ラーメン二郎はまずい？ジロリアンには味の美味い不味いは関係ない？

飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を獲得しているラーメン二郎ですが、一部ではまずいとの噂が囁かれています。これだけ人気の高い有名店だけにアンチも少なからずいるのでしょうが、果たして本当にラーメン二郎はまずいのでしょうか？ラーメン二郎をまずいと評価している人は、一体何を基準にまずいと言っているのか気になるところです。

そこで本記事ではラーメン二郎がまずいと言われているのは理由について、評判や口コミ、レビューなどを基に検証を行いました。ラーメン二郎を美味しいと感じる人とまずいと感じる人では一体何が違うのか？ラーメン二郎についての気になる噂もまとめてみました。

早速本題についてですが、ラーメン二郎は本当にまずいのでしょうか？そして、そもそもラーメン二郎のラーメンがどのような味なのか？を検証します。ラーメン二郎のラーメンを食べたことがない人は、どういった味なのか？を思い浮かべながら読み進めてください。

そもそもラーメン二郎は世間からどの様なイメージを持たれているのでしょうか？訪れたことがない人は一体ラーメン二郎をどの様なラーメン店と捉えているのか？調査してみました。すると、多くの人達がラーメン二郎のことを「デカ盛りのお店」と捉えているとのことが分かりました。

更には「普通のラーメン店とは違ってルールに厳しい」「残したら怒られる」「味が濃い」「店が汚い」などなど、さまざまなイメージを持たれているとのこと。どうやらラーメン二郎の知名度が高まったことによって、噂だけが勝手に独り歩きしている部分もあるようです。

そもそもラーメン二郎とは三田本店で修行した弟子にあたる人々や、それらの弟子が開店した二郎直系店で修行した人が独立して経営している店舗であり、それぞれ経営も独立して行われています。そのため、メニューも店舗によってバラバラです。

とはいっても、どのラーメン二郎も基本的に看板メニューはラーメンです。それとは別に店舗によってコレ以外のメニューを取り扱っている店舗が存在します。中にはつけ麺が人気のラーメン二郎もあるなど、店舗によってさまざまな個性を感じることができます。こうした店舗毎のオリジナルメニューが頂けるのも、ラーメン二郎の魅力といえます。

気になる味ですが、ラーメン二郎のラーメンの味はとにかく濃厚です。薄味のラーメンが好きな方だと、味が濃すぎて食べられないと言う人もいるほどの濃厚さです。どの店舗でも基本的にはこの濃厚スープがベースですが、それぞれのお店毎に個性のある味付けが施されているので、その違いを愉しむことができるのもラーメン二郎の良さの一つです。

この濃厚スープが苦手という方は、どんなに頑張ってもラーメン二郎のラーメンは好きになれないかもしれません。ですが、初めて食べた時に「二度と食うか！」と思った人が、やがてラーメン二郎にドハマリし、いずれ二郎で働くまでになったというケースもあるのだとか。それだけ中毒性の高いスープということです。

ラーメン二郎といえばトレードマークの超極太麺です。普通のラーメンと比べると明らかに太さが違う上に、噛みごたえも抜群です。知らない人がみると「ラーメンの中にうどんが入っているの？」と驚いてしまうかも知れません。それほどまでに太い麺が特濃の醤油味スープの中にドップリと浸かっているのです。

しかも、この麺がスープとの相性バツグンで、太麺が苦手な方でも美味しく頂けると評判です。ラーメン二郎はこの極太麺と濃厚スープがあってこそのモノであり、この黄金タッグこそがラーメン二郎そのものなのです。こちらも店舗によって量や太さが異なるので、自分好みのお店を探し出すといった愉しみもあります。

ラーメン二郎は野菜とにんにく、背脂とカラメ（味を濃くするか否か）といったトッピングが無料です。このトッピングもまたラーメン二郎の人気ポイントの一つであり、店舗によっては想像を遥かに絶するボリュームで盛り付けられることもあります。

見たこともない高さの野菜が盛られたラーメンの画像を目にすることがありますが、これはトッピングで野菜をマシマシ若しくはチョモランマで盛り付けたバージョンです。もちろん残すのは厳禁なので、完食する自信がある人だけが注文する資格を有します。普通なら野菜だけで満腹になる量を、歴戦のジロリアン達はペロリと平らげてしまうのです。

続いて二郎がまずいと言われる理由を、それぞれの項目ごとに検証してみました。その結果、どうやら二郎がまずいと思われているのは単なる誤解である可能性が高いということが分かったのです。ここではその検証内容とその結果について説明します。

