さつまいもとひき肉の人気レシピ！作り置きに便利なコロッケや丼メニューも

ひき肉は根菜との相性が良く、さつまいもとの相性も抜群です。一部には「さつまいもは他の野菜に比べても甘みがあるから、ご飯のおかずには使いづらい…」という声もありますが、ひき肉と合わせることでご飯にぴったりの絶品おかずに仕上げることができます。

本記事ではさつまいもとひき肉を使った人気レシピを、「和風おかず」「洋風おかず・その他」「主食」の3つのジャンルに分けて紹介します。さつまいもがあるけれど使い道がイマイチ分からなかったり、ひき肉が微妙に余ってしまった際などは、ぜひこれらのレシピを参考にしてみてください。

【材料】

• さつまいも 1本（300g）
• 豚ひき肉 150g
• にんじん 1/2本
• A 砂糖 大さじ1
• A 酒 大さじ1
• A 醤油 大さじ1と1/2
• A みりん 大さじ1
• 唐辛子（輪切り） 適量
• ごま油 大さじ1
• 白ごま 適量

1. さつまいもはよく洗っておきます。
2. にんじんは5mm幅の輪切りにし、さらに6～7mm長さの細切りにします。
3. さつまいもを皮つきのママ5mm幅の輪切りにします。
4. 3をさらに6～7mmの長さの細切りにして水にさらします。
5. フライパンにごま油をひいて中火に熱し、ひき肉をポロポロになるまで炒めます。
6. にんじんとさつまいもを加えて3分ほど炒め合わせます。
7. 全体に火が通ったらAと唐辛子を加えて、汁気がなくなるまで炒めたら完成です。

作り置きも可能なさつまいもとひき肉のきんぴらです。汁気がなくなるまでしっかりと炒めることで味がしっかりと染みこみ、甘辛い味がご飯のおかずにぴったりです。冷蔵庫で3日ほど保存が可能ですので、多めに作っておくとお弁当のおかずなどに利用できて便利です。

【材料】

• さつまいも 300g
• 鶏ひき肉 150g
• いんげん 10本
• しいたけ 4房
• エリンギ 100g
• A だし汁 300cc
• A 醤油 大さじ2
• A みりん 大さじ1
• A 塩 小さじ1/2
• 片栗粉 大さじ1
• 水 大さじ2

1. さつまいもは半月切り、他の具材は適当な大きさに切ります。
2. 鍋にいんげん以外の具材とAを入れて軽くかき混ぜます。
3. ホットクックにセットし、自動メニューの「肉じゃが」で調理します。
4. 調理風量の2分前にいんげんを加えます。
5. 水溶き片栗粉を入れて全体をよく混ぜ、器に盛りつけて完成です。

とろとろのあんが美味しいさつまいもとひき肉の甘辛あんかけです。さつまいも以外にも野菜がたっぷり入ったボリュームのあるメニューで、副菜はもちろん主菜としても使えます。そのまま食べても美味しいですし、ご飯にかけて丼にするのもおすすめです。動画ではホットクックを利用していますが、もちろん普通の鍋やフライパンでも調理できます。

【材料】

• さつまいも 1/2本
• 薄力粉 少々
• 天ぷら粉 100g
• 水 160ml
• 豚ひき肉 150g
• えだまめ 50g
• えのき 1/3房
• A すりおろしにんにく 少々
• A 塩コショウ 適量
• A 片栗粉 大さじ1
• B 醤油 大さじ2
• B みりん 大さじ2
• B 砂糖 大さじ1
• 水溶き片栗粉 少々
• 白いりごま 適量
• 黒いりごま 適量

1. さつまいもは皮ごと5mmほどの厚さに輪切りにします。
2. 1を10分ほど水にさらしたら、キッチンペーパーなどで水気をしっかりとります。
3. 枝豆は食感が残る程度に細かく刻み、えのきも細かく刻んでおきます。
4. ひき肉に3とAを加え、粘りがでるまでよく混ぜ合わせます。
5. 2の片面に片栗粉をまぶし、半量に4をのせます。
6. もう半量を上からかぶせてひき肉をはさみます。
7. 天ぷら粉と水をあわせて6をくぐらせます。
8. 170℃の油で7を揚げます。
9. 5分ほど揚げて竹串がささるくらいに柔らかくなったら取りだします。
10. Bをあわせてレンジで30秒ほど加熱し、水溶き片栗粉を加えて混ぜます。
11. 9に10を塗り、白ごまと黒ごまを振りかけたら完成です。

