孤独のグルメ台湾編で登場したお店を紹介！店舗情報やメニューなど

早速孤独のグルメ台湾編に登場したお店を紹介を始めていきますが、その前に「孤独のグルメ台湾編とは？」「そもそも、孤独のグルメっていうのが何なのかが分からない…」という方の為に、まずは孤独のグルメとは何なのか？ついて簡単におさらいしておきたいと思います。

まずは孤独のグルメとは何なのか？を説明していきましょう。孤独のグルメとはテレビ東京系列で2012年1月から放送が行われているテレビドラマシリーズの名称です。個人で輸入雑貨商を営んでいる主人公の井之頭五郎（いのがしら ごろう）が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする姿を描いたグルメドラマです。

井之頭五郎役を演じているのは俳優の松重豊さん。俳優界きっての名バイプレーヤーとして知られる松重豊さんですが、この孤独のグルメはそんな名俳優が新たなる境地を開いた屈指の代表作と作品になりました。2019年10月までの間に既にレギュラー8シーズンとスペシャル5本が放送されており、テレビ東京を代表する看板番組の一つとなっています。

この孤独のグルメという作品は、扶桑社刊行の月刊PANJAで連載されていたグルメ漫画が原作となっています。孤独のグルメの連載期間は1994年〜1996年で、連載終了翌年の1997年10月には単行本も発売されましたが、当時は正直言って大きな反響を呼ぶことは無かったそうです。

それが再び脚光を集める事になったのが2000年のことでした。この年孤独のグルメが文庫化されると「この漫画面白い」という口コミが少しづつ広まっていったのです。その結果、同じく扶桑社の週刊SPA!で不定期での連載再開が決定。2008年には新装版の単行本が出版されるなど、一大ムーブメントへと繋がっていったのです。

そんな孤独のグルメがドラマ化され大ヒットを記録している事は既にお話した通りですが、この作品のドラマ化が行われたのは日本だけではありませんでした。実は今回紹介する台湾でも、孤独のグルメはテレビドラマ化が行われており、大変大きな話題を呼んでいるのです。

知っている方も多いと思いますが、台湾は大の親日国です。日本のポップカルチャーへの関心も高く、特に音楽やアイドル、漫画やアニメなどは日本同等かそれ以上の人気を博しています。孤独のグルメは日本でムーブメントを巻き起こした漫画が原作ということもあり、ドラマ化される際の注目度も相当なモノだったそうです。

孤独のグルメ台湾編では、台湾版ドラマで主人公の伍郎（ウーラン）を演じたウィンストン・チャオ（趙文瑄）も出演し、両国の主役が同じ店の飯を食うという文字通り夢の共宴を果たしています。この二人が魅せた化学反応は大きな話題を呼びました。

孤独のグルメ台湾編は、B級グルメがズラリと揃うことで知られる羅東夜市をロケ地として撮影が行われました。「台湾と言えば夜市、夜市と言えば台湾」と言われるほど、台湾グルメと夜市は切っても切れない関係です。台湾を訪れた際には、必ずこの羅東夜市にも足を運びましょう！

孤独のグルメ台湾編を観た視聴者の反応ということですが、全ての反応をチェックするのは流石に無理があるため、SNSを中心に視聴者の反応をチェックしてみました。すると、殆どの視聴者はこの台湾編に好反応を示していることが分かりました。まあ、好きな番組を観ているわけですから、拒否反応を示す事自体がそもそも有り得ないと思いますが。

もともと孤独のグルメは高い人気を誇る番組なので、台湾編に限らず作品そのものに好反応を示すツイートが多数UPされています。ただ、台湾編の様な海外を舞台にした作品はこれまでには無かったので、「台湾に行ってみたい！」「台湾に興味が湧いた」といった反応も多数あったようです。こうした反応を考慮したのか、シーズン7では初の韓国編も放送されています。

ここからは、いよいよ孤独のグルメ台湾編で登場したお店を紹介していきたいと思います。孤独のグルメ台湾編にて、井之頭五郎が立ち寄って食事を取ったお店は全部で5店舗。ここではその5店舗の店舗情報と、ドラマ内で井之頭五郎が食べたメニューなどを紹介します。

迪化街にある永樂擔仔麵は、麺という文字が店舗名に入っていることから分かるように、ラーメンなどの麺類と台湾の定番料理をメインに提供しているお店です。

おすすめは孤独のグルメで五郎さんが食べていた五郎さんスペシャルです。こちらはご飯に裂いた鶏肉を載せた鶏肉飯（ジーロウファン）と、白菜、レタス、厚揚げ豆腐、豚肉、たまごのおかず盛り合わせがセットになっています。

古早味豆花は台北市内に在るスイーツのお店です。台湾といえば台湾スイーツは欠かせません！こちらでは南国ならではのひんやりとした絶品スイーツを堪能することができます。

おすすめは傳統豆花です。たっぷりのタピオカとぷるっぷるの豆腐、そして紅豆で出来たスイーツで、スッキリとした甘さが特徴です。

孤独のグルメ台湾編で五郎さんが立ち寄った原味魯肉飯は、その名の通り台湾名物魯肉飯が看板メニューの店舗です。この魯肉飯は、昨今のタピオカブームによって日本でもメジャーな料理として知られる様になりました。

おすすめは五郎さんも注文した下水湯というスープです。名前だけ聞くと絶対注文したくないスープですが、こちらはさっぱりとした砂肝のスープとなっております。

4店舗目は青葱文化館です。青葱文化館がある宜蘭地区は台湾きってのネギの産地で、その中でも三星葱と呼ばれる物は台湾でも最高級ブランドに当たる商品です。青葱文化館じゃそんな三星葱の産地である宜蘭地区に、店舗を構えています。

五郎さんが齧り付いていた葱餡餅を頂きましょう！サクサクとした葱餡餅の歯応えは、一度食べると病みつき必至です。

最後の店舗は全台小吃部です。羅東の國立傳統藝術中心に立ち寄った五郎さんは、そこで海鮮快炒と書かれたお店に入り食事を楽しんでいます。その海鮮快炒と書かれたお店がこの全台小吃部です。

大変残念なことに、この全台小吃部のご主人は孤独のグルメ台湾編の放送二日前にお亡くなりに為られており、現在は別のお店となっています。

「もし五郎さんが再び台湾を訪れたら…」そう考えているファンの方も多いでしょう。そこで最後に台湾へ行ったら絶対に抑えておきたい名店と、その絶品グルメを一覧にまとめてみました。もしかすると次の台湾出張で五郎さんが立ち寄る可能性が有るかも⁉

本記事では孤独のグルメ台湾編に登場したお店の詳細情報と、台湾を訪れたら絶対に抑えておきたい名店の絶品グルメ、そして視聴者の反応などをまとめて紹介してきまいた。台湾を訪れる機会があれば、ぜひこれらのロケ地でグルメを堪能してみましょう！