二郎の店舗によっては生卵を提供している店舗があります。この生卵を別の容器に割り入れて、まるですき焼きを食べるかの様に頂くことができるのです。これを「まずいからこの様にしないと食べられないんだろう」と穿った見方をする人がいるのだとか。そもそもそんなことを考えること自体が不思議で仕方ないといった話です。

これは二郎だけに限らず、世の中には「〇〇といえばコレ！」といった絶対的固定観念の塊の様な人が少なからずいます。そういった人にとっては、こんなラーメンとは言えない邪道な食べ方をしていること自体が我慢ならないのでしょう。ということで、この件に関しては右から左に華麗にスルーで良さそうです。

二郎に行ったら、あの鬼のようなボリュームのトッピングでラーメンを食べなければならないと考えている人がいるそうですが、それは勿論大きな間違いです。トッピングは問答無用で盛り付けられるものではなく、申告して盛り付けてもらうモノ。故に、何も必要なければ「無しで」と伝えれば良いのです。

また、トッピングを盛ったところで二郎の味とは何の関係もありません。なので何故トッピング云々が二郎がまずいと言われる理由になっているのかも皆目検討が付きません。そうした口コミや評判があるわけでも無さそうですし、この件も華麗にスルーということで終了です。

二郎はロット単位でラーメンを提供します。つまり一度に何玉という数の麺を茹で、出来上がりと同時に提供するのです。こうすることで回転率をUPさせ、多くのラーメンを提供することができるのです。ただ、そのためにはお客も着丼したラーメンをなるべく早く食べなければなりません。いつまでも食べていると次に提供するラーメンができてしまうからです。

この様に、食べるスピードが遅いせいでロッドを見出してしまう行為は通称「ロッド乱し」と呼ばれ、ジロリアンの間ではタブーとされています。これが一般の人達からしてみると気持ち悪い行為の一つとして誤解されているのです。

二郎の中で酷評されている店が存在し、それが二郎がまずいと言われる原因になっているのでは？という見方もあります。実際口コミやレビューの評判が悪い店があり、そこでの評判は散々でした。そうした口コミやレビューを見た人が「二郎ってまずいんだ」と考えてもおかしくはありません。

残すと怒られるのは当たり前です。当然少し残す程度では怒られないでしょうが、ノリでマシマシを注文し、結果殆ど食べずに残すなど誰だって怒ります。それを「残すと怒られるから二郎はまずい」といったメチャクチャな理論でこき下ろすのは論外です。まずは残すという行為自体に罪悪感を感じるところから始めてください。

大きな勘違いをしている人がいるようですが、二郎は早食いや大食いを競う店ではありません。純粋に二郎のラーメンが食べたいがために訪れるのです。Youtubeなどの影響もあるのでしょうが、殆どの人はラーメンを純粋に愉しむ為に二郎を訪れるのです。

それがまずいという話にどう繋がるのかサッパリ分かりませんが、二郎には店舗によってドリンクを持ち込みできる場合もあります。

これらの誤解が、一部のジロリアンの言動によって生じた可能性は少なからずあります。二郎を愛するのは結構ですが、新規参入がしずらい雰囲気を作り出すのは決して得策ではありません。

最後に二郎の味や店舗に関する口コミや評判、レビューなどを紹介します。調査した結果、非常に面白い結果となりました。

まずは総本山である三田本店のレビューです。「美味しい」とべた褒めする人が一方「店内が汚い」「とにかくまずい」と言った人も存在するのです。汚いと言う人がいる一方でキレイだという人もいるのですから、こうなると個人の感覚の違いとしか言いようがありません。

続いては府中店です。府中店は店主の体調不良によって一時休業していたことがあります。そのため休業前には「店が汚い」「丼が汚い」など、不衛生な状態を指摘する声が多数挙げられていました。ただし、それも休業後の現在は全て解決した様で、汚いどころか「キレイな状態が保たれている」といった評価が寄せられているようです。

ラーメン二郎はまずくありません。勿論中には口に合わない人もいるでしょう。ただ、好みで話をするならば、どんなお店だろうと結果は同じです。汚いと感じるのも個人差ですし、気持ち悪いと思うのも個人の勝手です。

感覚なんて曖昧なモノは結局自分にしか理解できません。なので美味しいかまずいかは、自分で食べた感覚で決めれば良いのです。見も知らぬ人のレビューを鵜呑みにして、せっかくの美味しい出会いを逃してしまわないようにしたいモノです。