になりにくいといわれています。

そば自体はこのGI値が非常に低いので、痩せる食べ物ではないものの糖質制限をしている方には嬉しく感じるでしょう。うどんやパスタといった他の麺類に比べると、非常に低い数値になるためダイエット中に麺類を食べるのであればそばが良いとされています。

そばは古くから人体に対して良い影響を与える食べ物として知られており、健康的な食事の代名詞としても名高いでしょう。その理由として、そばの栄養素がもたらす健康効果が挙げられます。そばが持つ栄養素は人体に必要不可欠なものばかりになることから、日本人の食文化にはそばが欠かせないのでしょう。

タンパク質は人体に欠かすことのできない三大栄養素の一つです。そばはタンパク質が豊富に含まれているので、健康面を気にしている方は摂取すると良い食べ物といえます。

アミノ酸スコアはタンパク質に含まれている栄養価指数を指しています。必須アミノ酸は人体で生み出すことができないため、食品から摂取する他ありません。サプリを併用する方も多いですが、できれば食品から摂取するのが好ましいです。そばのアミノ酸スコアは米や麦よりも遥かに高いので、アミノ酸不足の方におすすめの食品です。

山芋は食物繊維が豊富なため、便秘改善の効果が期待できます。痩せると決めたものの、便秘持ちの場合はなかなか思うように痩せることができないという方も多いでしょう。食物繊維が豊富な山芋を食べることにより、腸内環境を整えることが可能です。

また、山芋には血糖値の上昇を緩やかにする効果も期待できます。満腹感も与えるため、食べ過ぎ防止にも繋がるでしょう。ダイエットに最適な山芋を使用しているとろろそばは、カロリーや糖質こそ高いもののダイエットに利用することが可能な料理といえます。

とろろそばに使用されるとろろには、粘り気の強いものを使用したいと考える方も多いです。粘り気の強い自然薯や大和芋を使用したいところですが、カロリーは高い傾向にあります。そのため、カロリーカットを目的にとろろそばを食べるのであれば、カロリーが低いとされている長芋を使用するのがおすすめです。

とろろそばはどこか物足りなさを感じてしまい、食べ終わった後に他の料理に手を出したくなってしまう方も少なくありません。とろろそばだけでお腹を満たすためにもトッピングはとろろだけではなく、野菜でかさ増しをするのがポイントです。

このかさ増しに使用する野菜は、茹で野菜がおすすめでしょう。もやしやキャベツは満腹感も与えるので、自宅でとろろそばを食べる際には参考にしてみてください。

とろろそばに使用されている出汁にも、もちろんカロリーや糖質が含まれています。コンビニなどで購入する市販の場合は仕方がないですが、自宅でとろろそばを作る際には出汁のカロリーや糖質にも注目してみてください。あっさりとしたヘルシーな出汁に仕上げることにより、カロリーカットが期待できるでしょう。

とろろそばのカロリーと糖質、栄養成分を紹介しました。とろろそばは他の麺類に比べると太りにくい要因がありますが、カロリーと糖質は高い傾向にあります。そのため、ダイエットをしている方にはあまり好ましくない料理です。しかし、そばや山芋に含まれている栄養価は高いので、健康面を重視するのであれば摂取がおすすめといえます。