ドーナツの冷凍保存方法!ミスドの冷凍向き・不向きなドーナツとは?

ドーナツを冷凍すると常温と違った食感や美味しさを楽しめることを知っていますか?ドーナツは冷凍することでより美味しく食べることができます。ドーナツの冷凍保存方法や保存期間、冷凍に向いたドーナツ・不向きなドーナツについて紹介します。

ドーナツの冷凍保存方法!ミスドの冷凍向き・不向きなドーナツとは?のイメージ

目次

  1. 1ドーナツは冷凍保存できる!
  2. 2ドーナツの冷凍保存方法
  3. 3ドーナツの冷凍保存期間
  4. 4冷凍したドーナツの解凍方法
  5. 5ミスドの冷凍に向いているドーナツ
  6. 6ミスドの冷凍に不向きなドーナツ
  7. 7ドーナツが余ったら冷凍保存しよう!

ドーナツは冷凍保存できる!

積み上げられたドーナツ

大人にも子どもにも好まれるドーナツはお手頃なデザートですが、あまり日持ちしないのが唯一の難点です。ですが、このドーナツとは本来冷凍保存が可能な食品で、これによって冷蔵保存や常温保存よりも長持ちをさせつつ酸化を防ぐこともできるのです。

そして何と中には冷凍することで常温よりも美味しく食べられるドーナツすらあるという事ですから、ドーナツにとって冷凍保存は非常に相性の良い組み合わせであるという事に成ります。そこで本記事では常温で食べるのとはまた違った風味に出会える冷凍ドーナツについての情報をまとめてみました。

ドーナツの冷凍保存方法

ドーナツはもともと水分が少ない食品ですので、冷凍保存しても味が落ちる心配はありません。またドーナツは油で揚げて作られているため、空気に触れると酸化してしまいます。酸化した油は体内及び血中の悪玉コレステロールを増やしてしまうので、むしろ冷凍保存したほうが酸化を防ぐことができるので良いと言えるでしょう。

保存方法や解凍方法を間違わなければ、味や食感が悪い方に変化することはありません。まずは冷凍保存の方法について紹介します。

ラップで一つずつ包む

ドーナツを冷凍する際、持ち帰った箱や袋のまま冷凍庫に入れるのはもちろん良くありません。きちんと保存することで美味しく食べることができます。美味しく食べるために、まずはドーナツを一つずつラップに包んでください。

包んだドーナツをジプロックに入れる

ラップに包むだけでもかまいませんが、一番ベストな方法はラップで包んだあとジップロックを使い密封する方法です。2重で保存すると衛生面的に安全な上、風味を損なわずかつ冷凍庫の臭い移りも防ぐことができます

市販ドーナツと手作りでやり方は同じ?

バスケットに入ったドーナツ

ドーナツは家庭で手作りすることもできますが、手作りするとついつい多く作ってしまいがちです。その場合は保存する必要が生じる事に成ります。市販のものには防腐剤が加えられているので心配する必要はありませんが、手作りのものは市販のものと同じように冷凍保存しても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと手作りのものも市販のものと同じように保存しても大丈夫ですが、その場合一つポイントがあります。手作りのものを保存するのに大事なポイントは空気を抜くことです。作ったドーナツの熱がとれたことを確認したらラップに包み、ジップロックにドーナツを入れて空気を出来る限り抜いてからジッパーをしましょう。

空気が入っていると油の酸化が起き、悪影響を及ぼす可能性があります。もしドーナツにする前の生地を保存したい場合は、同じようにラップに包み袋に入れて保存してください。1個ずつの大きさで小分けにしておくと、再度作るときに手間が省けます。

ドーナツの冷凍保存期間

ドーナツにはミスドのようなドーナツ屋さんの商品をはじめ、コンビニやスーパーで売られている袋入りドーナツや、家庭で作る手作りのドーナツなどがありますが、いずれも保存期間が存在しています。では、それぞれの保存期間は一帯どの位なのでしょうか?

ドーナツ屋さんのドーナツの場合

ミスドのような袋詰めされていないドーナツは、常温保存だとその日のうちに食べきる必要があります。種類にもよりますが、冷蔵庫に入れても基本2~3日ほどの短期間しかもちません。しかし、冷凍すると2~4週間と長期間保存することが可能になります。

ただしミスドのようなお店ではその日のうちにドーナツを食べきる想定で作っているため、実際はお店側から保存期間などは特に設定はしていません。あくまでこの保存期間は自己責任になります。あまりにも長い期間冷凍してしまうとやはり美味しさが失われてしまうので、なるべく早く食べきるようにしましょう。

市販の袋入りドーナツの場合

コンビニやスーパーで売られているものには必ず賞味期限が記載されていますので、その賞味期限に基づいて保存期間を定めてください。市販の袋入りのものは防腐剤が含まれているため、賞味期限内であれば冷凍保存しなくても食べることができます。1度開封したが食べきれない場合、酸化防止を兼ねて冷凍保存を利用しましょう。

手作りドーナツの場合

手作りのものは市販のものと違い防腐剤が含まれていません。防腐剤など添加物が含まれていない食品は私たちが想定する以上にすぐ悪くなってしまうため、冷凍保存したとしても保存期間はあまり長くないのです。手作りのものは冷凍したら2週間以内に食べきるようにしましょう。

