パウンドケーキの保存方法と保存期間!しっとり美味しく保つには?

パウンドケーキの保存方法と保存期間について徹底解説します!常温が良いのか?冷蔵庫で冷やすのが良いのか?冷凍保存は?といった疑問に1つずつ答えて行きます。賞味期限切れのパウンドケーキは食べて良いかについても解説するので参考にしてください!

パウンドケーキの保存方法と保存期間!しっとり美味しく保つには?のイメージ

目次

  1. 1パウンドケーキの保存について徹底解説!
  2. 2パウンドケーキの保存は常温がおすすめ
  3. 3パウンドケーキは夏場なら冷蔵庫保存がいい?
  4. 4パウンドケーキは冷凍保存ができる
  5. 5市販と手作りのパウンドケーキの賞味期限や日持ち
  6. 6パウンドケーキを上手に保存して美味しく食べよう!

パウンドケーキの保存について徹底解説!

子供から大人まで幅広く人気のあるパウンドケーキ。フランスの家庭から広まった簡単に作れる焼き菓子のため、手作りする人も多いかもしれません。プレーンだけでなく、フルーツ、紅茶、チョコレートなど様々な具材でアレンジできるので、市販の人気商品も数多く存在します。しかし、一度に食べ切れない場合は保存方法に悩むこともあります。

常温で良いのか?冷蔵が良いのか?保存期間は?など考え出すと良く分からないという人もいるでしょう。そこで本記事では、パウンドケーキの保存について徹底解説します。保存環境や期間、美味しく食べるコツ、市販品の賞味期限など、気になる疑問をすべて解決します。ぜひ参考にしてください。

パウンドケーキの保存は常温がおすすめ

パウンドケーキは、基本的に常温保存が最もおすすめです。しかし、作った後にそのまま放置しておいて良いのか?というとそうではありません。具体的な保存方法やしっとりと美味しく食べるコツを紹介しましょう。

常温保存がおすすめな理由

パウンドケーキを手作りしたり買ってきた場合は、基本的に常温で保存するのがおすすめです。パウンドケーキは、他のスイーツと比較してバターや砂糖が多く使われています。そのため傷みにくく、日持ちするのが特徴です。常温というのは、25℃以下の室内を意味します。特に日当たりが良い場所はおすすめできないので注意して下さい。

ただし、バナナやリンゴなど水分を多く含む材料を使ったパウンドケーキは、プレーンほど日持ちしないので気を付けましょう。砂糖やバターを少なくしたパウンドケーキも傷みやすいです。ブランデーやラム、日本酒を使うと逆に長持ちします。

手作りの場合は、生地の中に含ませたり、焼いたあとに表面に塗ると良いでしょう。味が染みていっそう美味しくなります。

常温の保存方法

市販のパウンドケーキで既にカットして個別包装されているものは、そのままで良いでしょう。そうでない場合は、スライスしてラップでピッタリと包んでください。乾燥剤もそのまま使いましょう。手作りの場合は、焼いたあとすぐに型から外して粗熱を取ります。

その後ラップで包みますが、しっとり感を残したい場合は熱いうちにラップをして蒸気を閉じ込めるのがコツです。理想はカットせずに保存することです。その方が乾燥しにくくてしっとり感が残るのでおすすめです。

食べやすくカットする場合は、1枚ずつラップをしてその上からアルミホイルで包むと匂い移りも防げて保存状態が良くなります。市販品でも手作りでも必ず密閉容器に入れてください。焼いたあと、型から外さないで放置しておくと、型に残った水分がカビの原因になるのでおすすめしません。

パウンドケーキの保存は、乾燥させないことが大きなテーマになります。空気を遮断するために密閉することがとても大切と認識しましょう。また、何度もカットして食べていると、包丁で切ったところや指が触れた場所が傷みやすくなります。特に暖かい季節に常温保存する場合は注意しましょう。

常温の保存期間

パウンドケーキは焼き上がってから1~3日置くと味が馴染んで美味しくなります。しかも常温保存はバターと小麦粉が良く馴染むのでおすすめです。そのまま1週間は大丈夫でしょう。季節やものによっては2週間くらいまで良いのですが、早い方が安心です。

生のフルーツを使ったパウンドケーキは、3~4日で食べ切るのが良いと考えてください。

パウンドケーキは非常に日持ちが良いケーキです。プレーン、ないし乾燥もの(クルミやドライフルーツ)を入れただけの物だと常温でも1~2週間は問題ありません。

常温保存の注意点

ドライフルーツや栗などであれば良いのですが、生のフルーツが入っているものは傷みやすいので注意しましょう。糖分カットのヘルシーなパウンドケーキも傷みやすいので、早めに食べ切るようにしてください。手作りのパウンドケーキなら生地に洋酒を混ぜたり、焼いたあとに酒入りのシロップを表面に塗ると日持ちするようになります。

昨今は、夏ではなく梅雨時期や春でも気温が25℃を超えることが珍しくないので、保存場所の温度チェックもしっかりと行いましょう。

パウンドケーキは夏場なら冷蔵庫保存がいい?

