とんかつ肉の人気レシピ！簡単に柔らかくするコツから活用アレンジも！

厚みのあるカットで食べごたえ満点のとんかつ肉は、定番のとんかつやカツ丼などをはじめ、さまざまな料理に使用することができるお肉です。本記事ではこのとんかつ肉を使った人気料理のレシピをまとめてみました。定番料理をはじめ、お弁当にピッタリの料理やアレンジ料理など、覚えておきたい人気レシピを紹介します。

とんかつ肉を柔らかくする為には、筋切りを行う必要があります。やり方は簡単で、1〜2cm程度の感覚で肉に包丁をスッと入れ、繊維の中にある筋を断ち切ってください。これだけでとんかつ肉が一気に柔らかくなります。

続いては肉叩きを使ってとんかつ肉を叩いていきましょう。肉の赤身と脂身の間に包丁で差込を入れたら、肉叩きでとんかつ肉を満遍なく叩いていきます。こうすることで料理を仕上げた際に段違いの柔らかさとなります。

この肉たたきは、とんかつ肉に限らずさまざまな部位に効果を発揮します。肉が柔らかくなると仕上がりにも大きなプラス効果となりますので、固い肉を調理する際には忘れずに処理を行いましょう。

【材料】

• とんかつ肉…2枚
• 塩…少々
• こしょう…少々
• 薄力粉…大さじ1
• 玉ねぎ…1/2個
• サラダ油…大さじ1/2
• にんにく…1片

• みりん…大さじ1/2
• 醤油…大さじ1と1/3
• 酒…大さじ1
• 砂糖…大さじ1
• おろしにんにく…小さじ1/2
• 中濃ソース…大さじ1と1/2

1. とんかつ肉を叩いて筋を取り除く。
2. にんにくは薄切り、玉ねぎも1cmの薄切りにする。
3. 厚切り豚ロースは塩とこしょうで味付けをして、薄力粉をまぶす。
4. Aの調味料は混ぜ合わせておく。
5. 熱したフライパンに油とにんにくを入れる。
6. にんにくが色づいたら取り出す。
7. とんかつ肉を入れて両面を焼く。
8. 焼き色がついたら余分な油をふき取り、玉ねぎを加える。
9. しんなりとしたらAを加える。
10. タレが絡んで照りが出てきたら火を止める。
11. 器に盛り付けて出来上がり。

最初に紹介する人気レシピは、ごはんがモリモリとすすむ「トンテキ」です。玉ねぎの甘さと香ばしいニンニクの香り、そして甘辛いタレが食欲を掻き立てます。とんかつ肉を使った料理の中でも頭一つ抜けた人気を誇ります。

【材料】

• とんかつ肉…2枚
• ウイスキー…80cc
• 塩…少々
• こしょう…少々
• 小麦粉…適量
• サラダ油…大さじ1/2
• サニーレタス…2枚
• ミニトマト…3個

• オイスターソース…小さじ1/2
• バター…20g

1. サニーレタスとミニトマトを食べやすい大きさに切っておく。
2. とんかつ肉の繊維に垂直に包丁の刃先を入れながら、筋を数カ所切る。
3. 塩を両面に満遍なく振りかけて、小麦粉を均一にまぶす（余分の粉は落とす）
4. 熱したフライパンにサラダ油を敷き、肉の形を整えながら入れる。
5. 中火にかけ、薄い茶色の焦げ目がついたらひっくり返す。
6. とんかつ肉の色が白くなったら弱火にしてウイスキーを入れる。
7. ウイスキーを絡めるようにしながら、液体が半量くらいになるまで煮詰める。
8. 中火に戻したらAを入れてさっと煮絡める。
9. バターが溶け切る直前で肉を取り出し、食べやすい大きさにカットする。
10. 再度フライパンに戻し、断面までバターソースがよく絡まったら火を止める。
11. 飾りのレタスやトマトと共に皿へ盛りつけて出来上がり。

続いてのレシピは、大人の味わいが楽しめる「ポークソテー ウイスキー風味」です。風味付けにウイスキーとバターを使用し、風味豊かな一品へと仕上げています。予め肉の厚さを均一に整形してから焼き上げるのがポイントで、これにより焼きムラ無く綺麗に焼き上げることができます。

続いてのレシピは、問答無用の定番料理「カツ丼」です。とんかつ肉を使った料理の中でも、このカツ丼だけは絶対にハズせません。お肉の旨味は勿論、サクサクとした食感とたっぷり煮汁を吸い込んだジューシーな衣の味わいも格別です。

