コーヒーの砂糖を徹底検証!カロリーは?入れる順番やおすすめの種類は?

コーヒーの砂糖を徹底検証します。コーヒーに入れる砂糖は、身体にどのようなメリットデメリットがあるのでしょう?どれぐらいの量を入れるのがベストなのか、併せてカロリーや入れる順番、おすすめの種類も紹介します。

コーヒーの砂糖を徹底検証!カロリーは?入れる順番やおすすめの種類は?のイメージ

目次

  1. 1コーヒーに砂糖を入れる派必見!入れ方や種類で大違い!
  2. 2コーヒーの砂糖の種類・特徴
  3. 3コーヒーに砂糖を入れるメリットとデメリット
  4. 4コーヒーに砂糖を入れる順番
  5. 5コーヒーの砂糖を来客へ差し出す時の注意点
  6. 6コーヒーに砂糖を入れる以外の飲みやすくなる方法
  7. 7コーヒーに合うおすすめの砂糖
  8. 8コーヒーに砂糖を入れてほっとしたひと時を

コーヒーに砂糖を入れる派必見!入れ方や種類で大違い!

コーヒーに砂糖をスプーン1杯入れている画像

日本では、「コーヒーに砂糖はあまり入れない」というイメージを持っている人が多いです。甘すぎると健康に悪いと思われがちです。実は、コーヒーの砂糖は適切な量を入れることで、身体に良いメリットもあります。どれぐらいの量を入れることがベストでしょう?

コーヒーの砂糖を徹底検証します。併せてカロリーや入れる順番、おすすめの種類も紹介します。砂糖の特徴について知り、より美味しく自分好みのコーヒーを楽しみましょう。

コーヒーの砂糖の種類・特徴

海外ではコーヒーに砂糖を大量に入れている国が多い

海外では、コーヒーに砂糖を大量に入れることがスタンダードという国が多いです。例えばブラジルでは、コーヒー1杯に4~5杯入れることが普通です。世界有数のコーヒー産出国でも、大量に加えて飲みます。

また、エスプレッソで有名なイタリアでも、濃厚なエスプレッソを決して苦いままでは飲みません。底に砂糖が溶け残るくらい、たっぷり入れてから飲みます。コーヒーは、ヨーロッパを中心とした多くの国で砂糖を加えて味を調整して飲むものというように発展してきたのです。

コーヒーに入れる砂糖の種類と特徴

グラニュー糖

グラニュー糖は、さらさらとしており、非常に溶けやすく味にクセがないことが特徴です。溶けやすいので、全体の甘さを均一にしたい場合にも良いです。スティックタイプもあり、使いやすいです。しかし、カロリーが糖類の中で一番高いので、摂取量に注意しましょう。

角砂糖

角砂糖は、グラニュー糖を立方体や長方形など形成した砂糖です。1個あたり約3~4gのため、使いやすい点が魅力です。個性的な形の角砂糖は、お茶の時間を楽しく彩ってくれるアイテムでもあるので、おもてなし用に用意しておくのもオススメです。

上白糖

上白糖は、グラニュー糖より結晶が小さくしっとりとしています。微量ですが、ブドウ糖や果糖も含まれているためグラニュー糖と比較して味が違います。日本人に最も愛されている万能調味料とも言われています。

氷砂糖

氷砂糖は、大きな結晶タイプです。原料はグラニュー糖や上白糖と同じですが、成分をそのまま結晶化させているため、他の種類と比較しても極めて大きい粒になっているのが特徴と言えます。溶けるまで時間がかかるので、味の変化を楽しみながら、ゆっくり飲むときにおすすめです。

ガムシロップ

ガムシロップは、砂糖と水を溶かした成分に、安定剤を加えるなどしたシロップタイプの甘味料です。他の成分の場合もあるので、しっかりチェックして購入しましょう。

コーヒージュガー(コーヒー専用の砂糖)

コーヒーシュガーは、氷砂糖にカラメル溶液を加えたものです。金平糖のような茶色の小さな結晶です。溶けにくいというデメリットはあるものの、カラメルの成分「生クリーム・バター・水飴」などが入っているため、香りや風味をプラスしてくれます。

