味噌汁の栄養と効能!ダイエット効果もある?毎日飲むメリットも紹介!

味噌汁には美味しいだけでなく豊富な栄養成分と健康に良い効能があり、美肌やダイエットにも効果があると注目されています。ご飯との相性もバッチリな味噌汁の気になる塩分や栄養、毎日飲むメリットについても紹介していきます。

味噌汁の栄養と効能!ダイエット効果もある?毎日飲むメリットも紹介!のイメージ

目次

  1. 1味噌汁にはどんな栄養がある?
  2. 2味噌汁の栄養成分と効能
  3. 3味噌汁は栄養学的にご飯と相性がいい
  4. 4味噌汁のダイエット効果は?
  5. 5味噌汁を毎日飲むメリット
  6. 6味噌汁を毎日飲んで美容と健康維持

味噌汁にはどんな栄養がある?

味噌汁は私達の食生活に欠かす事の出来ないものです。栄養満点というイメージがありますが、実際にはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?毎日飲むと健康に良いと言われてはいますが、味噌汁に含まれている塩分等も気になる所です。

味噌汁は野菜や肉からワカメ等の海藻類まで、どんな具材を使用しても美味しく食べる事ができます。そして私達の食生活に取り入れ易いという点も魅力です。本記事ではそんな味噌汁に含まれる栄養成分や効能についてまとめてみました。また、コレに併せて気になるダイエット効果についても詳しく紹介していきます。

味噌汁の栄養成分と効能

味噌は日本古来の発酵食品としても有名で、健康や美容にも役立つ栄養成分が沢山含まれています。ここでは、味噌汁の栄養成分や効能について詳しく見ていきましょう。

グルコシルセラミドで美肌効果

味噌汁に含まれているグルコシルセラミドという栄養成分は、肌の水分を逃しにくくすることで潤いを保ち、小皺などの肌のトラブルを改善する効能があります。他にも肌が黒くなる原因となるメラニンの合成を防いで白い肌を保つなど、グルコシルセラミドは美容に素晴らしい効能が沢山あります。

サポニンとビタミンEでエイジング効果

エイジングにビタミンは欠かせない存在ですが、味噌汁にもビタミンEとサポニンがしっかりと含まれています。体内が酸化すると生活習慣病をはじめ様々な病気の原因となり、身体に悪影響を及ぼします。ビタミンEは身体の抗酸化作用が強力で、サポニンは抗酸化作用による活性酸素を除去する効能があります。

エイジングケアをしたい方には効果が期待出来そうなので、毎日積極的に味噌汁を摂る事をおすすめします。

大豆レシチンとリノール酸でコレステロールの抑制

味噌汁の原料は殆どが大豆ですが、その大豆に含まれる大豆レシチンとリノール酸の栄養成分にはコレステロールを抑制する効能があります。血栓の原因となる悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる確率が高くなるので注意が必要です。味噌汁を食べる事でコレステロール値を減らしていきましょう。

大豆イソフラボンで骨粗鬆症の予防

味噌汁には女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンの栄養成分が含まれており、骨粗鬆症予防にも効果的です。特に女性は更年期に入るとエストロゲンが減少し、骨粗鬆症になりやすいと言われています。味噌汁には骨を強くするカルシウムも多く含まれているので、中年期以降の方にも積極的に食べる事をおすすめします。

トリプトファンで不眠症の緩和

トリプトファンは睡眠導入の鍵を握る栄養成分として知られており、これが含まれている味噌汁を毎日食べる事によって質の良い睡眠をとることが期待出来ます。同じくトリプトファンを多く含む豆乳を加えたり、朝と晩に味噌汁を食べるようにするとさらに効果が増します。

食物繊維で便秘の改善

食物繊維の栄養成分がたっぷりと含まれており、便秘の予防や改善の効能があります。便秘が改善すれば身体の老廃物が排出されるので、肌荒れ等のトラブルも少なくなって一石二鳥です。大豆の発酵食品である味噌汁には豊富な微生物が含まれていることにより、腸内の善玉菌の数が増えて美腸効果をもたらしてくれます。

味噌汁は栄養学的にご飯と相性がいい

味噌汁とご飯の組み合わせは誰もが納得する最高のコンビで、栄養科学的な面からも優れていることが分かっています。ご飯には私達の活動の源となる炭水化物・ミネラル・ビタミンの栄養成分が多く含まれており、栄養バランスにおいても優秀です。

しかしご飯には必須アミノ酸の一つであるリジンという栄養素が不足しており、ご飯だけでは効率良くたんぱく質を摂取する事が出来ません。大豆を原料とする味噌汁にはこのリジンが多く含まれており、ご飯と味噌汁を一緒に食べる事によってリジン不足を補うことが出来ます。

一方、味噌汁の栄養素に不足しているメチオニンはご飯に多く含まれています。味噌汁とご飯は互いに不足している栄養素を補い合うことが出来る素晴らしい関係性で、組み合わせることによって効率良く豊富な栄養素を摂取することが出来ます。

味噌汁のダイエット効果は?

