りんごにワックスは塗られていない!ベタベタの正体や落とし方は?

りんごのワックスは、産地によって塗られているかどうかがわかります。そこで本記事では、りんごのワックスについて徹底解明します。また、皮の表面についているワックスや農薬の落とし方・取り方を詳しく紹介します。

りんごにワックスは塗られていない!ベタベタの正体や落とし方は?のイメージ

目次

  1. 1りんごのワックスについて解説!
  2. 2りんごにワックスはついている?
  3. 3りんごのワックスと油上がりの見分け方
  4. 4りんごのワックスや農薬の落とし方・取り方
  5. 5りんごを皮ごと食べるメリット
  6. 6りんごのワックスは食べても問題ない!

りんごのワックスについて解説!

りんごを食べたいと思ってスーパーに立ち寄ったとき、表面がピカピカしていたり手で触るとべとべとしていたことはありませんか?このピカピカやべとべとは皮をむいて食べるから大丈夫と思っていても、どのような成分か気になります。

昔は見た目を考えてりんごの表面にワックスが塗っているといううわさがありましたが、本記事では表面に付いているものは、どのようなものなのかを徹底解説します。また、表面に付いているワックスや農薬の落とし方・取り方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

りんごにワックスはついている?

最初に、りんごには本当にワックスがついているのかを検証します。実は人工的に塗られていると思われていたワックスは、りんご自体が作られているワックスもあるということが証明されています。そこで、どのように違いを見分けるのか、実際ワックスは害があるのかを詳しく解説していきます。

国内産のりんごはついていない

ワックス(被膜材)は、欧米ではりんごをはじめ、多くの果物等に使われていますが、日本では柑橘類の表面にしかつかわれていないようです。

国内産のりんごで、表面がピカピカ光っているものはワックスではありません。これは、りんご自体が作り出したろう物質(天然ワックス)と呼ばれるものです。日本では柑橘類の表面に使われているとされていますが、これらもシェラック樹脂と呼ばれる天然物質を主成分としたワックスを使っています。

アメリカ産のものには注意

そこで、外国産のりんごを検証してみます。アメリカなどの場合は、ワックスよりも農薬が気になるでしょう。ワックスは、その農薬を洗う落とすために使われていることも多いようです。

もちろん、ワックスを使っていないアメリカ産のりんごもありますが、違いが分かりづらいのが現状です。気になるようでしたら、一度きれい表面の皮を洗ってから食べることをおすすめします。

りんごの皮のベタベタの正体は?

このピカピカの正体は、りんご自体が持つ自然の「ろう物質(天然ワックス)」です。これはパラフィンやアルコール、飽和脂肪酸でできていて、鮮度を保つためのものなので、食べても安全です。

国内産のりんごは、ピカピカになっているものやべとべとになっているものがあります。ピカピカは、先ほど記述したろう物質と呼ばれる天然ワックスが原因です。皮の表面に透明で滑らかなろう物質が覆われているため、ワックスが塗られたような輝きになっています。

そしてりんごが熟していくと、表皮細胞からリノール酸やオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が出てきます。これがベタベタの原因で、通称油上がりと呼ばれる現象になります。この油上がりの減少が起きると食べごろの目安になります。国内産のりんごでは、ジョナゴールドやつがる、千秋と呼ばれる品種に油上がりがよく見られます。

また、ぶどうやプルーンにもよくついている白い粉のようなのも果粉(ブルーム)と言われるもので、残留農薬などではありません。これも天然ワックスの一種で、新鮮さを保つ働きをしています。

ワックスがついていても体に害はない

これらの物質は、りんご自身が作り出す自然のものですから、人に害はありません。中でもリノール酸とオレイン酸は不飽和脂肪酸と言われ、栄養価が高いと言われています。

国内産のりんごからでてくる天然のワックスは、人体に害を及ぼすことはありません。果実の新鮮さを保つため、水の蒸発を抑えたり病原菌の侵入を防いでいますので無害です。またベタベタの原因である脂肪酸も、悪玉コントロールを減らす働きをしている不飽和脂肪酸ですので、逆に栄養価が高いと言われています。

外国産のワックスは、見た目を重視して塗られていることが多いかもしれません。しかし一個食べたからと言って、すぐ体に悪影響を及ぼすことはないかもしれません。気になる人は、きれいに洗って食べるか外国産のりんごを買わず、国内産を食べましょう。

りんごのワックスと油上がりの見分け方

次に、りんごのワックスと油上がりはどう見分けたらよいか検証します。実際スーパーなどで色々な種類のりんごが大量に並べられていたら、どれを買ってよいのか迷ってしまいます。ポイントはふたつですので、選ぶ時の参考にしてください。

