ラタトゥイユにかぼちゃを使う人気レシピ！圧力鍋での作り方やレンジ活用法も

夏野菜を煮込んだラタトゥイユは、そのままおかずとして食べるだけでも美味しく、お弁当やパスタなどにも活用できます。かぼちゃを加えると、よりホクホクした食べ応えが美味しく、甘味が美味しさを引き立たせてくれます。かぼちゃを使ったラタトゥイユの人気レシピをはじめ、レンジや圧力鍋での作り方もまとめました。

ラタトゥイユで使う食材は、かぼちゃのほかズッキーニや玉ねぎ、ピーマン、パプリカなどの夏野菜です。さらに、一般的にはトマトを加えられます。調味料は、本場のフランスではローリエ、オレガノ、バジル、タイムといった旨味や香りをつけるための香草がふんだんに使われ、野菜の甘みに加えて香りも味わいも深いです。

香草がない場合は塩胡椒やコンソメといったシンプルな味付けでも美味しいです。にんにくを加えて香りよくパンチをきかせるレシピもあります。他には、ボリュームアップのためにトマトとの相性が良い鶏肉やベーコン、ツナ缶などを加えることもあります。栄養バランスを考慮して好きな食材を入れてみてください。

ラタトゥイユの作り方は、切った野菜をフライパンや鍋に入れてオリーブオイルで炒め、調味料を加えて煮込むだけの簡単な作り方です。野菜の旨味や甘味を引き出すために、弱火で長めにかき混ぜながら煮込みます。

野菜の切り方に決まりはありませんが、一般的には野菜を薄くスライスにして皿に並べたり、角切りにして盛り付けられます。野菜の彩りがよく食卓に映えるので、献立の副菜としてもピッタリです。また、ラタトゥイユは2～3日冷蔵庫で保存することができます。

休日に作り置きしてお弁当のおかずにしたり、忙しい日にサッと食べられるおかずとしても便利です。冷蔵庫で寝かせることで、より味が染みて美味しくなります。

ラタトゥイユは野菜を長時間煮込むので、普通の鍋では時間がかかります。圧力鍋で煮込めば煮込み時間は短時間で済み、火加減を気にする必要もありません。

圧力鍋での作り方は、まず鍋にオリーブオイルをひいて野菜を炒め、その後ローリエとコンソメを加えて圧力をかけていきます。圧がかかったら火を弱めて圧が下がるまで5分ほど置きます。最後に塩胡椒で味を調えて完成です。

ラタトゥイユはレンジを使っても美味しく、また時短で作れます。レンジで作る時は、まず耐熱ボウルにオリーブオイル・塩・胡椒・にんにくのすりおろしを混ぜておきます。続いて野菜を切り、そのうちナスはすぐに混ぜておいた液に漬け込みます。切ってすぐオリーブオイルに漬け込むことで、アク抜きの手間が省けて便利です。

残りの野菜もボウルに入れて混ぜ、ふんわりとラップをして600Wのレンジで10分加熱します。その後一度取り出してラップを外して混ぜてから7分ほどラップなしで加熱します。冷ましていく過程で味が染み込むので、冷蔵庫でしばらく寝かせておくとより美味しくなります。

【材料】

• ピーマン…2個
• トマトホール缶…1缶
• コンソメ…1個
• なす…2本
• ウインナー…5本
• かぼちゃ…1/8個
• にんじん…1本
• 玉ねぎ…1個
• オリーブオイル…大さじ2
• にんにく…2片

1. にんにくをつぶして皮を剥き、みじん切りにします。
2. 鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかけます。
3. 玉ねぎはざく切りに、にんじんは乱切りにして鍋に入れます。
4. かぼちゃを乱切りに、ウインナーを斜め切りにします。
5. なすは輪切りにし、大きい部分は半月切りにします。
6. 醤油、コンソメ、トマトのホール缶を加えます。
7. 鍋に蓋をして20分ほど弱火で煮込みます。
8. ピーマンを乱切りにしておきます。
9. 全体を混ぜ、ピーマンを加えて3分ほど煮込みます。
10. 皿に盛り付けて完成です。

