アルミホイルに裏表の違いはある?料理や調理器具別の使い分け方法!

アルミホイルの裏表の違いを解説します。料理をする時に、役立つアイテムのアルミホイルの使い方や裏表でくっつく違いなど含めて詳しく紹介します。アルミホイルの裏表について知ることで色々活用しやすくなるので、参考にしましょう。

アルミホイルに裏表の違いはある?料理や調理器具別の使い分け方法!のイメージ

目次

  1. 1アルミホイルの裏表で使い方が違うのか知りたい!
  2. 2アルミホイルに裏表の違いはある?
  3. 3アルミホイルの裏表の使い分け【料理別】
  4. 4アルミホイルの裏表の使い分け【調理器具別】
  5. 5アルミホイルの便利な使い方
  6. 6アルミホイルの裏表の違いまとめ

アルミホイルの裏表で使い方が違うのか知りたい!

アルミホイルは調理器具としてだけでなく、料理にもいろいろな使い方で重宝します。その他にも便利に使うことができるアイテムです。アルミホイルをよく見てみると、光沢の部分と光沢がない部分があり裏表があるように見えます。裏表によって使い方が異なるのか?どのような使い方ができるのかなど、詳しく紹介します。

アルミホイルの裏表の使い方や便利な方法などを知ると、活用方法の幅が広がります。ぜひ記事を参考にして上手く使い利用しましょう。

アルミホイルに裏表の違いはある?

アルミホイルには、裏表の違いはあるのでしょうか?見た目では、光沢の違いがあり、使用するときにどちらの面を上にして使ったら良いか考えてしまうこともあります。裏表の違いについて詳しく紹介します。裏表の違いについて知ると使用する際にも役立つので、ぜひ参考にしましょう。

アルミホイルに裏表はない?

アルミホイルには光沢の面と光沢がない面とあります。光沢がある部分を表、光沢がない部分を裏と思いがちですが、アルミホイル自体には裏表は関係ありません。裏表の違いとしてはわずかですが、食品のくっつく違いや熱伝導率の違いなどがあります。

光沢の違い

アルミ箔(ホイル)の裏表について製造上表と裏ができますおも2枚重ねて圧延するため、ロールに触れる麺は光沢が出ます。アルミ箔同士(内面)は正面となります。

アルミニウムから作る工程に、ローラーとローラーの間に挟み薄く伸ばして作っていきます。アルミニウムを二枚重ねて延ばして行くので、ローラーの部分に当たった面は光沢のある面になります。アルミニウム同士が重なっていた面は光沢のない面になるので、そこで見た目の違いが生まれます。

見た目からすると裏表があるように見えますが、同じアルミニウムからできている一枚のシートになるので、機能性はあまり変わりなく使用することができます。

くっつきやすさの違い

食品をのせて使用した場合くっつくことがあり、アルミホイルに食品がべったりくっつくことで焦げの原因となります。

裏表はありませんが使用するのに適した面があります。光沢がある面がくっつくことを防ぎ、光沢がない面はアルミニウムのわずかな凸凹で食材に接触する面が大きいため、くっつく原因です。

アルミホイルにくっついたまま料理してしまうと、原料でもあるアルミニウムが料理に溶けだしてしまうので、できるだけ食品がくっつくことは避けましょう。もし、くっついてしまった場合には、くっついた部分は取り除き口には絶対に入れないようにしましょう。

くっつくことを防ぐ面を上にして使用しても、くっつく食材もあります。今は元からくっつくことを防ぐ加工をした物も販売しているので、加工した物を利用するのもおすすめです。また、加工してない物でも、一度くしゃくしゃにしてから広げて食材をのせたり、油やバターを塗ってから使用するとくっつくことを防いでくれます。

アルミホイルの裏表の使い分け【料理別】

裏表を上手く使い分けることで、さらに料理が美味しくなったり、特性を活かせます。アルミホイルを使ったいくつかの料理を紹介するので、ぜひ参考にして調理する際に役立てましょう。

ホイル焼き

ホイル焼きとは、アルミホイルに食材を包み焼くだけで簡単に美味しい料理の一品を作ることができます。アルミホイルは熱の伝導率が高いので、調理に活用するのがおすすめです。ホイル焼きをする場合にはツヤがない面を表にして、食材を包み使用することで、さらに熱の伝導率を上げ火が通りやすくなります。

アルミホイルを使って料理することで、調理器具を汚さずに時短にもなり、料理をするうえでも大活躍のアイテムです。特に魚や肉を使ったホイル焼きは、少量の水分やたくさんの野菜と一緒に入れることで食材の旨味を引き出し、美味しく仕上げることができておすすめです。ぜひ、食卓の一品に取り入れましょう。