パウンドケーキは冷蔵庫で保存することも出来ます。しかし常温保存ほどはおすすめできません。どうしても仕方ない場合に限って冷蔵庫で保存、という条件付きになります。その具体的な保存方法や期間、冷蔵保存後に美味しく食べるコツも見ていきましょう。

夏場の常温保存はおすすめできない

パウンドケーキを冷蔵庫で保存すると、バターが固くなり食感と風味が損なわれるため、あまりおすすめできません。しかし、夏場など気温が高い場合、常温保存は危険なので冷蔵しましょう。ただ、バナナ入りの場合は冷蔵庫に入れても固まらず、食感を美味しいまま維持できるのでおすすめします。

冷蔵の保存方法

パウンドケーキを冷蔵庫で保存する場合も、常温と同様ラップで包みます。その上でタッパー容器やコンテナー式などの密閉容器に入れて冷蔵庫に入れましょう。適当な容器がない場合は、100均に行くと様々な形と大きさの商品が数多く売られています。冷凍できるものもあるので探してみてください。

冷蔵の保存期間

冷蔵庫での保存期間は、1週間が目安です。生のフルーツを使用しているパウンドケーキは3~4日と考えてください。ただし、冷蔵庫の中は乾燥しやすく、パウンドケーキがパサパサになって美味しくなくなる恐れがあります。ゆえに、出来るだけ早くに食べ切るようにしましょう。

冷蔵保存後に美味しく食べるポイント

冷蔵庫で保存しているパウンドケーキは、食べる2~3時間前に取り出して常温に戻すようにしましょう。その方がしっとりしてふわふわの食感を楽しめます。どうしてもすぐに食べたい場合は、電子レンジかオーブントースターで10~20秒を目安に軽く加熱してください。

パサつき感が気になる場合は、シロップや生クリームを塗ってしっとりさせると良いでしょう。

パウンドケーキは冷凍保存ができる

パウンドケーキは冷凍保存も可能です。冷凍保存する方法や期間、美味しく解凍するためのコツを詳しく紹介しましょう。

冷凍保存がおすすめな理由

パウンドケーキは、常温保存が最もおすすめですが、長期間保存したい場合は冷凍も可能です。冷凍保存すると作りたての風味がそのまま維持され味が落ちません。パウンドケーキを一枚ずつスライスしておけば、食べたい時に食べたいだけ解凍することができて便利でしょう。

市販のカステラ同様、パウンドケーキだって冷凍しても大丈夫です。常温での保存がいちばんと言っても、冷凍したものとの味の違いがわかるのはほんの一握りの超グルメな舌を持つ人だけでしょう。

冷凍の保存方法

パウンドケーキの冷凍方法は、焼いたらすぐに型から外します。切り分ける場合は、ここですぐにカットしてください。一枚ずつパウンドケーキをカットしておく方が、食べる時に好きな分だけ解凍できるので便利でしょう。解凍する時に粗熱が取れたらラップをして密閉容器に入れてから冷凍庫に保存します。

冷凍の保存期間

パウンドケーキの冷凍保存期間は、1ヶ月が目安です。ただし、密閉が不十分な場合は乾燥が進んでパサパサになって美味しくなくなるので注意しましょう。パウンドケーキをラップにかける時にしっかり空気を抜いてピタッとつけるのがポイントです。

密閉容器の蓋が開いていないか良く確かめてから冷凍庫に入れましょう。あまり長く冷凍保存するとパウンドケーキが冷凍焼けして美味しくなくなるので注意が必要です。

美味しく解凍する方法

パウンドケーキを冷凍保存したら上手く解凍することが大切です。基本的に自然解凍がおすすめです。冷凍庫からパウンドケーキを取り出したら、そのまま常温で溶けるまで待ちましょう。パウンドケーキの厚さや室温にもよりますが、早ければ20~30分、遅くても1~2時間で溶けるでしょう。

パウンドケーキは少し冷えた状態で食べるのもおすすめです。冷凍保存ならではの食感を楽しんでください。一旦パウンドケーキを冷蔵庫に入れて段階的に解凍しても構いません。電子レンジで解凍するのも悪くないのですが、加熱しすぎるとパサパサに乾燥してせっかくの味が台無しになる恐れがあるのでおすすめしません。

