砂糖の代用品で最適なのは?はちみつ・みりんを代わりに使うには?

砂糖の代用品で甘さをプラスする方法を解説します。砂糖のストックがない時や砂糖の摂取量を抑えたい時、はちみつやみりんを代わりに使用する方法を説明します。健康が気になる方、砂糖の代用レシピを知りたい方は必読です。

砂糖の代用品で最適なのは?はちみつ・みりんを代わりに使うには?のイメージ

目次

  1. 1砂糖がない時に代わりとなるものは?
  2. 2砂糖がない時に代わりとなるものは?
  3. 3砂糖の代用として使えるもの
  4. 4砂糖の代用まとめ

砂糖がない時に代わりとなるものは?

うっかり砂糖のストックを切らしてしまった経験が、誰しも一度はあるでしょう。砂糖がない時は、家庭にある他の調味料で代用してみましょう。実は、はちみつやみりん等でも、砂糖の代わりに十分な甘さをプラスできます。お馴染みの代用品から、最近話題の麹を使った代用品まで、砂糖の代わりに使える調味料の活用法を詳しく解説します。

砂糖がない時に代わりとなるものは?

砂糖の代用品一覧表

はちみつ
メープルシロップ
みりん
甘麹
麹ジャム
フルーツ
甘みの強い野菜
甘酒氷
ココナッツウォーター
ココナッツシュガー
オリゴ糖
米あめ
ジャム
アガペシロップ
エリスリトール

上記は砂糖がない場合に料理やお菓子に甘みを出すことができる代用品の一覧です。家庭に常備しているものや、スーパーやコンビニで手軽に手に入るものもあるので、参考にしてみてください。

砂糖の代用として使えるもの

砂糖の代用①はちみつ

砂糖よりもはちみつの方が甘みを強く感じるため、同量で代用すると甘くなりすぎることがあります。

砂糖の代用と聞いて、真っ先に、はちみつを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。常備している家庭も多く、砂糖の代用品として気軽に使うことができます。はちみつの味や香りは、採取された花の種類によって異なります。アカシア花はちみつは、癖がなくスッキリとした味わいです。また、最近話題のマヌカハニーは、濃厚で個性的な味わいです。

味や香りの主張が強い種類のはちみつもあるため、砂糖の代用にする際には、注意が必要です。素材そのものを楽しみたい時には、スッキリとした味わいのはちみつを選んだり、量を控えめに使用する必要があります。

はちみつは砂糖に比べて甘さを感じやすいため、砂糖の8割くらいの量を目安に代用しましょう。味見をしながら、少しずつ加えていくのが、おすすめです。砂糖の代わりに、ぜひ使用してみてください。

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砂糖の代用②メープルシロップ

メープルシロップは、サトウカエデなどの樹液を濃縮した琥珀色の甘味料です。濃厚な甘みのメープルシロップがたっぷりかかったホットケーキは、最高のおやつといえます。砂糖やはちみつと異なる風味で、ファンも多いのではないでしょうか。

メープルシロップの色や味は、樹液の採取時期によって異なります。採取時期の初めの頃は、色が薄く味が繊細なのが、特徴です。時期が進むにつれて色が濃くなり、風味も増していきます。カルシウムやミネラルが豊富で栄養満点ですが、砂糖の代用品として気軽に使うには、値段が高いのが、難点です。

200ml入りのもので800円から1000円程度することが多く、砂糖の代用品として、常備している家庭は少ないようです。スイーツとの相性は抜群のため、お菓子作りには、おすすめです。メープルシロップならではのリッチな風味とコクは、幸せなひとときを与えてくれます。

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砂糖の代用③みりん

みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」の二種類があります。これらの調味料は原材料と作り方が異なるため、使い分けが必要です。

本みりんは、蒸したもち米、米麹、アルコールを原料に、40~60日間かけて作られます。砂糖の成分がショ糖のみで強い甘みを感じるのに対して、本みりんは、ブドウ糖やオリゴ糖などの糖類で構成されています。そのため、砂糖の甘さとは質が異なり、上品で深い味わいが特徴です。