おにぎりを包む

おにぎりは持ち運びにも便利で、簡単に作れてすぐに食べられるということから、お弁当などで大活躍のメニューです。おにぎりを包むのにアルミホイルを使う方も多いですが、おにぎりを包む際にはどちらの面を上にして包むと、ご飯粒がくっつかずに包めるのでしょうか?おにぎりを包む時におおすすめの方法を紹介します。

裏表がないのでどちらの面を上にして包んでももくっつきやすさは変わりませんが、実はアルミホイルをくしゃくしゃにしてから包むことで、くっつくことを防ぐことができます。また、この方法で焼きおにぎりを作る場合は、焦げを防ぎ外側がカリカリになり、中はもちもちとした食感で美味しくなるのでおすすめです。

また、アルミホイルを使っておにぎりを包むことで、包んだ後、完全な密閉状態にならないのでおにぎりの熱が少しづつ抜けて、水滴が溜まらずに雑菌の繁殖を抑える効果があります。衛生面にも優れているので安心して持ち運びすることができるので、おすすめの調理用品です。

クッキーを焼く

材料も揃えやすく家庭でも簡単に作ることができるお菓子の一つでもあるクッキーは、裏表を上手く使うことでさらに美味しく仕上げることができます。

では、どのように上手く使用するのでしょうか?アルミホイルのツヤがない面を上にして、クッキーを並べて焼くことでカリカリとした食感のクッキーが出来上がります。また、焼いているときに焦がさないようにするのには、光沢面を上にしてクッキーに乗せることで焦げを防止し、熱を上手く伝えることができるので試してみましょう。

アルミホイルを使うことで美味しく仕上げるだけでなく、熱を伝えやすくなっている分、時短にもなるので、早く焼き上げたい時にも役立ちます。また、クッキー生地がくっつくことを防ぐのには、一度くしゃくしゃにしてから広げた所に、型を抜いたクッキー生地をのせて焼くことで、焼きあがった後もきれいに取ることができるのでおすすめです。

お餅を焼く

餅をトースターなどでそのまま焼いてしまうとくっつくことが多く、食べる部分が少なくなり、焦げてしまうことで後の片付けが大変になってしまうことがあります。餅を焼く時に活躍するのが、アルミホイルです。

餅を焼く前にあらかじめ、トースターの中を温めておき、アルミホイルをトースターの天板よりもひとまわり大きめにカットしてから、一度くしゃくしゃに丸めて広げ直し、その上に薄くサラダ油やバターを塗りましょう。サラダ油などを塗ったホイルの上にお餅を置いて焼くことで、くっつくことを防ぎ美味しく焼くことができます。

トースターに入れる際には、裏表の熱が伝わりやすい光沢面を上にして入れるようにしましょう。餅に上手く熱を通し、カリカリでもちもちの食感に仕上がり美味しく食べることができます。

落し蓋

煮込み料理でよく使われる、落し蓋は鍋に合わせて揃えるのも大変ですが、アルミホイルを使うと、鍋の大きさに合わせて簡単に作ることができるのでおすすめです。作り方もとても簡単で、鍋よりひとまわり大きくカットした後に、一度くしゃくしゃにして広げてから、中心にハサミを入れ蒸気を出す部分を作ったら落し蓋の出来上がりです。

鍋に入れる際には熱を反射しやすい光沢面を下にして、鍋の中に落とすことで、落し蓋として活用できます。落し蓋としての役割だけでなく、アルミホイルには、アクを取り除く役割もあるので重宝します。使用後はそのまま捨てるだけなので、片付けも簡単で時短にもなり、家事の負担も減るので助かります。

Thumb落し蓋がない時の代用品!キッチンペーパーやアルミホイルのやり方は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

アルミホイルの裏表の使い分け【調理器具別】

アルミホイルは、料理に使うだけでなく、調理器具としても使用することができます。上手に利用することで、時短にもなり便利ですが、注意しなくてはいけないこともあるので、その点を交えながら詳しく紹介します。記事を参考に、使用方法に気を付けながら上手く使いましょう。

フライパン

フライパンは、料理を作るのにも炒めたり煮たりといろいろ手軽に作れるので、一番使われる調理器具です。料理の幅も広く使うことができるのが利点ですが、アルミホイルと組み合わせることで、さらに料理が美味しくなります。では、どのようにフライパンとアルミホイル組み合わせて使用したらよいのでしょうか?

