千林商店街で大阪グルメを食べ歩こう！アクセス・おすすめメニューは？

「大阪は商店街がアツい！」といった話を聞いたことがある方も少なからずいるでしょう。大阪には全国的にも有名な商店街が幾つもあり、それらの商店街はいつも多くの人々で賑わっています。商人の街で生まれた人々の血がそうさせるのか、この活気の良さはまさに大阪ならではといったところでしょう。

そうした有名商店街の中でも、これまた高い知名度を誇るのが本記事で紹介する「千林商店街」です。数多くの個人商店が立ち並ぶ個性的な商店街に、本記事ではスポットを当ててみました。ここでしか味わうことのできない絶品のグルメを数多くPICKUPしましたので、最後までしっかりとチェックしていきましょう！

千林商店街は、大阪市旭区にある商店街の名称です。天満橋筋商店街や駒川商店街と共に、大阪を代表する商店街の1つとして知られています。地方では大手ショッピングモールの進出によって、昔ながらの商店街が次々に寂れていく「ドーナツ化現象」が問題視されていますが、こと大阪に関してはその心配は全くないようです。

千林商店街は「日本一元気な商店街を目指す」といったテーマを掲げています。元気な人が集まる場所には自然と人の足も向くモノです。千林商店街はいつも活気に満ち溢れているのは、このテーマが根底にあるからなのかも知れません。

千林商店街を訪れたら、一にも二にも食べ歩きがおすすめです。千林商店街は目移りしてしまう程にグルメスポットが豊富で、宛もなく食べ歩いているだけで充分に愉しむことができます。商店街の定番であるコロッケ屋や喫茶店などはもちろん、クレープからホットクまで、ありとあらゆるジャンルを網羅することができます。

もちろん、大阪名物であるたこ焼きや昼飲みにおすすめの大衆酒場まで、そのフォロー範囲は想像を絶するレベルです。商店街をふらつくといった行為がなかなか難しくなりつつある中で、千林商店街の様な存在は非常に大きなモノであるといえるでしょう。

千林商店街には名物といわれるたこ焼き屋があります。それがこの「たこ兵衛」です。千林商店街の中でも1、2を争う程の知名度を誇るこのたこ焼き屋は、その味わいもさることながら圧倒的な低価格で知られています。一般的なたこ焼きといえば1パックで500円前後が相場ですが、こちらのたこ焼き10個で200円という激安価格で販売されています。

それ故、お店にはいつも大勢のお客さんが押し寄せています。それでいて味も抜群とくれば、このお店が流行らない訳がありません。千林商店街の看板店の1つ「たこ兵衛」は、大阪市民にこよなく愛される庶民派のたこ焼き店でした。

千林商店街と肩を並べる人気と知名度を誇る天満橋筋商店街。その天満橋筋商店街で人気のお蕎麦屋さんがこちらの「大一そば」です。千林商店街の大一そばはこちらの支店だそうで、取扱う商品はどれも天満橋筋商店街店と同じモノとなっています。

大一そばでは、美味しい蕎麦やうどんを立食価格で食べることができます。うどん＆そばは180円から販売されており、丼モノも340円とかなりのお手頃価格となっています。また、サイドメニューにピッタリの手造りおにぎり（1個100円）や、自家製びっくりいなり（120円）などなど、どれもボリューム満点な上に格安です。

千林商店街にある「ロリアンクレープ」は、堺市や尼崎市にも店舗を構える関西で人気のクレープ店です。季節ごとの限定クレープやドリンクなど、飽きさせることのない豊富なラインナップがこのお店の特徴です。中でもおすすめは夏季限定のわらび餅シリーズで、優しい味わいがクレープと抜群の相性を誇ります。

千林商店街のホットク専門店 トワヨは、あの大人気韓流フード「ホットク」を販売するお店です。このホットクは、東京や大阪のコリアタウンで現在大人気となっている一品で、どの店舗でも常に行列ができるほどの人気となっています。

トワヨのホットクは、モチモチとした食感とさっぱりとした味わいが特徴です。「毎日でも食べられる」との評判で　遠方からもわざわざ買い求めに来る人がいる程となっています。電話注文や通信販売も可能ですので、食べてみたいという方は、この機会に一度購入してみてはいかがでしょうか？

千林商店街の名物となっているのが、こちらのコロッケ専門店「コロッケや」です。各種コロッケをメインに他の揚げ物やサラダなどを販売しています。普通のコロッケやゴボー、ナンキン、野菜、コーンとバターのコロッケ、牛肉タップリの肉コロッケなどなど、どれもボリュームは満点です。

こちらの手羽先番長は、宮崎県に本店を置く唐揚げの専門店です。2011年には南九州のB級グルメコンテストでグランプリを獲得するなど、九州屈指の人気唐揚げ店としてその名を知られています。千林商店街に出店後はたちまち評判となり、今や千林商店街の中でも指折りの人気店となりました。