ひき肉をさつまいもではさんだはさみ揚げのレシピです。居酒屋で出てくるようなメニューで、お酒のおつまみにもぴったりです。タレをつけて食べるのも美味しいですが、塩だけでも十分美味しく食べられます。油で揚げるのが面倒な場合は、片栗粉をまぶして揚げ焼きにしても作ることができます。

ネギをたっぷりと使ったさつまいものおやきです。両面をこんがり焼くと外側のカリカリ感と内側のホクホク感を同時に楽しめます。さつまいもはゆるすぎると成型しづらいので、茹ですぎないように注意しまそしょう。逆になめらかさが足りなかった場合は、牛乳を少し入れて調整することができます。

さつまいもの甘みと鶏ひき肉の旨みが口中に広がる、簡単な落とし揚げのレシピです。さつまいもをあらかじめレンジで加熱しておくことで、揚げ時間を短縮することができます。ケチャップやソースをかけても美味しいですし、大人用には辛子醤油などをつけるのもおすすめです。一口サイズで食べやすく、お弁当のおかずにもぴったりです。

さつまいもとひき肉だけで作れる甘辛味の旨そぼろです。にんにくがきいたご飯の進む味で、冷蔵庫に何もない時のおかずに役立ちます。さつまいもの他にも冷蔵庫の余り野菜を一緒に使っても美味しく、さらにボリュームアップしたおかずにすることもできます。

【材料】

• 鶏ひき肉 150g
• さつまいも 1/2本
• 牛乳 200cc
• チーズ 50g
• 小麦粉 大さじ1
• オリーブオイル 小さじ4
• 塩コショウ 少々

1. さつまいもを8mm幅のいちょう切りにし、10分ほど水にさらしておきます。
2. さつまいもの水気をよく切り、弱火で8分ほど蒸します。
3. フライパンにオリーブオイルをひいて中火でひき肉を炒めます。
4. 塩コショウを振ってひき肉の色が変わったら小麦粉を加えます。
5. 粉っぽさがなくなったらさつまいもを加えてさっと炒めます。
6. チーズと牛乳をあわせてソースを作ります。
7. 耐熱容器に5を入れて上から6のソースをかけます。
8. あらかじめ温めておいたトースターで10分ほど焼いたら完成です。

牛乳で作る優しい味わいのさつまいもとひき肉のミルクグラタンです。生クリームなども必要なく、家にあるような材料だけでパパッと作ることができます。塩コショウのみのシンプルな味付けですので、ひき肉の旨みとさつまいもの甘みが引き立ちます。物足りない場合はコンソメなどを入れて味を調整してみるのも良いでしょう。

【材料】

• さつまいも 1/2本
• しゅうまいの皮 10枚
• 合いびき肉 30g
• 卵 1個
• 塩 少々
• 粒コショウ 少々
• グラニュー糖 少々
• 揚げ油 少々

1. 輪切にしたさつまいもをレンジで加熱し、形がなくなるまで潰します。
2. フライパンにひき肉と塩、粒コショウを入れて炒めます。
3. 2をさつまいもに加えて混ぜます。
4. 卵と塩を加えてさらに混ぜます。
5. 4を10等分してしゅうまいの皮で包みます。
6. 180℃に熱した油できつね色になるまで揚げます。
7. 器に盛ってグラニュー糖を振りかけたら完成です。

カリカリに揚げた皮が美味しい、さつまいもとひき肉のしゅうまい包み揚げです。最後にグラニュー糖をまぶすことで、子供のおやつとしても使えます。おかずとして食べる時はグラニュー糖はかけなくても大丈夫です。ご飯のおかずには少し甘いと感じる場合は、醤油やラー油などをつけて食べるのもおすすめです。

中から溶け出すチーズが美味しいさつまいもコロッケのレシピです。じゃがいもで作るコロッケとはまた一味違った甘みのあるコロッケで、子供から大人にまで人気があります。中に入れるチーズはどんなものでも良いので、自分の好きなチーズを色々と試してみましょう。

