コーヒーで吐き気がして気持ち悪くなる原因&対処法!気持ち悪い人必見

コーヒーを飲むと気持ち悪くなる原因を徹底解説します!吐き気や頭痛、胃の不快感を感じさせる原因や、気持ち悪くなった時の対処法もまとめています。気持ち悪くならないようなコーヒーの味わい方も併せてチェックしていきましょう。

コーヒーで吐き気がして気持ち悪くなる原因&対処法!気持ち悪い人必見のイメージ

目次

  1. 1コーヒーでいつも気持ち悪い!
  2. 2コーヒーで気持ち悪くなる症状と原因
  3. 3コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法
  4. 4コーヒーで気持ち悪くならないための対策
  5. 5コーヒーで気持ち悪くならない飲み方をしよう!

コーヒーでいつも気持ち悪い!

コーヒーを飲んで気持ちが悪くなったことはありませんか?普段はコーヒーを飲んでも問題無いのに、その日に限って頭痛や吐き気を感じてしまう場合もあります。これは飲む人の体調不良などが原因とも考えられます。頭痛や吐き気など気持ちが悪くなる成分と対処法、気持ち悪くならないような予防策をみていきましょう。

コーヒーで気持ち悪くなる症状と原因

コーヒーで気持ち悪くなる症状①カフェインで吐き気

コーヒーを飲んで気持ち悪くなる原因として、カフェインによって胃液が過剰に分泌されている可能性があります。本来カフェインによって胃液が分泌されることは望ましい現象です。食事の後でコーヒーや紅茶、緑茶を飲むとカフェインが働きかけ、胃液の分泌を促し、食事に含まれる脂肪の分解を促し胃の働きを活発にしてくれます。

しかし、胃の中に分解するものが少ない時や空腹時にカフェインが入ると、胃液は分解するものが無いので胃壁を直接刺激してしまいます。そうすると吐き気や胸やけなどの気持ち悪さの症状が表れる可能性があるのです。

コーヒーで気持ち悪くなる症状②カフェインで興奮作用

仕事中や勉強中にコーヒーを飲む人も多くいます。コーヒーに含まれるカフェインが脳を刺激して、集中力ややる気を増す効果があるからです。カフェインを摂ると交感神経が刺激され、軽い興奮状態となり眠気を抑え脳を活動的になるよう導いてくれます。

しかし多量のカフェインを摂ると交感神経の働き過ぎにより、自律神経のバランスが崩れます。交感神経ばかりが働くと興奮作用が高まって体調を整えたり、リラックスさせる副交感神経が働きにくくなります。その結果、体内の神経バランスが崩れて吐き気や頭痛、気持ち悪さとなって表れるのです。

コーヒーで気持ち悪くなる症状③クロロゲン酸で胃もたれや胸やけ

コーヒーを飲むと気持ち悪くなってしまうのに、緑茶や紅茶であれば特に気持ち悪くなったりはしない人もいます。この場合はカフェインではなくクロロゲン酸が原因と考えられます。

クロロゲン酸はコーヒーの苦みや香りの成分でポリフェノールの一種です。クロロゲン酸には胃の働きを活性化させる効果があり、糖質の吸収をゆっくりとするなど脂肪燃焼に効果的な働きを行います。この健康効果を狙ってクロロゲン酸を多く含んだ商品も販売されているほどです。

しかしクロロゲン酸にはデメリットもあります。空腹時にクロロゲン酸が胃に入ると胃液が分泌されて、胃もたれや胸やけ、吐き気の原因にもなります。胃に負担をかけないためにも空腹時を避けて飲むと良いでしょう。

コーヒーで気持ち悪くなる症状④コーヒーアレルギー

食物アレルギーは、口にするとすぐにじんましんが出たり、ぜん息のような咳が続くといった症状が表れます。コーヒーアレルギーは、口にしてすぐに症状が表れるものではありません。飲んでから数時間経過して頭痛やめまいなどの症状が表れるため、コーヒーとの関係が分かりにくい場合があります。

食後のコーヒーを飲んだ直後は何の不調を感じなくても、2~3時間後に吐き気やめまいのようなふらつきが表れる人はコーヒーアレルギーかもしれません。もしこれがコーヒーアレルギーだったとしたら、症状に合わせた対症療法をとるしか他に手はありません。ただし頭痛薬や吐き気止めなど、市販薬を服用すれば症状を治めることは可能です。

もし薬に頼りたくないのであれば、コーヒーを飲まないか飲む量や回数を減らすなどしてアレルギー症状を起こさないようにしましょう。万が一コーヒーアレルギーが疑われるようであれば、必ず病院でのアレルギー診断を受けましょう。アレルギーには必要な対処が必要です。