かぼちゃや夏野菜を入れ、じっくりと煮込んだラタトゥイユの作り方です。水を入れず弱火で煮込むことで、野菜から水分がでて全体的に野菜の甘みが引き立っています。弱火ですので、長時間煮込んでもかぼちゃやにんじんが煮崩れしません。

ポイントは、玉ねぎやにんじんなど甘さが出やすい野菜から順に煮込んでいくことです。ピーマンは色が変わりやすいため、最後に入れましょう。野菜を切った後は鍋に蓋をして置いておくだけででき、とても簡単に作れます。

【材料】

• ズッキーニ…1/2本
• なす…1本
• かぼちゃ…1/8個
• ミニトマト…5個
• オリーブオイル…適量
• バジルソース…適量
• 塩胡椒…少々

1. なすとズッキーニはヘタを取って2cm角に切ります。
2. かぼちゃは種とワタを取って2cm角に切ります。
3. いんげんとオクラは2㎝長さに、玉ねぎとパプリカも2㎝角に切ります。
4. ミニトマトは半分に切っておきます。
5. 耐熱容器に野菜とオリーブ油、バジルソースを加えて全体を混ぜます。
6. ふんわりとラップをかけて電子レンジで加熱します。
7. 電子レンジから取り出して全体を混ぜ、塩、こしょうで味を調えて完成です。

野菜を切ってレンジで加熱するだけの、簡単なかぼちゃ入りラタトゥイユの作り方です。レンジを使うことで満遍なく熱することができるので、野菜を下茹でしたり前もって加熱する手間も省けます。均一に熱が通りやすいように、各野菜を同じくらいの大きさに切っておくこともポイントです。

市販のバジルソースなど、既製品のソースを使うことでさらに簡単にできます。時間がないときやサッと作りたい時に便利なレシピです。

かぼちゃをはじめとする野菜に鶏肉を加えたラタトゥイユの作り方です。一食でビタミンやたんぱく質、葉酸などの栄養素が摂れます。トマト缶の代わりにケチャップを使っているので、トマト缶の酸味が苦手な人にもおすすめです。最後にソースを入れた後煮込むため、蒸し焼きの段階ではかぼちゃが少し固めでも構いません。

かぼちゃなどの野菜ときのこに、さば缶やトマト缶を使ったラタトゥイユの作り方です。さば缶を使ったアレンジは意外性がありますが、栄養素としてもトマトやビタミンの多い野菜と相性が良い食材です。また、トマトの酸味が気になる魚の臭みも消してくれます。缶詰を使うので、時間のかかる下処理も不要で簡単に作れます。

酒を加えてじっくりと野菜が柔らかくなるまで煮込んでおり、ホクホクした食感と甘味がよく出ていて美味しいです。

フライパン一つでできるかぼちゃのラタトゥイユの作り方です。軽く炒めた後は水を入れず、野菜から出る水分で蒸し焼きにしています。野菜から出た旨味を吸ったかぼちゃのほくほくした食感が美味しく、かぼちゃ自体からもしっとりした美味しい甘味がでています。鍋に移し替える手間も省けて簡単に時短でできます。

凝縮された野菜の甘みや旨味が堪能できる一品です。おかずやパスタソース、パンにつけて食べるのはもちろん、汁気が少ないため、お弁当のおかずにも使えます。

かぼちゃを使ったラタトゥイユのレシピを紹介しました。美味しい夏野菜にかぼちゃを加えることで、甘味や食べ応えがアップします。かぼちゃは固いため調理に時間がかかるイメージがありますが、レンジでの作り方や圧力鍋を使った作り方など、時短レシピも豊富です。弱火でじっくり煮込むことで旨味を閉じ込め、煮崩れも起きません。

和風の煮物で使われることが多いかぼちゃですが、ぜひ野菜の旨味を堪能できるラタトゥイユに活用してみてください。