スティックセニョールの人気レシピ！食べ方いろいろ！サラダや炒めにも

ブロッコリーよりも長くて菜の花とも違う、変わった野菜をスーパーで見かけたことはありませんか？それは、茎ブロッコリーとも呼ばれる「スティックセニョール」という野菜です。

本記事では、スティックセニョールを美味しく食べる人気レシピを紹介します。今までスティックセニョールの使い方がわからず購入を躊躇していた方も、ぜひ参考にしてみてください！

おすすめレシピを紹介する前に、スティックセニョールとはどのような野菜なのかを知っておきましょう。今人気のスティックセニョールに関する情報をまとめました。

茎ブロッコリーをも呼ばれるスティックセニョールは、ブロッコリーと中国の高級野菜カイランが由来のハイブリット野菜です。ブロッコリーとは親子関係ともいえる野菜は、ブロッコリーよりも花蕾部分が小さくて茎が長いの特徴になっています。

通常のブロッコリーは上部の花蕾部分のみを食べますが、スティックセニョールは茎と花蕾の両方を食べるのが一般的です。花蕾は柔らかくて茎部分はほのかに甘く、アスパラガスのような食感が楽しめます。葉っぱや茎まで美味しく食べられるのが、スティックセニョールの一番の利点です。

スティックセニョールは、年中販売されているので特に旬という季節はありません。収穫時期が長いのは、日本各地で栽培されているおかげです。寒冷地では5月から11月、温暖地では11月から3月まで栽培が可能になっています。

最も美味しいと言われているのは、11月～3月にかけて出回るものです。温暖地の熊本や静岡などで栽培されたスティックセニョールが出回ります。

茎と花蕾部分で茹で時間が違うスティックセニョールは、茹で方にコツがいります。切って調理する場合は、茎と花蕾部分を切り離して別々に茹でるのがおすすめです。

長いままスティックセニョールを味わう場合は、沸騰したお湯に茎から先に入れて茹でます。茎の部分を1～2分ほど茹でた後、花蕾部分までいれて1～2分茹でるようにしましょう。ブロッコリーよりも少し短めに茹でるのが、上手に茹でるコツです。

簡単に調理できるスティックセニョールを使って、美味しい料理を作ってみましょう。サラダや副菜にピッタリな簡単レシピを紹介します。

【材料】

• スティックセニョール：300g
• A塩：小さじ1
• A三温糖：大さじ1
• A和辛子：小さじ1
• A醤油：大さじ1
• A酢：小さじ2
• Aみりん：大さじ1
• Aだし昆布：適量

1. スティックセニョールの茎が固いようなら、皮を剥いておきます。
2. スティックセニョールを3～4cm幅に切ります。
3. 耐熱容器に入れてふんわりラップをし、600wのレンジで1分半加熱します。
4. 全体をかき混ぜて、再度1分半レンジで加熱します。
5. 水分を切って、Aの材料を入れます。
6. よくかき混ぜたら、重しをして3時間置きます。
7. 時々かき混ぜて、味ムラがないように調節しましょう。
8. 味が染み込んだら完成です。

漬物は時間がかかるイメージがありますが、こちらのレシピはわずか3時間で漬物が作れます。ピリッとした辛子の辛さを感じられる簡単漬け物です。ご飯のお供に味わってみてください。

【材料】

• スティックセニョール：1袋
• 鶏むね肉：1枚
• ラディッシュ：3個(スライス)
• いりごま：適量
• A生姜：ひとかけ(すりおろし)
• A醤油：大さじ2
• A酒：大さじ2

1. お湯を鍋一杯に沸かし、鶏肉を茹でます。
2. スティックセニョールを、切らずに茹でます。
3. いりごまをすり鉢で潰し、Aの調味料を入れて混ぜます。
4. 茹でた鶏肉を冷やし、食べやすい大きさにスライスします。
5. 器に、スティックセニョール・鶏肉・ラディッシュの順に盛り付けます。
6. 3を上からかけたら完成です。

こちらは、洋食にも合う胡麻和えレシピです。スティックセニョールに含まれるビタミンやミネラルは、鶏肉のたんぱく質を効率よく体の栄養に変えてくれる役割をします。ダイエット中や筋トレをしている方にもおすすめのレシピです。

おもてなしの前菜には、鮭のサーモンピンクとスティックセニョールの緑が鮮やかなサラダレシピはいかがでしょうか？市販のバジルソースを使用すれば、鮭とスティックセニョールを加熱するだけで簡単に作ることができます。

食材の加熱は、レンジを使用すると簡単です。耐熱のジップロックやラップのみで加熱すると、洗い物が少なくて済みます。バジルソースの他にも、自宅にある好きなドレッシングを使用してアレンジするのもおすすめです。

ワインに合うおつまみには、生ハムスティックセニョールを試してみてください。生ハムと味わいとスティックセニョールの甘みがストレートに味わえるレシピになっています。

スティックセニョール以外にも、好きな野菜や具材を巻いて楽しんでください。素材の味を楽しむために、オリーブオイルとあらびき黒コショウのみのシンプルな味付けにするのがおすすめです。

簡単に調理できるスティックセニョールは、茹で料理以外にも炒め料理にも使えます。おすすめの人気炒め料理をまとめました。

【材料】

• スティックセニョール：1袋(細かく切ります)
• 味付けホルモン：300gほど
• にんじん：1/2本(スライス)
• ミニトマト：2個
• キャベツ：1枚(ざく切り)
• ニンニク：2かけ(みじん切り)