続いてのレシピは、中華料理の定番にとんかつ肉を使用した「とんかつ肉の酢豚」です。酢豚には主にブロック肉を使用しますが、厚みのあるとんかつ肉でも代用が可能です。程良い食感が楽しめる仕上がりに、ごはんがモリモリとすすみます。

続いてのレシピは、イタリア生まれの人気料理「ポークピカタ」です。とんかつ肉との相性が良いポークピカタは、お弁当のおかずにも使える便利な一品です。本来は薄切り肉を使用するポークピカタですが、このレシピには厚切りのとんかつ肉だからこそ楽しめる味わいがあります。

【材料】

• とんかつ肉…300g
• 塩こしょう…少々
• パン粉…30g
• サラダ油…大さじ1

• 水…大さじ2
• 中濃ソース…大さじ3
• みりん…大さじ1
• 砂糖…大さじ1
• 醤油…小さじ2

• 水…大さじ3
• 小麦粉…50g

1. とんかつ肉を包丁の背で叩き、4等分にカットする。
2. 塩こしょうで下味を付ける。
3. 中火で熱したフライパンにパン粉とサラダ油を入れ、きつね色になるまで炒める。
4. Bを合わせて水溶き片栗粉を作り、とんかつ肉に付けてパン粉をまぶす。
5. サラダ油を塗った天板に乗せてトースターで8〜10分焼く。
6. Aの調味料をボウルで混ぜ合わせ、レンジで2分間加熱する（600W）
7. 肉をソースにくぐらせたら出来上がり。
8. 冷蔵庫で保管する場合は粗熱を取ってから。

続いてのレシピは「揚げないひと口ソースとんかつ」です。お弁当のおかずにピッタリな一品で、しっとりとしたやわらかい衣とジューシーな肉の旨味が楽しめます。作り置きが可能の為、レンチンすればお弁当作りを簡単に済ませることができます。また、とんかつ肉の代わりに鶏肉を使用するなどのアレンジも楽しめます。

【材料】

• とんかつ肉…2枚
• 塩…適量
• 片栗粉…大さじ2
• 玉ねぎ…1/2個
• にんにく…1片
• 油…少々
• 赤ワイン…50cc
• トマトケチャップ…大3
• 醤油…小さじ1

1. 肉全体に塩を揉み込み、1〜2時間ほど室温で放置する。
2. 脂と赤身の間に包丁を入れて筋切りする。
3. 片栗粉を全体にまぶす
4. 中火で熱したフライパンに油を敷き、肉を焼いていく。
5. 焼き色が付いたら裏返し、反対側も焼き上げる。
6. 空きスペースにニンニクと玉ねぎを入れ、全体に油が回るまで炒める。
7. 赤ワインを加え一煮立ちさせる。
8. 蓋をして弱火に落とし、5分ほど蒸し焼きする。
9. 火が通ったら蓋を開け、トマトケチャップと醤油、オレガノを加える。
10. 手早く絡めたら火を止め、器に盛り付けて出来上がり。 

続いてのレシピもお弁当に最適な一品「ポークチャップ」です。とんかつ肉をこんがりと焼きあげて、ケチャップを絡めました。濃いめの味付けがお弁当のメイン料理にもってこいです。

続いてのレシピは、食べごたえ充分の「カツサンド」です。肉厚なとんかつをしっとりキャベツを挟み込んだカツサンドは、世代問わずに高い人気を誇ります。また、ボリュームもあるのでお弁当としても最適です。とんかつの日に予め多く揚げておけば、翌日のお弁当作りは簡単に済ませることができるでしょう。

続いてのレシピは、とんかつ肉を使って焼き豚風に仕上げた「とんかつ肉の時短焼き豚」です。このレシピなら、たった10分で美味しい焼き豚が楽しめます。作り方も簡単で、お弁当にはもちろん酒のつまみとしてもおすすめです。

続いてのレシピは、とんかつ肉をからりと揚げた「豚ロース肉の唐揚げ」です。とんかつとしてではなく、唐揚げとしてとんかつ肉を揚げました。簡単でしかも美味しく、その上栄養満点と文句の付けようが無い一品です。また、疲労回復効果もあるので、働く人のお弁当にはもってこいといえるでしょう。

続いてのレシピは、味噌ならではの深みのある味わいが堪らない「とんかつ肉のみそ漬け焼き」です。肉に染み込んだ味噌の風味と深い味わいを楽しむことができます。肉と一緒に調味料を袋に入れて、あとは揉み込むだけでOKと作り方も簡単です。