Thumb砂糖の種類と特徴とそれぞれの違いを一覧で紹介!甘さやカロリーも調査! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

砂糖のそれぞれのカロリー

一般的なスティックシュガーは1本あたり5g入りで、20キロカロリー程度です。これは飴玉1個程度のカロリーに相当します。

スティックシュガー1本程度ならばわずかなカロリーで済みますし、適度に糖分を摂取できるので仕事中のブレイクタイムにはおすすめです。

飲み物にコーヒーを選ぶと、必然的にカロリーを多く摂るきっかけになる。というのも、コーヒー派のうち3分の2の人が砂糖、ミルク、クリームなどを加えるというデータがあるから。コーヒースタンドで人気のコーヒーシェイクや甘いフレーバーラテなどはいわずもがな。一方、紅茶派で砂糖、はちみつ、ミルク、クリームなどを加えている人は全体の3分の1程度だという。

砂糖の種類それぞれのカロリー(大さじ1あたり)
砂糖の種類の名前 カロリー
グラニュー糖 46kcal
角砂糖 45kcal
上白糖 46kcal
氷砂糖 45kcal
ガムシロップ 35kcal
コーヒーシュガー 45kcal


砂糖の種類それぞれのカロリーをまとめました。1~2杯であれば大して気にする必要のないカロリー数値かもしれません。しかし、1日に2杯ずつ1週間飲み続けた場合、約602kcalとなります。通常の食事にプラスして砂糖とミルク入りコーヒーを飲み続けていると、1週間で1日分の1/3以上の余計なカロリーを摂取する計算になります。

コーヒーに合う砂糖の代わりの甘味料

はちみつ

コーヒーにはちみつ?!と驚く方も多いはず。はちみつを入れることでいつもとは違った甘さを楽しむことができます。ただし、コーヒーとはちみつだけでは味がうまく合わないので、ミルクも一緒に入れてはちみつミルクコーヒーにすることが多いです。

スペインでは伝統的に飲まれており、「カフェ・コンレーチェ」という名前で親しまれています。はちみつは、砂糖の80%のカロリーなのですが、甘さは砂糖の5倍近くあります。そのため、少ないはちみつの量で甘くすることができます。はちみつを入れた方がダイエットには効果的です。

メープルシロップ

メープルシロップは、特に冷たいコーヒーの中でも溶けやすいだけではなく、濃厚なフレーバーと繊細な甘さを加えます。精製された砂糖と比べると、カロリーが低く、糖質の代謝を促す亜鉛が豊富なのがメープルシロップの特徴です。ほかにも肥満予防の目的で、メープルシロップを使ってみても良いでしょう。

黒砂糖

黒砂糖は、ミネラルやビタミンの成分を取り除くことなく含まれた状態です。そのため、白糖よりも多くの栄養を摂取することができます。また、白糖に比べると血糖値の上昇が緩やかになると言われています。そのため、腹持ちが良いので食事量が減り、ダイエットにつながる可能性があります。

黒砂糖が甘さを加えるので、コーヒーは深煎りの濃い方が、味が上手くまとまります。アイスコーヒーで黒砂糖を試したい場合には、黒糖シロップを入れましょう。

ココナッツシュガー

ココナッツシュガーは、ココナッツの花の蜜から湧き出た樹液を煮詰めて結晶化したものです。人気モデルが普段の食生活に使っていると話題になったことで、ココナッツシュガーが注目されました。マフィンやケーキといった焼き菓子の材料としても活用できる、使い勝手の良い甘味料です。

マグネシウム・カリウムといったミネラルが豊富に含まれている点が、ココナッツシュガーの特徴です。

コーヒーに砂糖を入れるメリットとデメリット

コーヒーに砂糖を入れるメリット

コーヒー&砂糖で疲労回復

身体は、常に血液中に含まれる糖と脂肪酸をエネルギーに働いています。しかし、疲労した状態だと肝臓に蓄積されていたグリコーゲンが底をついてしまい、血液に糖分を送り込めなくなります。そうなると、身体のエネルギー補給が上手くいかなくなり、スムーズに身体が活動できなくなります。これが身体の疲労状態です。

