大根の天ぷら人気レシピ！サクサクに揚げるコツは？アレンジレシピも

大根と言えば煮物や漬物のイメージがある野菜ですが、実は天ぷらにしても美味しく食べられることを知っているでしょうか?数年前にテレビ番組の「アメトーク」で大根の天ぷらを出すお店が紹介されたことから、大根の天ぷらも以前よりは多くの人に知られるようになってきました。

本記事では、大根の天ぷらの人気レシピやアレンジレシピをまとめました。どれもこれも簡単に作れるレシピばかりですので、大根の天ぷらを作るのが初めてという人でも安心です。天ぷらをサクサクに作るコツも紹介しているので、ぜひ天ぷら作りの参考にしてください。

【材料】

• 大根 1/3本
• 醤油 大さじ1
• にんにくチューブ 小さじ1/2
• しょうがチューブ 小さじ1
• 小麦粉 大さじ3
• 片栗粉 適量
• サラダ油 適量

1. 大根は皮をむき、7mm角の棒状に切ります。
2. ボウルに醤油、にんにく、しょうがを入れてよく混ぜます。
3. 2に1を入れて全体をなじませ、10分ほど漬けておきます。
4. 3に小麦粉を入れてよく混ぜます。
5. 片栗粉を全体にまぶします。
6. フライパンに高さ2cm程度の油を注ぎ、170℃に熱します。
7. 5を入れて全体がきつね色になるまで5分ほど揚げます。
8. 最後に強火にして2分揚げたら完成です。

にんにく醤油の味付けでご飯が進む、フライド大根のレシピです。カリカリ食感が人気のレシピで、お酒のお供にもぴったりです。外側はカリカリですが噛むと中はジューシーで、ついつい手が止まらなくなる美味しさです。衣には小麦粉だけでなく片栗粉を混ぜることで、よりカリッとした食感になります。

【材料】

• ちくわ 2本
• 大根 1/3本程度
• 小麦粉 大さじ2
• 片栗粉 大さじ1
• ゆかり 適量
• 揚げ油 適量

1. ちくわと大根は細切りにします。
2. ボウルに1を入れて、小麦粉と片栗粉を加えてよく混ぜます。
3. フライパンに揚げ油を熱したら、2をいくつかの塊にわけてそっと入れます。
4. 両面カラッと揚がったら完成です。

ちくわと大根を使ったかき揚げのレシピです。ゆかりが入ったさっぱりとしたかき揚げで、何もつけずにそのままでも美味しく食べることができます。ちくわの歯ごたえがしっかりと感じられて、大根だけで食べるよりも満足感があがります。

【材料】

• 刺身のつま 残っているだけ
• 天ぷら粉 適量
• 水 適量
• 揚げ油 適量
• 青のり 適量

1. 刺身のつまを洗い、よく絞って水気を切ります。
2. 天ぷら粉と水を1:1.5の割合で混ぜて衣を作ります。
3. 1に衣をつけて、熱した油の中に入れます。
4. 揚がったら器に盛り、青のりをかけて完成です。

刺身のつまを使った大根の天ぷらを紹介します。刺身のつまは捨ててしまう人もいますが、こうして天ぷらにすることで最後まで美味しく食べることができます。しかも自分で大根を切る必要もないので、手間も少なく簡単に作ることができます。もちろん刺身のつまでなく、自分で千切りしたものを使ってもOKです。

とてもシンプルなかき揚げですので、青のりだけでなく岩塩やポン酢など様々な調味料と合います。自分のお好みの調味料で色々と楽しんでみましょう。

余りがちなおでんの大根とちくわを使った天ぷらのレシピです。おでんの大根はもともと出汁がしっかりと染みこんでいるため、味のついた美味しい天ぷらが出来上がります。外はサクサクなのに中からは出汁がジュワッとあふれ出て、他の具材で作った天ぷらでは味わえない美味しさがあります。

