春菊の冷凍保存方法!解凍方法や保存期間は?冷凍春菊のレシピも紹介!

春菊の冷凍保存方法を紹介します。日持ちを良くする方法、冷凍する時のポイントや解凍方法、それぞれの保存方法の賞味期限も解説。ご飯のおかずやお弁当にも最適な春菊を使った、おすすめレシピも参考にしてください。

春菊の冷凍保存方法!解凍方法や保存期間は?冷凍春菊のレシピも紹介!のイメージ

目次

  1. 1春菊の冷凍保存方法を徹底解説!
  2. 2春菊の冷凍保存方法
  3. 3春菊の解凍方法
  4. 4春菊の保存期間
  5. 5日持ちする春菊の選び方
  6. 6冷凍春菊のおすすめレシピ
  7. 7春菊の冷凍保存方法まとめ

春菊の冷凍保存方法を徹底解説!

春菊は独特の風味が特徴で、鍋料理に使うことが多い野菜です。賞味期限が短い食材ですので、買ったまま冷蔵庫に入れておくと、どんどん鮮度が落ちて傷んでしまいます。すぐ使わない場合や、使い切れず余った場合は、冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存すると、新鮮な状態のまま、最後まで美味しく食べることができます。この記事では、春菊の冷凍保存方法や解凍方法などを、詳しく解説します。

春菊の冷凍保存方法

食べやすい長さに切ってから冷凍保存する

生の春菊を日持ちさせるには、冷凍保存するのが最も効果的です。保存するには、まず、綺麗に洗って、丁寧に水気を拭き取ります。次に、食べやすい大きさにカットして、フリーザーパックに入れて冷凍します。

葉と茎がなるべく重ならないように、平らにならしておきましょう。凍ると、パラパラと崩れるので、使いたい分だけ簡単に取り出すことができます。

春菊はゆでずに、そのまま切っただけで冷凍することが可能です。

春菊を固めに茹でてから冷凍保存する

茹でて冷凍保存する時ポイントは、固めに茹でることです。まず、根の部分を約5秒茹で、次に葉もお湯に沈めて、約15秒茹でます。葉よりも根の方が固いので、先に茹でましょう。茹でたら、冷水で冷まします。その後、軽く水気を絞り、キッチンペーパーや布巾で水気を拭き取りましょう。

水気が取れたら約5cm幅にカットし、1回分の約80gに小分けして、ラップで包みます。さらに、乾燥を防ぐために、フリーザーパックに入れて冷凍保存します。春菊の鮮度を失わないように、できるだけ早く冷凍させたいので、冷蔵庫の急速冷凍機能を使うのが理想です。

急速冷凍機能がない場合は、アルミトレイの上に乗せたり、ラップの上からアルミホイルを巻いて冷凍しましょう。

春菊を電子レンジで加熱してから冷凍保存する

量が少ない場合は、電子レンジを使うのがおすすめです。電子レンジで加熱する時のポイントは、ムラなく熱を通すことです。春菊の茎と葉を互い違いに並べ、2〜3株ずつラップに包みます。500Wで約20秒加熱したら、固めに茹でて冷凍保存する時と同じ要領で、小分けして冷凍してください。

用途に合わせて、カットする幅を変えておくと良いでしょう。1度に使い切れなかった時に、重宝する保存方法です。

春菊の解凍方法

そのまま味噌汁などの具材として使う

汁物や鍋料理、煮物の具材として使う時は、凍ったまま鍋に入れます。煮込み時間が長いと、春菊の苦みが出て食感も悪くなりますので、仕上げに入れて温める程度にしましょう。1度冷凍すると、水分が出やすくなります。かき揚げやサラダなど、パリッとした食感を楽しむ料理には不向きです。

生のまま食べる場合は自然解凍する

春菊を生のまま冷凍保存すると、解凍した時に水分が出て、食感が失われてしまいます。サラダなど、生で食べるのは避けましょう。汁物や鍋など、火を使う料理に凍ったまま使うのをおすすめします。茹でて冷凍した春菊をお浸しや和え物、炒め物で使う場合は、自然解凍して調理します。

時間がある時は前日から冷蔵庫で、ない場合は常温で解凍しましょう。解凍できたら、水気を絞って使います。ラップで小分けする際に、葉や茎がなるべく重ならないように平らに包むと、解凍時間を短縮することができます。

また、茹でた後に、出汁や醤油などで味付けして、冷凍保存するのも良いでしょう。自家製冷凍食品として、お弁当などに使うことができます。

生の春菊はサラダにして食べたり、炒め物、かき揚げなどに使われたりすることもあるが、冷凍した春菊はそれらの料理にはあまり向かないだろう。

春菊の保存期間

一般的な春菊の保存期間

常温の時の賞味期限は、夏場なら1日、冬場なら2日が目安になります。春菊は冬が旬の野菜ですので、保存に最適な温度は0〜5度くらいです。夏はもちろん、冬も常温保存には向きません。できるだけ日持ちさせる為に、他の葉野菜と同じように立てて保存すると、良いでしょう。

横にした状態で置いておくと、茎が曲がりやすくなります。茎が曲がると、傷みが進み、賞味期限がさらに短くなるので、注意してください。

春菊の保存期間【冷蔵庫で保存】

購入した時の袋に入った状態のまま、冷蔵庫で保存する場合の賞味期限の目安は、約2日です。袋から出し、綺麗に洗って保存する場合の賞味期限の目安は、約4日になります。乾燥に弱い野菜ですので、洗った後は、水気を拭き取り、濡らしたキッチンペーパーを根元に巻きます。