砂糖はこの疲労を回復させるのに最も効果的です。一般の食品からも糖分を補給できますが、吸収・分解までに時間がかかります。

砂糖は摂取されるとすぐにブドウ糖に分解され、血液に入ります。血糖値は数分の内に上がり、疲労を回復させることができます。このメカニズムにより、コーヒーに砂糖を入れることで手軽に疲労回復ができます。

コーヒー&砂糖の相乗効果で集中力が上がる

身体の器官の中でも、特に栄養補給を必要としているものは人間の脳です。脳は身体の重量のわずか2%ほどですが、1日に消費するエネルギーは全エネルギーの約18%です。脳が1日に必要とするエネルギーをブドウ糖で換算すると約120gです。

脳へのエネルギーが不足すると注意力や集中力が下がり、ミスをしやすくなります。コーヒーに砂糖を足して飲むと、仕事で力を発揮したいときなどに集中力を高めることができます。コーヒーに含まれるカフェインにも、同じように集中力を向上させる働きがあります。この2つの効果により相乗効果が期待できるのです。

コーヒーに砂糖を入れるデメリット

糖分過多になりすぎてしまう

コーヒーに砂糖を入れるデメリットは、糖分過多になりすぎてしまうことです。糖分過多になると、カロリーを摂りすぎていることと同じ状態になります。糖分過多は、血液中のインスリン分泌を過剰にしてしまいます。インスリンの値がずっと高いままだと、糖尿病・脳卒中・心臓発作などが起きやすくなります。

コーヒーには、お茶菓子もよく合います。その分さらに糖分量が上がり、糖分過多の原因になります。コーヒーに砂糖を入れるときは、糖分過多にならないよう量の調整や注意が必要です。

余分なカロリーを取ってしまい太ってしまう

コーヒーに砂糖を入れるデメリットは、カロリーの過剰摂取です。ブラックコーヒーは、200mlで約6kcalと、非常に低カロリーな飲み物です。

しかし、ブラックコーヒーに毎回砂糖やミルクポーションを入れると、1日4杯飲む場合のカロリーは116kcalです。これはご飯小盛り1杯分のカロリーと同等にもなりますので、摂取量には注意が必要です。

砂糖を入れると脂肪・糖分を摂り過ぎる生活をしやすい

コーヒーに砂糖を入れると、脂肪・糖分を摂り過ぎる生活をしやすくなります。糖分だけでなく、気づかないうちに脂肪も蓄える原因となります。

砂糖は中毒性が高く、「マイルドドラッグ」とも呼ばれています薬物やアルコール並の中毒性・依存性があると言われているのです。糖質を食べると、幸せが感じられる状態が頻繁に繰り返されると、脳はこの快感がクセになります。1日の摂取量20gを守ることで、注意することができます。

砂糖を入れる時に気を付けるべきポイント

コーヒーに砂糖を入れることは、疲労回復や集中力向上といったメリットが期待できます。しかし、同時に気をつけないとカロリーを摂取しすぎてしまったり、糖尿病の原因になります。デメリットを意識して、砂糖を入れる量を上手に調整しましょう。

コーヒーに砂糖を入れる順番

ホットコーヒーには、砂糖を加えて混ぜてから、ミルクやクリームを入れましょう

冷蔵庫から出したばかりのコーヒーミルクや牛乳を、砂糖を加える前のコーヒーに入れると、コーヒーの温度が下がり、砂糖がきちんと溶けません。ホットコーヒーの場合は、砂糖を加えて混ぜてから、ミルクやクリームを入れましょう。きび糖やグラニュー糖を入れる場合は、より熱いコーヒーが溶けやすいです。

コーヒーの砂糖を来客へ差し出す時の注意点

砂糖の置き方は手前が手本

来客用コーヒーの砂糖の置き方が分かる画像

来客に対するコーヒーの出し方には、マナーが存在しているためきちんと守りましょう。手前にスプーンと砂糖がくるように置くのがマナーとなっています。この置き方ですと、スプーンと砂糖が使いやすい位置になります。スプーンは、柄の部分が右側にくるように置きましょう。