1. フライパンに油をひき、にんにくを熱します。
2. 香り立ってきたら、にんじん・ホルモンを炒めます。
3. キャベツを、芯の部分から入れて炒めます。
4. ミニトマトを、潰しながら炒めます。
5. スティックセニョールを入れて、よく炒めたら完成です。

市販の味付けホルモンを使用した簡単炒め物レシピです。味付けはホルモンの調味料のみで済むため、料理初心者の方でも簡単に出来ます。紹介した動画では味噌味のホルモンを使用していますが、お好みで違う味付けのものでも試してみてください。

春に旬を迎える筍と炒めたソテーは、シャキシャキ触感が美味しい一品です。スティックセニョールの茎の触感を活かしたレシピになっています。ベーコンが入っているので、男性の方も満足する副菜です。

仕上げに粉チーズとタバスコをかけると、洋酒に合わせるおつまみにもピッタリな献立になります。ぜひ、色鮮やかなソテーを楽しんでください！

中華風の味付けが好きな方は、エビとスティックセニョールのオイスター炒めを味わってみてください。フライパンを使わずに、人気調理器具のルクエを使用して作る簡単料理です。

細長いルクエを使用すると、スティックセニョールをそのままの長さで加熱することができます。余分な油を使用しないので、ダイエット中の方にもおすすめの献立です。

こちらはタコと炒める洋風料理です。ニンニクとアンチョビの風味が食欲をそそる、洋酒によく合うレシピになっています。タコはレンジで加熱することで短時間で茹でられ、加熱しすぎることがなく失敗もありません。

スティックセニョールの触感を残すため、茹で時間は短めにするのがコツです。写真のようにスティックセニョールの長さそのままで使うとおしゃれですが、子供や高齢の方が食べる場合は小さく切って調理するようにしてください。

ガーリックが好きという方は、スティックセニョールのペペロンチーノレシピはいかがでしょうか？軽く茹でた後、ニンニク・鷹の爪・塩・オリーブオイルで炒めるだけの簡単メニューです。お好みでベーコンなどを合わせると、より食べ応えがあるレシピになります。

この味付けで、パスタにアレンジするのもおすすめです。優しい甘味のスティックセニョールはパスタとの相性も良く、美味しく味わえます。

その他にも、スティックセニョールを使用した美味しい料理が多くあります。自宅で作りやすい人気レシピを集めました。

【材料】

• スティックセニョール：4本
• 豚ばら肉：4枚
• 塩：少々
• ブラックペッパー：少々
• 生クリーム：100g
• とろけるチーズ：40g
• パセリ：適量
• チキンコンソメ：1/4個
• ソース用ブラックペッパー：少々

1. 沸騰したお湯に塩を入れ、スティックセニョールを茎からサッと茹でます。
2. スティックセニョールに、豚バラ肉を巻きます。
3. フライパンに巻き終わりを下にして並べ、蓋をして焼きます。
4. 色が変わってきたらひっくり返し、蓋をして両面焼きます。
5. 塩コショウをして味付けをし、器に盛り付けます。
6. フライパンに生クリーム・コンソメを入れて、混ぜながら加熱します。
7. コンソメが溶けたら、チーズを入れて混ぜながら溶かします。
8. ブラックペッパー・パセリを加え、とろみがつくまでかき混ぜます。
9. 8を5にかけたら完成です。

アスパラを使った料理でおなじみの豚肉巻きを、スティックセニョールでも味わってみてください。手作りホワイトソースで味わう肉巻きスティックセニョールは、お店のメニューのようなおしゃれな献立になります。

シンプルな料理で味わいたいのなら、スティックセニョールの天ぷらがおすすめです。歯ごたえがある茎部分と、フワフワした食感の花蕾部分がそれぞれ違う味わいで楽しめます。下茹でする必要もないので、面倒な手間もありません。

揚げ方は、アスパラなどを揚げる時と同じです。冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしても重宝します。他の野菜や具材と合わせて、天ぷら料理のレパートリーに加えてみてください。

イカと合わせたパスタレシピは、春にピッタリの献立です。温暖地で育ったスティックセニョールが出回る春先にぜひ試してみてください。ペペロンチーノ風の味付けで味わうパスタは、素材の味を存分に感じることができる絶品パスタです。

旬のイカは生のものを捌いて使用するのがおすすめですが、冷凍イカなどを使用しても美味しく作ることができます。魚介類との相性も良い野菜のため、魚介ミックスなどを使ってシーフードパスタにアレンジしても美味しく仕上がります。

寒い季節には、豆腐と味わうスープでスティックセニョールを楽しんでみてはいかがでしょうか？ビタミン・ミネラルが豊富なスティックセニョールは、風邪予防にも最適です。鍋で煮込むだけの簡単料理で、夜食としても重宝する献立になっています。

豆腐の他にも、冷蔵庫の残り物を煮込んで鍋料理にアレンジしても美味しく味わえます。ぜひいろいろな食材と合わせて、ビタミンたっぷりスープを味わってください。

日本各地で栽培されているスティックセニョールは、年中手にいれやすい食材です。いろいろなレシピが紹介されている中で、簡単に作れるものを厳選して紹介しました！気になるレシピは見つかりましたか？

こちらで紹介したレシピ以外にも、美味しい食べ方ができるレシピが多数あります。ブロッコリーやアスパラの美味しさが同時に楽しめるスティックセニョールを、ぜひいろいろな料理で味わってみてください！