コーヒーで気持ち悪くなる症状⑤カフェインの過剰摂取による中毒

コーヒーアレルギーと同様に、頭痛やめまい、倦怠感といった症状をもたらす原因にはカフェイン中毒もあります。カフェイン中毒とは一日に何杯もコーヒーを飲まないと気持ちが落ち着かなくなる症状です。カフェインの過剰な摂取を繰り返すことで神経系のバランスが傾き、不足すると脳が働かないように感じてしまうためにカフェインを必要以上に欲してしまいます。

カフェイン中毒の場合、摂取量を少しずつ減らしていくことで中毒症状は改善されます。ただ、それまで大量のカフェインを摂っていた人がいきなりカフェインを全く摂らなくなると、めまいや頭痛といった症状が出てしまう可能性も否定できません。カフェイン中毒にならないためにも、日頃から過剰なカフェイン摂取が習慣化しないよう気を付けてください。

コーヒーで気持ち悪くなる症状⑥空腹時に飲むと胃酸で胃痛や吐き気

体や脳を目覚めさせる目的で、起床してすぐにコーヒーを飲む人も大勢いるでしょう。ですが目覚めたばかりの体は内臓も動き出しておらず、胃の中も空の状態です。この状態で胃の中にコーヒーを入れると、急激な刺激によって胃酸が空の胃の中に排出されてしまいます。それが結果として吐き気を引き起こす原因となるのです。

これと同じように起床後ではなく食事前の空腹時でも、カフェインが入ることによって胃の痛みを感じることがあります。起床後や空腹時にコーヒーを飲むと胃への負担も大きいので、なるべく避けるようにしましょう。

コーヒーで気持ち悪くなる症状⑦豆の鮮度が悪い

いつもと通りドリップしたてのコーヒーを飲んでいるのにも関わらず、突然気持ち悪くなる場合もあります。この原因はコーヒー豆の鮮度が落ちていると考えられます。コーヒー豆にも美味しく味わえる期間がありますが、こうした場合は豆が既に劣化している可能性が高いのです。口にするものである以上、何物の鮮度が大切です。

焙煎後のコーヒー豆は、保存期間が長くなるほど空気中の酸素に触れて酸化が進みます。それによって豆本来が持つ酸味とは異なり、食品が腐ったような不快な酸味を帯びる様になるのです。この様な状態の豆をドリップしても当然コーヒーが美味しいはずがありません。普段は気持ち悪くならない人が、不快な気分や吐き気を感じてしまうのも当然です。

新鮮な豆でハンドドリップしたものでも、時間をおいてから飲むと酸味を感じることがあります。これは抽出後のコーヒーは酸化してしまう為、それによって生じる味の劣化が気持ち悪さの原因だと考えられます。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法①水か白湯を飲む

コーヒーを飲んで気持ち悪くなってしまった際は、水か白湯を飲むのが手早い対処法です。水や白湯で胃に入ったコーヒーを薄めてしまいましょう。カフェインを薄めるとともに、胃液が胃を刺激する働きを弱めてくれます。

用意できない場合は水でも構いませんが、白湯を飲む方がより効果的です。体温を上昇させることで血流が良くなる為、吐き気や頭痛を緩和してくれます。またカフェインで乱れた自律神経を落ち着かせて、正常な状態へと戻すアシスト効果を見込むことができます。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法②牛乳を飲む

牛乳には胃の粘膜を保護する働きがあります。アルコールを飲む前後に牛乳を飲んでおくと、気持ち悪くなりにくいという予防策と同じ効果が見込めるのです。なのでコーヒーを飲んで吐き気がしたら、取り敢えず牛乳を飲んでみましょう。できれば冷たいままではなく常温か少し温めた牛乳の方がベターです。胃への負担も少なく、痛みや気持ち悪さを軽減してくれます。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法③深呼吸する

コーヒーを飲んだ後に軽い吐き気を感じた時には深呼吸が有効です。ストレスなどで疲労が蓄積していると、体調も乱れています。胃の働きや自律神経の働きが通常通りではないところに、カフェインが入ると体への負担が増します。

深く呼吸をすることで、カフェインで興奮している脳や刺激を受けた胃を落ち着かせることができます。乱れた自律神経や過剰な反応をしている胃を正常な状態に戻すために、ゆっくりと数回の深呼吸をしてみてください。デスクに向かい作業をしている時なら、イスに座ったままでも深呼吸をしてみましょう。呼吸を整えることでリラックスもできます。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法④ストレッチをする

コーヒーを飲んで気持ち悪くなった時には、深呼吸と合わせてストレッチもしてみましょう。ゆっくりと腕を伸ばしたり、頭をゆっくりと横に向けるよう首を動かすことで血流が良くなります。ストレッチで血流が良くなると体が温まり、カフェインで刺激された交感神経が副交感神経の働きによって沈まります