【材料】

• 厚切り豚ロース 2枚
• トマト缶 1/3缶 (ダイスカット)
• じゃがいも 中2個
• グリーンオリーブ 10個 (種抜き)
• スライスチーズ 2枚
• 無塩バター 大さじ1と1/2
• 白ワイン 50ml
• イタリアンパセリ 適量
• 塩 適量
• こしょう 少々

• オリーブオイル 大さじ2
• にんにく 1/2片
• 玉ねぎ 大さじ2 (みじん切り)
• アンチョビフィレ 2枚
• ケイパー 小さじ1

1. 厚切り豚ロースに塩とこしょうを振る。
2. じゃがいもは6等分、オリーブは2等分に切り分ける。
3. にんにくをみじん切りに、アンチョビは細かく切る。
4. フライパンにバターを入れてじゃがいもを焼く。
5. とんかつ肉の脂身部分を焼き、焼き目が付いたら側面を焼く
6. 焼き目が付いたらバットなどに一旦取り出しておく。
7. じゃがいもの入ったフライパンにAを加える。
8. 白ワインを入れて煮立たせる。
9. 煮詰まったらトマト缶とオリーブを入れて再度煮る。
10. 一度火を止めて、チーズを乗せたとんかつ肉をフライパンに戻す。
11. 蓋をして蒸し焼きにし、チーズが溶けたら火を止める。
12. 器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは「豚ロース肉のシチリア風煮込み」です。とんかつ用の厚切り肉を使ったボリューム満点の煮込み料理です。とんかつ肉のアレンジ料理は数あれど、ここまで完成度の高い料理はそうそうないでしょう。

また、鍋に残った煮汁にはちょっとしたアレンジを加えて、パスタソースとして頂きましょう。とんかつ肉からの旨味がたっぷりと染み出していて、最高のパスタソースとなることでしょう。

【材料】

• とんかつ肉…1枚
• 塩…少々
• コショウ…少々
• 小麦粉…適量
• 溶き卵…1個分
• パン粉…適量
• 揚げ油…適量
• ご飯…200g
• ピザ用チーズ…大さじ2
• パセリ…適量

• 牛乳…200ml
• 玉ねぎ（薄切り）…1/4個
• バター…20g
• 薄力粉…大さじ1
• 塩…少々
• コショウ…少々 

1. とんかつ肉の両面に塩コショウを振り、小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶす。
2. 170℃に熱した揚げ油に肉を入れ、きつね色になるまで揚げる。
3. 油を切って食べやすい大きさにカットする。
4. 中火で熱したフライパンにバターを入れ、しんなりするまで玉ねぎを炒める。
5. 薄力粉を加えてダマが無くなるまで炒める。
6. 牛乳を2回に分けて加え、その都度混ぜる。
7. とろみが付いたら塩コショウで味を調えて火から下ろす。
8. 耐熱皿にご飯を敷き詰め、ホワイトソース→とんかつの順に乗せる。
9. ピザ用チーズを散らし、トースターでチーズが溶けるまで5分ほど焼く。
10. 仕上げに刻みパセリを振ったら出来上がり。

続いてのレシピは、これぞアレンジレシピといった一品「とんかつドリア」です。性質の異なる2つの料理をドッキングさせた驚きのアレンジ料理ですが、その両者の長所がしっかりと活きる味付けに仕上げられています。これなら子供も喜んで食べてくれること間違いなしでしょう。

続いてのレシピは、台湾の人気丼ご飯をアレンジした「とんかつ肉で作る台湾風パイコー飯」です。本来はスペアリブで作る排骨飯をとんかつ肉で簡単に仕上げました。濃厚なタレの味わいと五香粉の豊かな香りが特徴です。

続いてのレシピは、手間の掛かるスペアリブをとんかつ肉でお手軽にアレンジした「骨なしスペアリブ」です。骨付きバラ肉である本来のスペアリブとは異なり、サッパリとした味わいが楽しめます。

最後に紹介するレシピは、手軽に角煮が楽しめる「角煮風スピード煮豚」です。時間と手間が掛かる角煮ですが、とんかつ肉を代用することでこの手間と時間を一気に省くことができます。甘辛な味付けでご飯にもお酒にもピッタリと、使い勝手も抜群です。

とんかつ肉を使った人気レシピを紹介しました。とんかつ用として販売されているとんかつ肉ですが、アレンジ次第でさまざまな料理へと活用することが可能です。紹介したレシピを基に、自らのアレンジを加えてみるのも妙案です。

どれも使い勝手が良く美味しく頂ける物ばかりですので、この機会にぜひともレシピをマスターしておきましょう！