コロッケは衣をつけた状態で冷凍保存ができるので、多めに作って作り置きしておくと便利です。衣までつけておけばあとは揚げるだけですので、忙しい朝のお弁当作りにも活躍してくれます。

野菜がたっぷりと入ったチリコンカンです。スパイスがきいたメキシカンな味付けですが、さつまいもが入っていることで優しい味に仕上がります。野菜もタンパク質もこれひと皿でたっぷりと摂れる栄養満点なメニューです。

さつまいもとひき肉を使った韓国風のコチュジャン炒めです。コチュジャンと豆板醤の辛さがきいているので、さつまいもの甘さが苦手な人でも美味しく食べることができます。ネギや糸唐辛子などの薬味をのせればさらに大人味になり、お酒のおつまみとしても利用できます。

【材料】

• さつまいも 1本
• 豚ひき肉 150g
• 玉ねぎ 1/2個
• 生姜 1かけ
• にんにく 1かけ
• カレールウ 100g
• ご飯 適量
• 醤油 少々
• ウスターソース 少々
• バター 大さじ2
• オリーブオイル 大さじ1
• A 固形スープの素 1個
• A 水 1.5カップ

1. さつまいもはよく洗ったら皮のまま1cm角に切ります。
2. 1をたっぷりの水に10分ほどさらします。
3. 玉ねぎは粗みじん切り、生姜とにんにくはみじん切りにします。
4. フライパンにバター、オリーブオイル、3を入れます。
5. 弱めの中火で1分ほど香りが出るまでじっくりと炒めます。
6. 玉ねぎを加えて透き通るまで中火で1分炒めます。
7. ひき肉を加えて中火で3分炒め合わせます。
8. ひき肉に火が通ったら水気を切ったさつまいもを加え、中火で1分炒めます。
9. 8にAを加えて中火で10分煮ます。
10. さつまいもが柔らかくなり煮汁が少なくなったらカレールウを割り入れます。
11. 醤油とウスターソースで味をととのえます。
12. 器にご飯を盛り、出来上がったカレーをたっぷりかけたら完成です。

さつまいもがごろごろと入ったドライカレーのレシピです。市販のルーに醤油やスープの素を加えることで、いつもよりもコクのあるカレーを作ることができます。さつまいもはあまり小さく切りすぎると煮込む途中で形がなくなってしまうので、ある程度大きめに切りましょう。ご飯だけでなく、パンとあわせて食べるのもおすすめです。

さつまいもとひき肉で作る麻婆丼のレシピです。ネギやにんにくなどの香味野菜が良いアクセントになっており、こうばしい香りが食欲をそそります。少ししょっぱいダシがさつまいもの甘みと相性抜群で、ひき肉にも味が染みこんでご飯が進みます。子供が食べる場合は豆板醤は抜いて作ってあげましょう。

さつまいもとひき肉を使った、旨みたっぷりの炊き込みご飯です。炊飯前にあらかじめひき肉に下味をつけているので、米には味をつけなくても美味しい炊き込みご飯が出来上がります。レシピでは豚のひき肉を使っていますが、鶏のひき肉や合いびき肉などでも作ることができます。

野菜がたっぷり入った簡単なチンジャオロース丼です。少量のひき肉でもボリュームがある丼が作れるので、余ったひき肉の救済レシピとしても役立ちます。野菜もひき肉もすべてレンジ調理で済んでしまうため、忙しい時や1人用のランチなどにおすすめです。

さつまいものひき肉を使った人気レシピをまとめました。スイーツやおやつに活躍するさつまいもも、ひき肉と一緒に料理することで立派なメインメニューに仕上がります。また、甘みがあるため子供にも人気のレシピが多く、他の野菜も一緒に混ぜてしまえば野菜嫌いの子でも美味しくご飯が食べられます。

さつまいもとひき肉はこれだけでボリュームたっぷりなおかずが作れるので、冷蔵庫に夕飯の材料がないという時にも役立ちます。どれも簡単に作れるメニューばかりですので、これを機に一度さつまいもとひき肉を使った料理に挑戦してみてください。