魚や餃子などを焼く時に、フライパンの底に敷いてから焼くことで焦げ付きの防止や熱伝導率を上げ、食材の旨味をさらに引き出してくれます。その他にも、食材にかぶせて調理することで、温度を一定に保ち、保温効果にもなり食材を美味しくしてくれるのでおすすめです。

食材の旨味を引き出すだけでなく、フライパンの焦げ付きを防止したり、油のべたつきも少なくなるので調理後の片付けも簡単に済ませることができます。魚料理では、グリルを使うよりの美味しく仕上がり、片付けも簡単にできるのでおすすめの調理方法です。

オーブン

オーブン料理といえば、途中で火加減の調整をすることなく、スイッチを入れるだけで手軽に作ることができるのが利点ですが、アルミホイルを使うことで、さらにいろいろな利点で調理することができます。では、どのような利点があるのでしょうか?

利点の一つにアルミホイルを、食材の上にかぶせて調理することで熱の伝導率が上がり、表面を焦がさず、中にしっかり熱を通し、旨味を閉じ込めてくれます。

ただし、オーブンで使用する際にはポイントがあります。アルミホイルを敷く前に全体的にシワを付けて破れないようにしてから入れることで、オーブンの天板にアルミホイルが引っ付いてしまうことを防ぐことができます。汁が多い料理に関しては、汁がこぼれてしまうと焦げ付いてしまうこともあるので気を付けましょう。

電子レンジ

アルミホイルを電子レンジで使用したら、電子レンジの中で火花が出たり、電子レンジのガラスが割れたりといろいろな事故が起こることがあります。なぜ、事故が起こるのでしょうか?電子レンジは、調理をする際にとても便利な調理器具ですが、オーブンの仕組みとは異なり、マイクロ波を振動させて食品内の水分に働きかけて温める機能です。

アルミホイルの原料は、アルミニウムという金属になるのでよく電気を通して、電子レンジ内でもマイクロ波がアルミホイルの尖った先に集まろうとして、電気同士が衝突しあうことで火花が散り、それが原因で電子レンジの事故や故障の原因となります。

でも、アルミホイルの使い方に注意すると、電子レンジ内でもアルミホイルを使って上手く調理することができるので、注意点を踏まえて使用するようにしましょう。

電子レンジで使う時の注意点

アルミホイルを電子レンジで使用する場合、どのようなことに注意したらよいのでしょうか?電子レンジ内でアルミホイルを使った時に発生する火花の原因としては、尖った時に集まろうとする電子の衝突なので、衝突が起きないようにすることが大切です。

電子レンジ内での使い方としては、ツヤがない面を外側にして、きれいに折り畳んで器の蓋の代わりとして使用することで、熱伝導率の効果があります。

アルミホイルには、でこぼこを付けないことで尖る部分を作らずに済むので、電子の衝突を防ぎ使用で切るので、電子レンジ内でアルミホイルを使用する場合には、十分に注意して使用するようにしましょう。

アルミホイルの便利な使い方

アルミホイルには、料理や調理器具として使用する以外にも、便利な使い方がいくつかあります。上手く使用することで、家事もはかどり役に立つ使用方法なので、上手く使用して活用しましょう。

急速冷凍

急速に食材を冷凍したい時に役立つアイテムの一つです。アルミホイルは熱伝導率が高いため、食材に巻いてから冷凍庫に入れることで急速に熱を下げ、鮮度が良い状態で冷凍できます。

大量に肉や魚を購入した時に小分けするのにもとても便利で、アルミホイルの上に肉や魚をのせて空気を抜いて包んで、その上からラップをすることで、空気の侵入を防ぎ劣化を防止して保存できます。また、逆の方法として、ラップで包んでからアルミホイルで包み保存することもできます。

解凍する時には、アルミホイルに包んだまま解凍すると、温度が上がらずに解凍しにくかったり、電子レンジを使うことができないので、ホイルをはずしてから解凍するようにしましょう。

パンを冷凍する場合に使用するには、パンを一枚づつ空気を入れないようにしながら包んで冷凍しましょう。パンは冷凍後そのままオーブントースターに入れることで、パンの中の水分を逃がさずに、焦がすことなく美味しく焼き上げることができるのでおすすめです。

アク取り

煮物料理などをすると食べ物に含まれる渋みやえぐみ、苦みなどがアクとして出てきます。お玉を使ってその都度取り除くのは面倒という方におすすめなのが、アルミホイルを使ってアクを取り除く方法です。

アクを取り除く方法はとても簡単で、鍋の大きさより少し大きめにアルミホイルを用意し、一度くしゃくしゃにしてから落し蓋のように食材の上に乗せて煮立ったあとに、乗せたアルミホイルを取り除くだけです。