りんごの産地でチェック

まずりんごが並んでいたら、産地をチェックしてください。基本的には値札に産地が記載されているはずです。または、ひとつひとつにシールで産地が貼られていることもあるので、ワックスを使っていない国内産を選んでください。ジョナゴールドやつがるは油上がりしますが、ふじや王林はあまり見られないことも覚えておきましょう。

外国産はオーガニックかどうかがポイント

外国産のりんごは人工的なワックスなのか、天然ワックスなのか見分けるのは難しいです。その場合は、オーガニックコーナーのりんごを買うか、りんごについているシールにオーガニックという表示があるかどうかチェックしてください。

表面のくすみを見る

どうしてもワックスかそうでないか見分けがつかない時は、表面がくすんでいるりんごを選びましょう。油上がりしない品種もありますので、敢えてくすんだものを選ぶのも良いかもしれません。くすんでいても、中身は蜜がたっぷり入った美味しいりんごは沢山あります。

りんごのワックスや農薬の落とし方・取り方

りんごのピカピカが油上がりだとわかっても、皮ごと食べる時は少し食べづらいです。また、りんごは農薬を使わなければ育たない代表的な果物です。そこで簡単な農薬の落とし方や、ワックスの取り方を覚えておけば気軽に食べることができます。難しい落とし方ではありませんので、参考にしてください。

流水で落とす

一番簡単な取り方は、流水で落とす方法です。水道水を流しながら、手で表面を30秒ほどこするときれいになります。見た目はピカピカのままかもしれませんが、余計な埃などは落ちますので問題ありません。もし気になるようでしたら、スポンジでこすりましょう。

重曹で落とす

重曹での取り方は、重曹をひとつまみ手にまぶしてりんごをこすります。そのまま水に浸して最後に重曹を洗い流すだけです。または、重曹水に浸して洗い流す落とし方もあります。どちらも必ず、食用の重曹を使うようにしてください。

台所用洗剤で落とす

りんごを台所用洗剤で洗えるというのは嘘のような話ですが、実際に洗うことができます。商品の説明書きを読むと、野菜や果物の洗い方が記載されています。説明書きに記載されていない洗剤もありますので、必ず確認して使用するようにしてください。

塩や酢を使う

塩や酢は、りんごの変色防止として使われることが多いですが、ワックスの取り方として用いられることがあります。取り方は、塩水や酢水に漬けて洗い流すだけです。塩は研磨作用もありますので、塩もみをしても十分取ることができます。

りんごを皮ごと食べるメリット

なぜ皮ごと食べると体に良いのでしょうか?それは、皮と実の間に一番多くの栄養素が含まれているからです。表面にワックスがついてることや農薬がついていることに不安を持つかもしれませんが、ワックスの落とし方を知っていれば、皮ごときれいに食べることができるのです。そこで、皮ごと食べるとどのようなメリットがあるのかを紹介します。

健康効果

りんごには食物繊維が多く含まれていますので、お腹の調子を整えてくれます。また、皮に含まれているタンニンとペクチンは、腸の粘膜を保護してくれる役割をしてくれます。このペクチンは加熱すると9倍にもなりますので、焼きリンゴなどにして食べると効果は抜群です。

そのほか、りんごポリフェノールの成分は悪玉コレステロールを減らしてくれる効果がありますので、ドロドロになった血流を改善してくれます。

美容効果

りんごポリフェノールは、美白効果に絶大な効果をもたらします。これは、実より皮の部分に多く含まれていて、しみやそばかすの原因になるメラニンを抑制してくれます。また、老化防止や活性酵素を抑える抗酸化作用がありますので、皮ごとりんごを食べることによって肌美人になること間違いなしです。

またジュースやジャムにしても美容効果が減ることはありません。ヨーグルトと一緒に食べたり、きなこやハチミツを混ぜて食べると相乗効果になり、さらに沢山の栄養素を摂ることができます。

りんごのワックスは食べても問題ない!

今までりんごのワックスは、何か悪いものが塗られていると想像されがちでしたが、実は天然のワックスで日本で売られているものは全く害がないということがわかりました。農薬がついている不安もありましたが、取り方を覚えておけば、皮ごと食べられることも検証出来ました。

「りんごを一日一個食べると医者はいらない」と言われる通り、皮ごと食べると様々な健康や美容効果があります。気になるワックスも簡単に取ることができますので、スーパーでピカピカした国産のりんごを見つけたら、ぜひ手に取って皮ごと食べましょう。

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