市販と手作りのパウンドケーキの賞味期限や日持ち

パウンドケーキの賞味期限はどれくらいなのか、具体的に見ていきましょう。市販と手作りに分けて紹介します。市販のパウンドケーキは、メーカーによってずい分開きがあります。手作りの場合も、材料に使うものによって賞味期限は異なってきます。また、賞味期限が切れたパウンドケーキは食べられるのか、についても解説します。

市販のパウンドケーキの賞味期限

市販のパウンドケーキの賞味期限を見ていきましょう。基本的に未開封、25℃以下で常温保存した場合と考えてください。
 

市販のパウンドケーキの賞味期限
神戸スイーツ 3週間
小布施堂 15日
足立音衛門 約1ヶ月
長靴をはいた熊 9日
烏骨鶏本舗 90日
クリエグリエ 120日
キルフェボン 2週間
マーロウ 冷蔵で1週間
パブロフ 2週間
ゴンドラ 約3週間
タカナシミルク 30日
帝国ホテル 冷凍で2ヶ月


 

手作りのパウンドケーキの日持ち

手作りのパウンドケーキの賞味期限を材料別に紹介しましょう。秋~春に常温で保存した場合と考えてください。夏は常温保存をおすすめしません。
 

手作りパウンドケーキの賞味期限
プレーン 1~2週間
ドライフルーツ 1~2週間
バナナ、リンゴなどの生のフルーツ 2~3日
生クリーム 1~2日
チョコレート 10日

賞味期限切れでも食べて大丈夫?

冒頭でも触れましたが、パウンドケーキは比較的バターと砂糖を多く使用するため傷みにくい特徴があります。そのため、少しくらいであれば賞味期限を過ぎたパウンドケーキを食べても問題がないといえそうです。パウンドケーキの語源は、重さの単位のポンドに由来します。フランスの一般家庭で作られたのが始まりです。

パウンドケーキの材料は、小麦粉、卵、バター、砂糖という非常にシンプルなものです。このすべての材料をそれぞれ「1ポンドずつ」使って作ることから、パウンドケーキと呼ばれるようになりました。1ポンドは約450gですから、それだけのバターと砂糖を使うとなると、かなり甘くてコクも出ます。

もちろんたとえ話なので、必ずしもこの配合で作るわけではありませんが、それくらいバターと砂糖の含有量が多いということです。手軽さと日持ちすることが好まれて、世界的な広がりを見せたといって良いでしょう。特に子供が多い家庭なら、多めに作っておいておやつに出すと楽ですし、食べなければ冷凍保存もできます。

これらの背景から、パウンドケーキは、賞味期限が過ぎてもすぐには処分せず、そのまま食べる人が少なくありません。パウンドケーキを食べればわかりますが、時間が経っても明らかに味が落ちるというものではありません。なかには数カ月経過したものを食べたという人もいます。

ただし、これには、常温で未開封、密閉状態で保存していることが大前提になります。高温多湿だったり、密封されていない場合は危険ですし、カビが生えたり、糸を引いていたり、酸っぱい異臭がしたら直ちに処分しましょう。市販のパウンドケーキには、一般的に賞味期限が設けられています。賞味期限の定義は、美味しく食べられる期限です。

通常、パウンドケーキに代表される焼き菓子など、長期間日持ちする商品に使われます。一方、似た言葉に消費期限があります。これは、比較的短期間で食べられなくなるものに使われ、期限を過ぎたら食べない方が良いとされるものです。

パウンドケーキの袋に記載されている賞味期限が過ぎたからといって、すぐに捨てなければならないものではないのです。ちなみに、手作りの場合、薄力粉やドライフルーツなど材料の賞味期限を大幅に過ぎたものを使っているケースも少なくないようです。そしてその感想の多くは、とても美味しかった、というものです。

もちろん、賞味期限は守るのが前提です。それを超えたパウンドケーキを食べることは推奨はできません。もし食べるとしたら自己責任ですし、くれぐれも常温、未開封、密封状態で保存してあることを確認してください。

パウンドケーキを上手に保存して美味しく食べよう!

パウンドケーキの保存方法や賞味期限についてまとめました。パウンドケーキは傷みにくい焼き菓子のため、常温保存が可能です。長期間になる場合は、冷凍保存が好ましいでしょう。パウンドケーキは乾燥するとパサパサになってせっかくの味が台無しです。

ふんわり、しっとりしたパウンドケーキならではの食感を保つためには、ラップやアルミホイルで包んで密閉容器に入れるのがおすすめです。市販のお気に入りや手作りのパウンドケーキを美味しく楽しむために、ぜひ保存して適切な保存方法を選択してください。

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