セブンイレブンのチャーハン「極上炒飯」のカロリーや値段を調査！

セブン＆アイ・ホールディングスのプライベートブランドである「セブンプレミアム」。多岐にわたる品揃えが魅力ですが、セブンイレブンで購入できる人気のジャンルが冷凍食品です。そんなセブンイレブンの冷凍食品の中でも人気を集めているのが「極上炒飯」。ここでは極上炒飯の味の秘密やカロリー、値段などを調べてみました。その他のコンビニやライバル商品との比較もしていますので参考にしてください。

セブンイレブンの冷凍食品は今や大人気、一人暮らしの食事から主婦の料理の時短にも貢献するなど、その利用価値はますます広がっています。どちらかといえば食卓に少し追加する目的で利用されることの多い冷凍食品ですが、その中で「本物を食べているようだ」と食事のメインメニューとしても高い評価を受けている冷凍商品が2017年5月に発売された極上炒飯です。

チャーハンといえば気になるのが高カロリーであること。セブンイレブンの極上炒飯はどうでしょうか？パッケージの表面には「300g／638kcal」の表示があります。この数字だけを見ると冷凍食品の中では高いものに思えますが、量が300gとやや多めになっています。シンプルな具材の使い方からしても、特に高カロリーというわけではなく、標準的といえるでしょう。

参考のために同じくセブンプレミアムの冷凍食品で販売されているチャーハンとカロリーの比較をしてみましょう。こちらは「170g／325kcal」と表記されています。内容量が異なるので100g当たりのカロリーを計算してみると、極上炒飯は約213kcal／100g、チャーハンは約191kcal／100gと大きな差はありません。極上炒飯は食事のメインとして、チャーハンは追加の一品としての利用がよいでしょう。

セブンプレミアムの商品はコストパフォーマンスが高いと評判ですが、極上炒飯はどうでしょうか？極上炒飯の値段は278円（税込300円）です。同じセブンプレミアムのチャーハンと比較してみましょう。チャーハンは139円（税込150円）で販売されています（以下金額は税込）。それぞれ100g当たりの値段は、極上炒飯は100円／100g、チャーハンは88円／100gです。

100g当たりの値段は100円対88円とさすがに極上炒飯の方が高価になっています。セブンイレブンでは、材料や製法にこだわった極上炒飯の方がチャーハンよりワンランク上の位置づけになっています。量的にも300gの極上炒飯が食事のメインにできるのに対してチャーハンは170gとラーメンと組み合わせて半チャンラーメンなどで気軽に楽しむのがよいでしょう。

セブンイレブン極上炒飯の味の秘密は、厳選した素材とこだわりの製法にあります。中華の専門店の製法を踏襲し、鉄鍋を強力な直火で熱してじっくりと炒めあげることにより、パラッとした食感に仕上げています。具材は卵、チャーシュー、ネギとシンプルながら、米にはチャーハンに適した新潟産の「こしいぶき」にこだわっています。味付けはXO醤とオイスターソースによる本格的なものです。

冷凍食品を気軽に買うならやっぱりコンビニです。ここではセブンイレブンのライバルともいえるローソンとファミリーマートの冷凍チャーハンを紹介します。両コンビニともそれぞれの特徴を打ち出した人気の商品を販売しています。セブンイレブンの極上炒飯と比較してみてください。

ローソンの冷凍チャーハン「ふっくらパラっと　炒飯」です。具材に標準の卵、チャーシュー、ネギ以外に人参やたけのこなども入っており、200gで108円（税込）と、100円当たりの値段が54円と安いです。カロリーは393kcalで、100g当たり約197kcalです。このチャーハンは何といっても、セブンイレブンの極上炒飯の半額近い圧倒的な安さが魅力です。

もう一つのコンビニ、ファミリーマートの「直火釜炒めの中華炒飯」です。4種の具材が入ったと表記があり、卵、チャーシュー、ネギ、ニンジンが使われたシンプルな作りです。値段は124円（税込133円）、100g当たりの値段は税込78円とローソンよりは高くセブンイレブンよりは安くなっています。カロリーは170gで330kcal、100g当たりのカロリーは約192Kcalです。直火釜で炒めたお米の食感が特徴です。

コンビニ各社以外にもチャーハンは主食にもなる便利な冷凍食品なので、その他の食品メーカーからもたくさんの商品が販売されています。ここではその中でセブンイレブンの極上炒飯と比較しやすい各社の人気商品を紹介します。

チャーハンの名人として著名な赤坂離宮のオーナーシェフ、譚彦彬（たんひこあき）氏の「あおり炒め」を再現した製法でパラっとした食感に仕上げています。具材はすべて国産使用を表記しており、その安全性をアピールしています。内容量は450g、カロリーは約950kcal、100g当たり211kcalです。値段は300円前後なので、100g当たり約67円になり、セブンイレブンの極上炒飯より3割以上安くなっています。

マルハニチロと並ぶ冷凍食品の大手、ニチレイフーズの冷凍チャーハン「本格炒め炒飯」です。17年連続売上No1を謳っています。特徴は北海道の米を100%使用、プロの工程を再現した三段階炒め製法です。セブンイレブンの極上炒飯と比較すると具材の大きさも特徴です。容量は450g、カロリーは945kcal、値段は税込300円前後。100g当たりのカロリーは211kcal、100g当たりの値段は約67円になります。

味の素の人気商品は「香炒飯（かおりチャーハン）」です。京王プラザホテルの中華の名店南園の李国超総料理長が監修しています。本格焼豚と海老、生姜、八角のきいたというキャッチフレーズのとおり、特に目立つのが海老の大きさです。容量は400g、カロリーは742kcal、値段は460円前後。100g当たりのカロリーは186kcal、100g当たりの値段は約116円。コンビニの商品とは一線を画す本格的な一品です。

冷凍チャーハンに力を入れる味の素からもう一品、その名も「ザ・チャーハン」。焦がしにんにくのマー油と葱油が香るがキャッチフレーズです。特徴はこれも味の素らしく、コンビニとは具材のボリューム感で差をつけています。味付けは、焦がした油の香りという宣伝文句どおりの本格的なものです。容量は600g、カロリーは1098kcal、値段は520円前後。100g当たりのカロリーは183kcal、100g当たりの値段は87円になります。

中華の有名店とのコラボ商品もいろいろと発売されていますが、その中でも人気の一品が京都の新福菜館の「特製炒飯」です。真っ黒なスープの中華そばで有名な店ですが、チャーハンもそれに並ぶ気商品です。値段は通販での購入が可能で5袋入りで2250円前後です。1袋約450円、容量は250gなので100g当たり180円とセブンイレブン極上炒飯と比べても高価ですがその価値はある商品です。

最後に同じセブンイレブンの人気の一品「すみれチャーハン」を紹介しましょう。札幌ラーメンの名店である「すみれ」のチャーハンを再現しています。同店のラーメン同様、コクのあるチャーシューの味が特徴です。セブンイレブンの極上炒飯に比べるとラーメンに合うチャーハンといえるでしょう。名店の味がコンビニですぐに手に入るのはとても便利です。

数ある冷凍チャーハンの中で、値段的にもそのクオリティもトップクラスに位置するセブンイレブンの極上炒飯について、カロリーや値段、その味の秘密までをまとめてみました。他社の競合する商品についても同様のデータを調べてみましたので参考にしてください。セブンイレブンの極上炒飯はその評判通り、「本物を食べているような味」です。他の冷凍チャーハンとも食べ比べてそのおいしさを味わってみてください。