人参鍋のレシピまとめ！すりおろしたり切り方をアレンジして華やかに！

人参に含まれるベータカロテンは体内でビタミンAに変わり、美肌や風邪の予防等に効果があるといわれています。人参を使った料理には、サラダやきんぴらなどの副菜をはじめ、煮物やカレー、炒め物などの主菜と種類も豊富です。中でも鍋料理において人参は大切な脇役として欠くことの出来ない存在となっています。

本記事では、この人参をメイン食材に据えた人参鍋の人気レシピを紹介します。彩り鮮やかで栄養もたっぷり取れる人参鍋は、間違いなくおすすめの一品です。本記事を参考に、ぜひとも人参鍋作りにチャレンジしてください！

【材料】

• 人参 2本
• 白菜 4枚
• 豚バラ肉 300g
• 餃子の皮　12枚
• 鶏がらスープの素 小さじ1
• オイスターソース 小さじ2
• 豆板醤 小さじ1/4
• 水 450ml
• 福豆 適量

1. 人参を葉が付いている側から1.5ｃｍ幅の輪切りで5枚に切り分け、残りは薄く輪切りにします。
2. 1の1.5cm幅の輪切りにした人参を花形の飾り切りにするか、型抜きをします。
3. 縦に半分に切った白菜に、豚バラ肉と薄切りの人参、半分に切った餃子の皮の順に乗せ、同じように２段重ねて、最後に白菜を乗せます。
4. 3で重ねた白菜を5cm幅に切り分け、鍋に断面が見えるようにして、鍋の淵に添って円を描くように並べます。
5. ボールに、水、鶏がらスープの素、オイスターソース、豆板醤を入れて混ぜ合わせます。
6. 鍋に2を乗せて、5を注ぎます。
7. 蓋をして中火で10分、煮込みます。
8. 蓋を開けてあくを取り、さらに蓋をして人参が柔らかくなるまで煮込みます。
9. 砕いた福豆を振りかけて完成です。

鮮やかなオレンジ色が特徴の人参鍋のレシピです。作り方は簡単で、食材を挟んで煮込むだけで完成します。柔らかくなるまでしっかりと煮込んだ人参や白菜は、甘味があってたまりません。

【材料】

• 手羽先または手羽元 12～16本
• キャベツ 1/2個
• 玉ねぎ 2個
• 人参 1本
• ブロッコリー 1株
• ニンニク ２かけ
• 豆腐 1丁
• ピザ用チーズ 120g
• めんつゆ（濃縮タイプ） 1/2カップ
• カレールウ ２かけ
• カレーパウダー 大さじ2
• みりん 大さじ1
• 塩 適量
• ガラムマサラ 適量
• オリーブ油 大さじ1

1. 手羽先に塩とガラムマサラを振りかけて、下味を付けます。
2. ニンニクは薄くスライスします。
3. 鍋に水を入れて火にかけておきます。
4. フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、1を焼きます。
5. 焼き色が付いたら2を加えて弱火にし、さらに炒めます。
6. ニンニクの香りがたったら、3の鍋に移します。
7. 鍋に蓋をして15分煮込み、麺つゆを加えてさらに煮込みます。
8. 玉ねぎとキャベツをくし切り、人参は5㎜幅の輪切り、ブロッコリーは小房に分けておきます。
9. ７の手羽先が柔らかくなったら、一度取り出し、玉ねぎ、キャベツ、ニンジンを入れて蓋をして煮込みます。
10. 9の野菜に火が通ったら火を止め、刻んだカレールウを溶かし、カレーパウダーとみりんを加えます。
11. 手羽先を鍋に戻し、豆腐、ブロッコリーを加え、中火にかけて熱が通ったら、ピザ用チーズを振りかけて完成です。

人参以外の野菜もたっぷり摂れるカレー鍋の作り方です。手羽先や手羽元は先にフライパンで焼いておくことで、香ばしさを出すことができます。鶏肉の美味さをたっぷりと楽しみたい方におすすめの一品です。

炊き込んで甘くなった人参と、酒粕や味噌のコクが美味しい人参鍋の作り方です。鶏肉の旨味もたっぷり味わえます。味噌は最後に入れて、沸騰しないように火加減を調節するようにしましょう。

食材を切って見込むだけでできる簡単人参鍋の作り方です。白菜と人参が柔らくなるまでしっかりと煮込むと、より美味しい鍋になります。味が染みこんだ翌日に食べるのもおすすめです。片栗粉でとろみをつけて、少し変わった鍋料理を楽しむことができます。

【材料】

• 春菊 1～2株
• もやし 1袋
• 白菜キムチ 100g
• 好みのキノコ類 適量
• にんにく ２かけ
• 鷹の爪 1/2本
• 豆腐 1/2丁
• 豚バラスライス 100g
• ごま油 大さじ1/2
• 白いりごま 適量
• 人参 1本
• 湯 300㏄
• コチュジャン 大さじ1～2
• 醤油 大さじ1
• 日本酒 大さじ2
• 昆布だしの素 小さじ1/2
• 和風だしの素 小さじ1