カフェインで乱れた自律神経には、ゆっくりとした呼吸とストレッチが有効です。コーヒーアレルギーや胃の不具合といった明確な症状がなければ、ストレッチで気持ち悪さも軽減するでしょう。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法⑤ガムを食べる

コーヒーで気持ち悪くなりそうな時には、ガムを噛む方法も有効です。ガムを噛むと口の中に清涼感が広がり、吐き気を抑えてくれます。加えてガムを噛んでいると唾液が分泌されるので、胸やけや胃の不快感を軽減する働きもあります。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法⑥市販薬を飲む

深呼吸やストレッチをしても気持ち悪さや頭痛が治まらないなら、市販薬を服用する方法もあります。吐き気があるなら胃薬を、頭痛があるなら鎮痛剤を試してください。しばらく安静にしていれば吐き気や頭痛は治まってくるでしょう。

どの市販薬を選んでよいかわからない時には、ドラッグストアにいる薬剤師に症状を伝えてください。症状に合った薬を選んでもらいましょう。

コーヒーで気持ち悪くなった時の対処法⑦病院に行く

コーヒーが原因で気持ちが悪くなったり、頭市販薬を服用しても頭痛の症状が改善しないようなら病院へ行くべきです。自分では気が付いていないだけで、コーヒーアレルギーとは別の病気である可能性もあります。病院では「コーヒーを飲むと気持ちが悪くなる」「頭痛がする」といった症状や経過を伝えて診察してもらいましょう。

コーヒーで気持ち悪くならないための対策

対策①新鮮で質のいいコーヒーを選ぶ

新鮮な豆を使ったコーヒーを飲むことは、気持ち悪く為らないための予防策にもなります。当然ですがカフェや専門店などでは常に新鮮な豆を使っています。ですが家庭ではそうはいきません。時間の経過と共に豆を酸化させてしまって、気持ち悪さにつながることも考えられます。

家庭用に使う豆は大量に購入せず、新鮮さを保てるように小分けされた商品を選びましょう。美味しく味わうのはもちろん、体のためにも新鮮な豆で淹れて飲んでください。

対策②ミルクを多めに入れる

飲んだ後の胃の不快感を減らしたいのであれば、ミルクを多めにいれてみましょう。牛乳や生クリームといった乳製品の成分には胃を保護する働きがあります。ミルクが胃の粘膜をコーティングするように保護してくれるので、胃への刺激を抑えることができるのです。

カフェインやクロロゲン酸による胃への刺激が原因ならば、カフェラテやカフェオレといったミルク入りを選ぶのも対策のひとつです。

対策③カフェインレスのコーヒーを飲む

カフェインが原因で頭痛や吐き気につながるという人には、カフェイン成分のないカフェインレスのコーヒーがおすすめです。カフェインレスの商品なら、妊婦や子ども、風邪薬などを服薬をしている人でも安心して飲めむことができます。

タンポポの根を使ったタンポポコーヒーや、大豆を焙煎した大豆コーヒーなどにもカフェインは含まれていません。気持ち悪くならないためにもこうした代用品も試してみてください。

対策④コールドブリューコーヒーを飲む

コールドブリューとは水出しコーヒーのことです。アイスコーヒーはホットを氷の入ったグラスに注いで冷やしますが、コールドブリューの場合は細かく挽いた豆を水に浸して抽出します。

雑味の多いコーヒー豆でも美味しく味わえるようにということで、この水出しの方法が考えられました。高温で抽出されやすいカフェインやタンニンは、低温で淹れることで抽出されにくくなるからです。低温で淹れる事によってコーヒーはより優しくマイルドな味になります。カフェインが原因で気持ち悪くなる人でも、コールドブリューなら安心して味わえるでしょう。

対策⑤コーヒーを飲み過ぎない

コーヒーを飲んで不調になるのであれば、まずは飲む量を減らしましょう。単純な対策ですが効果はすぐに実現れます。適量のカフェインは集中力アップや消化を助ける働きにもなりますが、過剰摂取は気持ち悪くなったり頭痛といった悪影響の原因になります。

1日に10杯以上飲んでいる人は、カフェイン中毒になっている可能性があります。カフェインを常に摂っているとそれが常態化してしまい、自らの体調不良に気づきにくくなることもあるそうです。まずは1日3~4杯くらいを目安にしてみてください。

コーヒーで気持ち悪くならない飲み方をしよう!

コーヒーで気持ち悪くなる原因には、さまざまなモノが考えられます。吐き気や頭痛が心配なら、空腹ではないタイミングにミルク入りで味わうなどの対処法も有効的です。コーヒーを飲んでも気持ち悪くなることなく、美味しく味わえるよう症状に合わせた対策を試してみてください。

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