さらにコーヒーカップについては持ち手が右側にくるように出すのがマナーです。そのまますぐにコーヒーカップを持って、コーヒーを飲むことができます。

コーヒーは淹れたての温度を保つと更に好印象

コーヒーを出すときには、美味しい状態である淹れたての温度を保つようにしましょう。ホットコーヒーなら温かいまま、アイスコーヒーなら冷たいままがベストです。注ぐ量は『カップの7~8分目』を意識し、入れすぎないようにしましょう。

コーヒーに砂糖を入れる以外の飲みやすくなる方法

塩で酸味と苦みの柔らかくなるコーヒーに

コーヒーに塩を入れると、味が不味くなると思いがちです。実はそんなことはありません。コーヒーに塩を入れると、酸味が無くなり、苦味も柔らかくなります。さらに、まろやかで飲みやすいコーヒーになるので、酸味や苦味が嫌いな人にはオススメです

あんこで栄養バランスも良く体にも優しい味

コーヒーにあんこを入れることで、ポリフェノールを効率よく摂取することができます。コーヒーはクロロゲン酸類という抗酸化力の強いポリフェノールを含んでいるため、増えすぎた活性酸素を退治します。

さらには酸化悪玉コレステロールの予防の役割をしてくれます。ただし、ポリフェノール牛乳の成分に弱いため、吸収率が下がってしまうので要注意です。

生姜入りコーヒーは体を温めて新陳代謝アップ

生の生姜にはジンゲロールとショウガオールという成分が含まれています。ジンゲロールには免疫力アップや美容効果があります。ショウガオールには、血行促進効果・脂肪燃焼効果・発汗作用があります。

生姜を入れたコーヒーでは、身体を温め新陳代謝アップの効果が期待できます。辛いのが苦手という方はお好みで、はちみつ、黒糖、シナモンなどがオススメです。全てコーヒーと相性抜群です。

コーヒーに合うおすすめの砂糖

Amazon等で気軽に買えるおすすめ砂糖

スプーンいっぱいに盛られた砂糖の画像

MMC スティックシュガー 3g×40本

使い切りのスティックシュガーで、スリムタイプで内容量は3gです。そのため、入れすぎは防ぎたいという場合にぴったりなサイズです。すっきりとしたグラニュー糖が使用されているので、甘くなりすぎないのも魅力です。40本入りでたっぷり使えます。さらに、パッケージがコンパクトなので、収納しやすいのもオススメポイントです。

キーコーヒー コーヒーシュガー 400g×2個

キーコーヒーは、コーヒーの栽培から製造・販売まで行う有名メーカーです。有名メーカーから販売されている砂糖は、コーヒーのために作られたものです。特にコクや苦味があるコーヒーとの相性は抜群です。徐々に濃厚に甘くなっていき、大人向けスイーツのような甘苦さを楽しめます。

ペルーシュ ブラウン 750g

さとうきびを原料にした、あっさりとした甘味が特徴の角砂糖です。コーヒーの風味を邪魔せず引き立たせるため、レストラン・ホテル・カフェなどでもよく使用されています。大きさが不揃いで、温かみのある形もころころとかわいらしく、人気がある砂糖です。

コーヒー好きがおすすめするコーヒーシュガー

南青山マメーズオリジナルブレンドシュガー

南青山マメーズオリジナルブレンドシュガーは、より美味しく楽しむためのシュガー、をコンセプトに作られたオリジナル「ブレンド・シュガー」です。白はグラニュー糖、ブラウンは種子島のサトウキビ100%、そしてカナダのメイプル100%の結晶をブレンドしています。

甘みが加わることで、ブラックでは感じなかった味わいを、舌が感じることを実感できます。1杯のコーヒーを二度楽しむことができる、オススメのコーヒーシュガーです。

コーヒーに砂糖を入れてほっとしたひと時を

コーヒーの砂糖を徹底検証しました。カロリーや健康面を気にしているならば、はちみつやココナッツシュガーを使うのもオススメです。様々な種類の砂糖や砂糖以外の甘味料を活用して、コーヒーの味わいを引き立てて楽しみましょう。

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