1. 人参を皮ごとすりおろします。
2. 春菊は5cm幅に切り、もやしは洗っておきます。
3. きのこ類は食べやすい大きさにスライスし、ニンニクもスライスしておきます。
4. 豚バラを食べやすい大きさに切り、鷹の爪は小口切りにします。
5. 土鍋にごま油を入れて熱し、キムチを炒めます。
6. キムチの水分が飛んだら日本酒を加え、煮立ったら1を加え、混ぜながら加熱します。
7. 沸騰してきたらコチュジャン、昆布だしの素、和風だしの素、醤油を加えて味を調えます。
8. さらにもやし、きのこ類、ニンニク、鷹の爪、豚バラ肉、豆腐、最後に春菊を加えて煮込みます。
9. 煮立ったら白いりごまを散らして完成です。

人参一本を丸ごとすりおろして作る人参鍋の作り方です。キムチは先にごま油で炒めることで香りが馴染み、水分が飛んで旨味が凝縮されます。人参から甘味が出るので、キムチの辛みはそれほど感じません。鷹の爪で好みの辛さに調節しましょう。

大根の代わりに人参を使用したみぞれ鍋は、人参の大量消費におすすめの鍋です。人参の甘味がスープと一緒に味わえます。見た目も鮮やかで、とてもきれいに仕上がります。締めはチーズリゾットがおすすめです。

子どもがいる家庭なら、可愛いデコレーションをした人参鍋はいかがでしょうか？ゲームのキャラクターにアレンジした人参おろしに、大喜びするでしょう。苦手な野菜も克服できるかもしれません。賑やかな食卓になりそうな人参鍋を、ぜひ試してみてください。

【材料】

• キャベツ 1個
• じゃがいも 2個
• 人参 1本
• 玉ねぎ1個
• 塩 小さじ1
• コショウ 少々
• コンソメ顆粒 小さじ1
• 水 700㏄
• 牛乳 300㏄
• パセリのみじん切り 少々
• （肉だね）豚ひき肉 300g
• （肉だね）塩 小さじ1/2
• （肉だね）こしょう 少々
• （肉だね）おろしにんにく 小さじ1/4
• （チーズソース）スライスチーズ（チェダー） 5枚
• （チーズソース）牛乳 大さじ1

1. キャベツは芯の部分を取り除き、さらにスプーンで中を丸くくり抜き、くり抜いたキャベツをみじん切りにします。
2. じゃがいもは食べやすい大きさに切って水にさらし、人参は食べやすい大きさに乱切り、玉ねぎはくし切りにします。
3. ボールに豚ひき肉、塩、こしょう、おろしにんにく、みじん切りにしたキャベツを加えて、粘りが出るまでよく混ぜ合わせます。
4. キャベツのくり抜いた部分に3を詰めます。
5. 鍋に塩、こしょう、コンソメ顆粒、水を入れて煮立たせ、4を肉が上になるようにして入れ、弱めの中火で40分煮込みます。
6. 鍋にじゃがいもと人参、玉ねぎを加え、さらに15分煮込みます。
7. 牛乳を加えて温める程度に煮込みます。
8. ボウルにちぎったスライスチーズと牛乳を入れ、600Wのレンジで1分加熱し、7にかけます。
9. パセリを散らして完成です。

人参とキャベツの甘味が美味しいミルク鍋です。チェダーチーズソースのコクとひき肉の旨味が良く合います。スープが余ったら、締めはリゾットにするのがおすすめです。

火の通りやすい食材で作る簡単鍋です。人参をピーラーでそいでいるので、炊き込む時間は5分ほどで済みます。柚子の香りが効いて、一日の疲れを癒してくれるでしょう。忙しくて時間のない時や、一人暮らしの方にもおすすめのレシピです。

人参1.5本分を消費できる彩り鮮やかな人参鍋です。ピーラーでリボン上にした人参の具材の他に、肉団子にもたっぷりの人参を使っています。リボンの人参の量は、好みで増やしても良いでしょう。豆板醤を加えることで、ピリ辛の大人の味になっています。

人参鍋の人気レシピを、切り方別にたっぷりと紹介しました。年中出回っている人参は、安くて手に入れやすい食材です。人参鍋にすることで大量消費も可能です。野菜不足を感じたら、人参鍋を作ってみるのもおすすめです。また、すりおろして作る人参鍋なら、人参が苦手な子どもでも食べてくれるでしょう。

味も見た目も楽しめる人参鍋は、食卓が賑やかになること間違いありません。本記事で紹介した人参鍋を、ぜひ今後の鍋料理の参考にしてください。