おでんの汁がついているとサクサクに揚がらないので、揚げる前にはしっかりと水分を拭きとりましょう。他にも卵やはんぺんなど、色々なおでんの具で作ってみるのもおすすめです。

次に紹介するメニューは、大根を海苔で巻いて揚げた人気の海苔巻き天ぷらです。海苔とあおさの風味が良く、大根との相性も抜群です。ご飯のおかずにも合いますが、お酒のおつまみとしてもぴったりのメニューです。パリパリの海苔で巻くのが大変な場合は、衣の中で巻いたり水をつけたりして少ししめらせてから巻いてみましょう。

大根を大葉で巻いて揚げた天ぷらのレシピです。中に入れた梅肉と巻いた大葉が良い味を出していて、いくらでも食べられるようなさっぱりとした天ぷらに仕上がります。

あまり加熱しすぎると大根から水分が出てしまいサクサク感がなくなってしまうので、長い時間油に入れずにさっと揚げるようにしましょう。紅大根を使うと切った時の断面が鮮やかでキレイになりますが、もちろん普通の白い大根だけでも美味しく作れます。

薄くスライスした大根でおさかなソーセージとチーズを巻いた、少し変わった天ぷらのレシピです。ホクホクした大根とおさかなソーセージが良く合い、食べ応えも抜群です。子供からも人気の高いおさかなソーセージとチーズの組み合わせが美味しく、お弁当のおかずとしても使いやすい一品です。

天ぷらをサクサクに揚げるためにはいくつかのコツがあります。まずひとつ目のコツは、食材の水分をしっかりと取り除くことです。大根はもともと水分の多い野菜ですので、しっかりと水気を拭きとっておかないとどうしてもベチャっとした天ぷらになってしまいます。

そのため、大根の天ぷらを揚げる時は衣につける前にしっかりと水分を取り除くようにしましょう。おでんの大根のように、出汁に浸しておいた大根を揚げる場合は要注意です。調味料で味がついている大根は生の大根よりもさらに水気が多いため、水分を残さないように特に気を付けましょう。

天ぷらをサクサクに揚げるふたつ目のコツは、揚げ油の温度です。天ぷらは素材によって適した温度が決まっており、この温度を守って揚げることでサクサク食感の天ぷらを作ることができます。

野菜やかき揚げなどを揚げるための油の温度は、170℃～180℃の中温が適しています。油に衣を落とした時に衣が鍋の途中まで沈んで浮き上がってくれば、揚げ油の温度が大体中温になっている目安となります。また、一度に食材を入れすぎると油の温度が下がってしまうため、油に入れる食材の量は少なめにしましょう。

天ぷらをサクサクに揚げるための3つ目のコツは、グルテンの少ない小麦粉を衣に使うことです。グルテンとは小麦粉に含まれているタンパク質が作りだす粘り気のある物質で、水と混ぜることによって発生し衣をべたべたにする原因となります。

グルテンを発生させないコツは、なるべく低温にすることと混ぜすぎないことです。そのため、夏場などは衣作りの水は冷やしておくことをおすすめします。混ぜる時もしっかり混ぜすぎるとグルテンが出てべたつく原因となってしまうので、ダマが残る程度にさっと混ぜるようにしましょう。

最近では簡単に衣が作れる天ぷら粉も売られているので、そういったものを利用するのもひとつの手です。市販の天ぷら粉は小麦粉のタンパク質を減らして作られているため、グルテンの量も少なく粘り気が出にくくなっています。そのため、誰が使ってもサクサクの天ぷらが作りやすく、料理が苦手な人には特におすすめです。

大根の天ぷらの人気レシピをまとめました。大根の天ぷらはあまりメジャーなメニューではありませんが、一度作るとその美味しさに病みつきになること間違いなしです。

大根自体にはもともとそれほど味がないため、天ぷらにする時にも色々な味付けでアレンジを楽しむことができます。本記事で紹介した天ぷらの揚げ方を参考に、ぜひサクサクの美味しい大根の天ぷらを作ってみてください。