アルミホイルにしっかりアクが付いているので簡単に取り除くことができたり、落し蓋にもなり、一石二鳥の役割をしてくれます。

包丁やハサミの切れ味復活

アルミホイルは、包丁やハサミなどのキレ味を復活させることができます。刃物は使用していると、切れ味が悪くなってきてしまい手入れをしないと使うことができません。そんな時に役立つのが、アルミホイルで、砥石などは準備するには手間がかかり、研ぐのにもコツが必要ですが、アルミホイルは準備するのにも研ぐ方法もとても簡単です。

包丁やハサミの切れ味を復活させる方法は、アルミホイルを適当な大きさに切り、何回か折り重ねてから、切れ味の悪くなったハサミや包丁などの刃物でアルミホイルを切るだけです。

アルミホイルの原料でもあるアルミニウムが、欠けた刃の部分にくっつくことで切れ味が復活するので、切れにくくなってしまった時には、アルミホイルで刃物を上手に手入れをしてみましょう。一度試してみても切れ味が悪い時には、何度か同じ方法を繰り返すことをおすすめします。

ゴボウなどの皮むき

ごぼうの皮むきというと、ピューラーや包丁の背、たわしを使って皮をこすり取る方も多いですが、実はアルミホイルを使うことで、簡単にごぼうの皮を剥くことができます。

ピューラーを使ってごぼうの皮を剥いてしまうと、必要な部分まで剥いてしまったり、たわしや包丁の背を使う場合、新ごぼうは皮が柔らかく剥きやすいのですが、古いごぼうは皮がかたく、たわしや包丁の背では剥きづらくなったり、また、皮が硬いところで無理に剥いてしまい、手などケガをしやすくなります。

でも、アルミホイルを使うことで、皮の硬いごぼうも簡単に剥くことができます。皮の剥き方は、アルミホイルを数センチに切り、丸めてボール状にしてから水で泥を落としながら、ごぼうにこすり合わせるだけで簡単に剥くことができ、準備も剥く方法もとても簡単なのでおすすめです。

子供もお手伝いするときにしやすい方法にもなります。注意点としては、ごぼうはあまり皮を剥きすぎないようにしましょう。アルミホイルを使うことで、適度な皮の厚さで剝けるので調理にも重宝します。

ぬめり防止

アルミホイルの金属イオンの力で、排水口のぬめりを防ぐことができます。

キッチンの排水口は、掃除をしないとすぐにぬめりや悪臭が発生してしまいまが、排水口の掃除アイテムとして使用することで役立ちます。アルミホイルには、金属イオンの力で雑菌の繁殖を抑え、排水口のぬめりや悪臭を防ぐ効果があるので、こまめに掃除をしなくても、排水口をきれいに保つことができます。

ぬめり防止の方法としては、排水口にアルミホイルでビー玉ぐらいの大きさのボールを2~3個作り、入れるだけです。この時、ボールはぎゅっと固めずにふわっとしたボールを作りましょう。だいたい1ヶ月ぐらいで新しいボールに交換しましょう。

その他にも、ぬめりが気になる部分がある時には、割り箸にアルミホイルを巻き付けてこすると良いです。入れておくだけで、悪臭とぬめり防止にもなり、掃除をする時間が少なくなるので家事をするうえでも役立つ方法の一つです。

焦げを落とす

焦げを落とすのにも役立ちます。スポンジや洗剤などを使っても落ちない頑固な汚れや焦げ付きに悩んでいる人も多いですが、家庭の身近なアイテムの1つでもあるアルミホイルで、簡単に落とすことができます。

方法もとっても簡単で、丸めたアルミホイルで焦げ付いてしまった部分をこするだけです。丸めることで、丸めたシワが焦げた部分にあたり、汚れをこそげ落としてくれます。利点としても、たわしなどを使うと、調理器具が傷をつけやすくなりますが、アルミホイルは傷をつけにくくキレイに落とすことができます。

大きさも自由に作り替えることができるので、掃除する場所に応じて小さな焦げや隅の焦げなども落としやすく、掃除に欠かせないアイテムの1つです。

アルミホイルの裏表の違いまとめ

アルミホイルの裏表

アルミホイルの裏表について、紹介しました。裏表はなくどちらの面を使うことができますが、料理をする時にはくっつくことを防止したり、熱伝導率の関係で使用するのに適した面があります。時と場合に応じて使い分けることで、上手く活用することができます。

また、アルミホイルの性質を上手く生かして調理器具としてだけでなく、掃除などに役立てることができるので、便利アイテムにもなります。家事の手間が省け時短になったりもするので、上手く利用してみましょう。

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