取扱う商品も豊富で、看板メニューの唐揚げをはじめチキン南蛮やフライドポテトなど、さまざまなメニューを用意しています。また、店内では立呑も可能となっているので、唐揚げをつまみに一杯引っ掛けたい方にもおすすめです。

続いてのおすすめグルメは和菓子です。こちらの「おもちCafe＆バル 柳屋」は、その名の通りおもちを使用した和菓子とドリンクを楽しめるカフェ＆バルです。「和菓子なのにバル？」と、頭にはてなマークを浮かべた方も少なくないでしょうが、これがまたお酒にも意外とよく合うのだとか。

実はこの柳屋は、過去に全国菓子工芸大品評会で名誉金賞を受賞したことがある、業界屈指の名店なのです。それほどの老舗店が手掛ける和菓子を、こだわりのコーヒーやお酒と共に心行くまま愉しむことができます。これまで数多くのグルメファンを唸らせてきた、その至高の味わいをじっくりと堪能しましょう。

続いてのおすすめは、千林商店街の名物喫茶「コーヒーショップABC 地下西店」です。落ち着いた雰囲気が特徴であるこちらは、千林商店街の中でも老舗として知られる喫茶店です。千林商店街通の中でもファンが多いことで知られており、多くの人々の憩いの場となっております。

こちらのお店はスイーツに定評があり、名物である手作りケーキは洋菓子店顔負けの深い味わいを楽しむことができます。また、洋菓子の他に食事系メニューも多数取り揃えているので、ランチとしての利用もおすすめです。

続いては、千林商店街にある老舗の大衆酒場「丹倉」です。こちらは昭和29年創業と千林商店街の中でも老舗の居酒屋で、おでんやどて焼き、湯豆腐にお造りと、さまざまな料理を取り揃えています。

また、地酒の種類も豊富で、久保田や越乃寒梅、雪中梅や立山など、その数は最低でも20種類以上にも登ります。これらを正一合600円までの値段で提供するのですから、かなり良心的な価格設定です。季節の一品料理もあり、お酒抜きでの食事も可能と、ここ丹倉はまさにグルメファンにはうってつけのお店と言えそうです。

続いてのおすすめ飲食店は、炭火焼鳥をメインにさまざまな料理を提供する「炭火焼鳥 大和肉鶏 匠」です。千林商店街の中でも一際おしゃれで目を惹くこちらでは、新鮮な鶏料理を堪能することができます。奈良県から新鮮な朝びき鶏を毎日直送し、店内で捌いた上で提供しています。それ故に、匠の鶏肉はとにかく鮮度が抜群です。

鮮石州瓦を使った「名物 瓦焼」は遠赤外線効果で中味がふっくらとした鶏に焼き上がります。島根県かじか農園直送の生本わさびを使ったスープ鳥茶漬けも絶品です。鶏料理が好き方はぜひ一度足を運んでみましょう。

続いてのおすすめ点は、旨味感MAXなタピオカドリンクが楽しめる「友茶YOUCHA」です。千林商店街店は未だオープンして間もないですが、既に関西圏では安定した人気を博しているお店です。20種類以上のドリンクメニューの中から、これぞといった一杯をチョイスすることができます。

最後に紹介する千林商店街のおすすめ飲食店は「ライオンカレー」です。こちらは大阪のグルメファンなら知らぬものはいないとまで言われる、大人気のカレーショップです。名物のハラミカレーは文字通りの絶品で、ヤミツキ必至の激ウマな味わいが楽しめます。

千林商店街では定期的にイベントが開催されています。商店街のイベントはそれほど珍しくありませんが、こと千林商店街に関しては、その頻度や内容が他の商店街とは桁外れで、純粋にイベントそのものを愉しむことができます。これだけ見どころがあるイベントを企画できるのは、千林商店街位なものでしょう。

千林商店街の掲げるテーマ「日本一元気な商店街にする」を達成する為に、千林商店街では全員が一丸となっての集客戦略を行っています。活気溢れる商店街にするためには、一体何が必要なのか？それを全員が考えて全員が実行するというのが、千林商店街のやり方なのだそうです。

千林商店街へのアクセスですが、最寄り駅は大阪メトロ谷町線千林大宮駅、京阪本線千林駅、京阪本線森小路駅の3つになります。特に京阪本線千林駅は千林商店街の目と鼻の先となっていますので、電車で訪れる際にはこちらを利用すると良いでしょう。

千林商店街周辺には、数は多くないものの駐車場が幾つか用意されています。ただし、週末となるとかなりの人がこの千林商店街に訪れますので、必ずしもスムーズに駐車できるわけではありません。ですので、予め周辺の駐車場が何処に在るのか？把握しておくことをおすすめします。

大阪屈指の商店街である千林商店街のグルメ情報をまとめました。活気溢れる商店街として、常に多くの人々が集まる千林商店街。ぜひ一度皆さんも足を運んで、名物グルメに舌鼓を打ってください！