みりん風調味料は、1%未満のアルコール、うま味調味料、水あめといった糖分などを加えて作られています。本みりんに14%のアルコールが含まれるのに対して、みりん風調味料にはアルコールがほとんど含まれません。開栓後は酸素や雑菌の混入によって腐敗しやすくなるため、早めに使い切ることが必要です。

砂糖大さじ1杯の代用でみりんを使う際には、みりん大さじ1.5杯を目安にします。卵焼きや肉じゃがを作る際、砂糖の代わりに、普段の1.5倍の量のみりんで代用してみましょう。

砂糖大さじ1=「本みりん」および「みりん風調味料」大さじ1.5杯を目安としてお試しください。

砂糖の代用④甘麹

甘麹がどのような調味料か、説明できない人も多いのではないでしょうか。甘麹とは、炊いた白米または、もち米と米麹、湯を混ぜ、一定の温度を保ちながら発酵させたものです。甘みとうまみを加える調味料として、砂糖の代用にすることができます。

麹菌の働きのおかげで、砂糖よりも、まろやかな甘みと旨味を感じられるのが、特徴です。煮物、炒め物、和え物、デザートなど、幅広いジャンルの料理に、砂糖の代用として活用することができます。砂糖の代わりに、甘麹を使った料理にチャレンジしてみましょう。

砂糖の代用⑤麹ジャム

市販の甘酒だけで作ることができるのが、麹ジャムです。砂糖不使用の甘酒を、ヘラで混ぜながら加熱します。焦げないように注意しながら、とろっと糊状になれば出来上がりです。甘酒は、「飲む点滴」といわれる健康食品です。ビタミンB群、葉酸、オリゴ糖、コウジ酸、食物繊維、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれています。

麹ジャムは、便秘解消や美肌、脂肪燃焼の効果が期待できます。砂糖がたっぷり含まれたフルーツジャムの代用に、使ってみましょう。きなこ、ココアパウダー、抹茶と混ぜても相性抜群です。砂糖よりも上品でほんのりとした甘さが特徴で、トーストやプレーンヨーグルトのトッピングにもおすすめです。

子供から美容・健康に関心がある人まで、毎日手軽に食べられる、砂糖の代用品です。手作りの麹ジャムは、冷蔵庫で一週間を目安に食べきりましょう。

砂糖の代用⑥フルーツ

カレーにまろやかな甘さを加えたいときの隠し味といえば、すりおろしたリンゴです。甘口の焼き肉のタレにも、リンゴが含まれているものが多いように、リンゴの自然な甘みとお肉は相性抜群です。また、リンゴ酸には、肉の繊維を柔らかくする効果があります。

アップルソースとは、煮つぶしたリンゴペーストのことです。アメリカやヨーロッパのスーパーでは、必ず売られている食材です。アップルソースは、砂糖の代用品として、煮込み料理や肉料理に、活用することができます。手に入れた際には、砂糖の代用にしてみましょう。

砂糖の代用⑦甘みの強い野菜

かぼちゃは、火を通すことによって素朴な甘みを引き出すことができる野菜のひとつです。甘いかぼちゃを見極めるポイントとしては、ヘタの部分が乾いていること、艶があって色が濃いもの、重さのあるものといった点が挙げられます。また、採れたてよりは、しばらく置いて乾燥させたものの方が、より甘さが増します。

調理の際には、水分が出るように、弱火でじっくり加熱しましょう。ほんの少しの塩を加えることもポイントです。そうすると、食材から水分が出やすくなり、旨味と甘さが凝縮されます。砂糖と醤油をたっぷり使用した煮物は、ご飯が進みます。しかし、時には、野菜そのものの甘さをじっくり味わってみると、よいでしょう。

砂糖の代用⑧甘酒氷

甘酒氷とはその名の通り、甘酒を製氷皿に入れて凍らせたものです。冷凍庫で6ヶ月保存することができ、常備しておくと、砂糖の代用に大活躍です。

そのまま食べるのはもちろんのこと、砂糖の代用品として、様々な料理に使うことができます。ヨーグルトやフルーツと一緒にミキサーにかけて、スムージーやフラペチーノにするのも、おすすめです。砂糖不使用のスイーツは、ダイエット中でも、抵抗なく味わうことができます。