味噌汁はダイエット食品としても優れた効果があると話題を集めていますが、ここでは実際にどの様に食生活に取り入れたら良いのか、またその効果についても解説していきましょう。

一食を味噌汁に置き換える

栄養不足になりがちなダイエット生活の中で、味噌汁ダイエットは栄養満点で肌荒れも予防できるという理由からダイエッターの中で人気を集めています。

こちらは1日3食のうち、1食を味噌汁に置き換えるだけの誰にでも取り組みやすい方法です。自分の生活スタイルに合わせて行うのが一番ですが、一番カロリー摂取が多い夕食に置き換えるとより効果が表れます。置き換えなので食べるのはもちろん味噌汁のみで、具材はカロリーや栄養を考えて色々と工夫してみましょう。

味噌はスーパーフード

味噌は日本のスーパーフードと言っても過言ではないくらい栄養素を多く含む優秀な食品です。身体の不調は生活習慣が主な原因であることは明白ですが、その身体の不調を改善するのに大活躍するのが味噌です。病気予防だけでなく自律神経のバランスの改善の効果もあり、一説では日本人の長寿の秘密の一つに味噌が挙げられている程です。

腸内環境を整える

味噌汁は発酵食品であるため栄養価も高く腸内環境を整えてくれる善玉菌を豊富に含んでいます。温かい味噌汁は体を冷やさずにお腹の中を温めて血行を促進し、腸を活発にする快便効果があります。

腸内環境が優れていると栄養をしっかりと吸収する事が出来て、逆に悪いものを弾く免疫力が高まります。同時に肌の調子も良くなり病気にかかりにくい身体になり良いこと尽くしです。

味噌汁を毎日飲むメリット

毎日味噌汁を飲むと身体に良いという事は分かりましたが、実際にどの様なメリットがあるのでしょうか?最近は減塩ブームになっており塩分も気になる所ですが、その点も含めて詳しく解説していきましょう。

様々な具材から栄養素を摂取できる

味噌汁は中に入れる具材によって栄養価が変化します。なので肉類・野菜類・海藻類など、毎日具材のバリエーションを変えて作ることがおすすめです。自分に必要な健康維持のためにはどんな具材を使用するのか?具材に含まれている栄養素や効能に応じて決めるのも良いでしょう。

味噌汁はどんな具材とも合う

味噌汁はどんな具材とも良く合いますので、家にある食材で簡単に作る事が出来るのが魅力です。例えば野菜ではトマトやレタス、アスパラなどの野菜を使用しても美味しいですし、好みによっては牛乳や豆乳、バターなどを隠し味に使用し、洋食と合わせるのも人気の食べ方です。

また冷蔵庫の残り野菜を味噌汁に入れて、具沢山にすると栄養がたっぷり摂れる上に冷蔵庫の整理にもなるのでおすすめです。

汁の中に溶けた栄養素ごと摂取できる

味噌汁の具材を煮た時に流れ出す栄養分は汁に溶け込むので、汁を飲み干せば栄養分を逃すことなく摂取する事ができます。ここでのポイントは味噌汁を沸騰させないことです。沸騰し過ぎると酵母菌を失い風味が落ちてしまうので、火を止めてから味噌を溶き入れるのが良いでしょう。

塩分量は気にする程ではない

味噌汁の塩分が気になって栄養がたっぷり含まれた汁を残す方も多いようですが、実の所そんなに塩分が高いのでしょうか?

味噌汁は他の食品に比べて心配する程塩分が高いことはなく、味噌に含まれる塩分は味噌汁一杯で約1.5gで、これは沢庵2切れと同じ塩分量になります。ラーメンやカレーよりも味噌汁の方が圧倒的に塩分が低く、1日3杯飲む程度なら特に問題はないと言われています。

またワカメに含まれているカリウムは塩分を排出する働きがあるので、塩分が気になる方は味噌汁の具にワカメを取り入れるのもおすすめです。

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味噌汁を毎日飲んで美容と健康維持

味噌汁は沢山の栄養素と効能があり、私達の健康維持のために欠かせないスーパーフードであることが分かりました。具材やメニューを選ばずに簡単に食生活に取り入れることが出来るので、積極的に味噌汁を食べることをおすすめします。味噌汁を作る時間がない方はインスタント味噌汁でも効果があるので上手に取り入れてみて下さい。

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