その後、ポリ袋に入れて、口を結んだ状態で冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫の中で倒れないように、ペットボトルなどの容器に立てておくと良いです。また、過剰な水分にも弱い野菜ですので、水気を丁寧に拭き取るのも、日持ちさせるポイントになります。

春菊の保存期間【冷凍保存】

すぐに使わない場合や、できるだけ日持ちさせたい時は、冷凍保存をおすすめします。冷凍保存すると賞味期限は、約1ヶ月です。賞味期限は長いですが、独特な香りや味を損なわず食べるためにも、なるべく早めに使い切るのをおすすめします。

日持ちする春菊の選び方

選び方①茎の太さ

茎は、やや細いものを選びます。茎が太いものは育ちすぎで、食感が硬くなります。反対にあまり太くないものは、食感が柔らかいので、サラダなどの生食におすすめです。調理方法に合わせて選ぶのも良いでしょう。茎の中心部が白くなく、切り口が乾燥していないものを選ぶのも、新鮮で日持ちしやすい春菊を見極めるポイントになります。

選び方②根元まで葉がある

春菊の葉は根元まで、密生しているものが良品です。鮮度が落ちてくると、葉が黄みがかったり、黒ずんだりしてきます。葉や茎が、濃い緑色のものを選びましょう。しんなりと萎れているのは、鮮度が良くない証拠です。なるべく日持ちさせる為にも、葉先までシャキッと、ハリがあるものを選んでください。鮮度が良いと、食感も楽しむことができます。

選び方③香りが強い

春菊は香りが強いものを選びます。一般的に、ギザギザ部分の切れ込みが深い葉が、香りや苦味が強くなります。反対に、切れ込みが浅い葉は、香りも苦味も穏やかになります。直接香りを確かめられない場合は、葉の形を確認してください。好みや料理に合わせて選んでも良いでしょう。

冷凍春菊のおすすめレシピ

春菊のごま和え

【材料(作りやすい分量)】

  • 冷凍春菊:1袋分
  • 焼き海苔:全形1枚
  • かつお節:小袋1パック
(調味料)
  • すりごま:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 醤油:小さじ2

【作り方】
  1. 春菊を自然解凍しておきます。
  2. ボウルに調味料を全て加え、混ぜ合わせます。
  3. 解凍した春菊の水気を軽く絞り、調味料と混ぜ合わせます。
  4. かつお節を加えて、全体になじませます。
  5. 焼き海苔を、手で小さくちぎりながら4に加え、ざっくりと混ぜ合わせます。

一般的なごま和えに、海苔の風味を加えたレシピです。だしを使わなくて美味しくできるように、かつお節を使いましょう。少ない材料で、短時間で作ることができますので、あと一品欲しい時におすすめです。

春菊と牛肉のすき焼き風炒め物

【材料(2人分)】

  • 冷凍春菊:150g
  • 玉ねぎ:1/2個
  • 牛肉切り落とし:150g
(調味料)
  • 酒:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • バター:大さじ1と1/2

【作り方】
  1. 春菊を自然解凍しておきます。
  2. 玉ねぎを薄切りにします。
  3. 牛肉に酒を絡めます。
  4. フライパンにバターを熱し、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
  5. 牛肉を加え、色が変わるまで炒めます。
  6. みりん、砂糖、解凍した春菊を加え、さっと炒めます。
  7. 醤油を加えて全体になじませます。

ご飯のおかずに良く合う、甘辛のすき焼き風味付けです。春菊は1度茹でているので、仕上げに加えて、さっと炒めるだけで大丈夫です。バターで炒めることで、味に深みとコクを出すことができます。

春菊のチャーハン

【材料(2人分)】

  • 冷凍春菊:50g
  • 温かいご飯:350g
  • ハム:2枚
  • 卵:2個
(調味料)
  • 醤油:小さじ2
  • オイスターソース:小さじ1
  • 塩胡椒

【作り方】
  1. 春菊を凍ったまま小口切りにします。
  2. ハムを1cm角に切ります。
  3. ボウルに卵を溶きほぐし、塩胡椒とご飯を加えて、混ぜ合わせます。
  4. フライパンに油を熱し、3を入れて、パラパラになるまで炒めます。
  5. 軽く水気を絞った春菊とハムを加え、さらに炒めます。
  6. オイスターソースで味付けをします。
  7. 醤油を鍋肌から回し入れ、香り付けをします。

春菊を小さくカットすることで、自然解凍せずに、すぐ料理に使うことができます。春菊の緑、ハムのピンク、卵の黄色で、彩りも綺麗なチャーハンが完成します。お昼ご飯やお弁当にも最適です。

春菊の冷凍保存方法まとめ

春菊の冷凍保存方法を解説しました。傷みやすい野菜ですので、日持ちさせたい時は、冷凍保存するのをおすすめします。賞味期限は、1ヶ月が目安です。汁物や鍋に使う時は、凍ったまま、和え物や炒め物に使うは、自然解凍します。日持ちする保存方法を知っておくことで、鮮度が良いまま、最後まで美味しく食べることができます。

Thumb春菊の旬の時期はいつ?産地や美味しい春菊の選び方&食べ方も紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb春菊のパスタレシピ17選!春菊の香りを生かした絶品パスタレシピ! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb春菊の栄養と効能が凄い!効果的な食べ方とは?【食べ過ぎ注意】 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