砂糖の代用⑨ココナッツウォーター

ココナッツウォーターは、海外セレブが愛飲していると話題の飲料です。ココナッツミルクは、熟したココナッツの固形胚乳を削り、それを煮出して削り出した液体です。一方、ココナッツウォーターは、未成熟な果実の中心にある透明な液体が原料です。ココナッツウォーターには少量の糖質が含まれており、ほんのりとした甘みがあります。

半透明でサラサラとしており、栄養価の高さから「天然のスポーツドリンク」とも称されています。市販のスポーツドリンクが糖分・塩分・カロリーが高いことに対して、ココナッツウォーター100gあたりのカロリーは17kcal程度です。スポーツドリンクの代用に、砂糖不使用のココナッツウォーターで、ヘルシーに水分補給しましょう。

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砂糖の代用⑩ココナッツシュガー

ココナッツシュガーはその名のとおりココナッツから採取される甘味料で、ココナッツの花蜜を乾燥させて作られたものです。血糖値の上昇がゆるやかで太りにくいほか、カリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれ栄養バランスも抜群です。

水溶性食物繊維も多く含まれているため、便秘解消に役立つほか、デトックス効果も期待できます。味にクセがないため、砂糖と同様に使える点も魅力です。煮物や炒め物、スイーツ作りなど幅広く活用できます。

砂糖の代用⑪オリゴ糖

オリゴ糖はブドウ糖や果糖などの単糖が結合したものです。甘さが上品で、クセがなく使用しやすいのが特徴です。砂糖と比較するとカロリーも低く、血糖値の急上昇を抑える効果があることから、ダイエット中の方にも最適です。

大腸まで届き、お腹の調子を整えてくれるビフィズス菌の栄養源にもなるため、特定健康食品としても認められています。粉末状のものやシロップ状のものなどをスーパーで手軽に買うことができるので、用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか?

砂糖の代用⑫米あめ

マクロビスイーツで砂糖の代わりに使われることが多いのが、米飴です。米を麦芽の酵素の力で飴化したもので、日本で砂糖が普及するまで甘味料として広く利用されてきました。

使用する米によって甘味が異なり、うるち米はやさしい甘み、もち米は濃厚な甘み、玄米は穀物のコクと風味が感じられます。保水性が高いため、カステラやケーキなどに使用すると生地がしっとりとして、美味しく仕上がります。

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砂糖の代用⑬ジャム

砂糖の代用品としてジャムを使用するという手もあります。マフィンやパウンドケーキなどお菓子作りの際に砂糖の代わりに使用するほか、料理やソースの隠し味としても使用することができます。

原料とするフルーツや野菜によって風味が大きく異なるため、好みの味わいのものを使用しましょう。冷蔵庫に余ってしまったジャムを消費したい際にも重宝します。

砂糖の代用⑭アガペシロップ

アガペシロップはメキシコを中心に自生しているリュウゼツランという植物から抽出されたシロップです。血糖上昇指数を表すGI値が砂糖と比較しても非常に低く、砂糖よりも甘味が強いため、少量使用するだけでも十分甘味を感じることができます。

味にクセがないためお菓子作りにはもちろん、醤油を使う和食とも相性抜群です。アガペシロップを砂糖の代わりに使うだけで、つやがあり、上品な味に仕上がります。

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砂糖の代用⑮エリスリトール

エリスリトールは厚生生労働省で認められた天然由来の甘味料のひとつです。摂取しても体に吸収されず体外に排出されるため、ゼロカロリーの糖質として知られています。甘味は砂糖の70%ほどで、清涼感のある口当たりが特徴です。

また口腔内の細菌が餌にしにくいため、虫歯を気にしなくても良いという性質もあります。糖質制限中の方やダイエット中の方にぴったりですが、お腹を下しやすいため摂取しすぎには注意が必要です。

砂糖の代用まとめ

砂糖を使わず、代用品で甘さをプラスする方法についてまとめました。まずは、常備している家庭の多いはちみつやみりんから、砂糖の代用レシピを試してみると、よいでしょう。

砂糖の甘さは、寛ぎのひとときを与えてくれます。やみくもに我慢せずに、砂糖の摂取量を適度に抑えるために、代用品を利用してみましょう。ぜひ、砂糖の代用レシピを普段の料理に取り入れてみてください。
 

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