冷凍したドーナツの解凍方法

冷凍方法以上に大事なのが解凍方法です。ドーナツの種類によっては解凍方法を変えないと美味しく食べられない場合があります。電子レンジで解凍したほうが良いものや、自然解凍したほうが美味しいものなどもありますので、種類にあった方法で解凍を行いましょう。

自然解凍がおすすめ

砂糖のコーティングがトロリとしたドーナツ

ドーナツが冷たくても気にしないという人におすすめなのが自然解凍による方法です。食べる前日から冷蔵庫に移して自然解凍させるか、食べる数時間前に机の上に出して室温で解凍させて食べましょう。ただし室温にさらして解凍する場合、暑い時期は食品に危険が及ぶので、冷蔵庫で解凍させるほうが無難です。

自然解凍の食べ方は油でただ揚げたパサパサ系のタイプチョコレートやシュガーでコーティングされているタイプどちらも向いています。パサパサ系のタイプは電子レンジにかけるとよりパサパサする可能性がありますし、コーティングされているタイプは溶けてベタベタする危険があります。ちょっと冷たいくらいが美味しいと感じる人や暑い時期におすすめな解凍方法です。

温めて解凍することもできる

電子レンジのイメージ

電子レンジで温めて解凍した方が美味しくなる場合もあります。チョコレートやシュガーのコーティングがなく、あまりパサパサしていないタイプのドーナツ手作りのものは電子レンジで解凍すると美味しく食べられます。

電子レンジで30秒ほど温めて、その後は様子を見ながら温めてください。温めすぎると中の砂糖や油が溶けだす危険があるので、必ずキッチンペーパーやクッキングシートを敷くことをおすすめします。

好みによっては、先ほど電子レンジで解凍するのにに向いていないと述べたコーティングがあるタイプのものを温めるのもおすすめです。ただし、先ほど述べたようにチョコレートやシュガーが溶けてしまうので、10秒ほど温めて様子見しながら時間を足していきましょう

そのまま食べるのもあり!?

ドーナツを食べる男性

解凍せずにそのまま食べるのもおすすめです。サクサクタイプのものなど、中身がぎっしりとしたものは特にそのままでも美味しく食べられます。細かく切ってヨーグルトに入れて食べても美味しいです。また中にクリームが詰まったものを半解凍状態で食べると、まるでアイスクリームのような食感や味が楽しめるのでおすすめです。

ミスドの冷凍に向いているドーナツ

実はドーナツを冷凍して食べると美味しいという事は既にネット上で広まっており、それを知ったミスドは公式に凍らせ推奨ドーナツを発表しました。

クロワッサンマフィンチーズクリーム、クロワッサンマフィンチョコアーモンド、クロワッサンマフィンブルーベリーカスタードホイップ、フィナンシェドーナツチョコ、エンゼルフレンチ、チョコファッションなどです。

ラップに包んで3時間以上冷凍して食べると、いつもと違う美味しい食感を楽しむ事ができます。この他にもミスドには冷凍で食べると美味しいドーナツがあります。

オールドファッション

オールドファッション

ミルクの風味と自然な甘みが味わい深い、サクサク食感が売りのオールドファッションは冷凍して食べるのに向いています。もともとオールドファッションはサクサクとした生地が人気なのですが、冷凍することでそのサクサク感がさらに増しより美味しくなるのです。

食べるときは自然解凍がおすすめです。半日ぐらい冷凍して食べても、半解凍の冷たい状態で食べても美味しいのでぜひ、試してみてください。

エンゼルクリーム

軽くてなめらかなホイップクリーム入りのエンゼルクリームは、冷凍すると特に常温のときと違う味わいが楽しめます。冷凍してそのまま食べると表面の生地が少し硬くなってしまうため、半解凍して食べるのがおすすめです。

常温で食べると滑らかな舌触りですが、半解凍することで中のクリームの食感がまるでほのかに溶けたアイスクリームのようになり、新しい味わいを楽しめます。エンゼルクリームと似たカスタードクリームも同じように食べると美味しいのでおすすめです。

チョコレート

しっとり濃厚なチョコレートも冷凍して食べるのに向いています。冷凍のまま食べても、常温解凍して食べてもミルクチョコレートの濃厚な美味しさが損なわれず、美味しく食べることができます。

半解凍の状態で食べると口の中でチョコレートが優しく溶け、常温と違った食感が楽しめます。電子レンジで解凍するとチョコレートが溶けてしまうので注意が必要です。

メープルスティック

外はさっくり、中はふんわりとした食感のケーキ生地でメープルペーストを包んだスティックタイプのドーナツ、メープルスティックシリーズも冷凍して食べると新たな食感を楽しめます。

冷凍したら電子レンジで20秒弱温めて食べるのがおすすめです。温めることで中のメープルペーストが生地に染み出し、ふんわりかつじゅわっとした食感になります。甘いもの好きには堪らない味わいです。

パイ

ミスドにはパイシリーズはフランクフルトが入ったホット・セイボリーパイ、パイの定番りんごのホット・スイーツパイなどがありますが、どれも冷凍に適しています。

パイ系を冷凍したときは電子レンジで約45秒〜1分ほど加熱し、さらにオーブントースターで1分半〜2分ほど焼きましょう。まるで出来立てのようなパリッとしたパイの食感が復活し、より美味しく楽しむことができます。

ミスドの冷凍に不向きなドーナツ

ミスドのドーナツは冷凍に適したものが多くあり、どれも試してみたいものばかりです。見ていると全て冷凍しても美味しいのではないかと思えてきますが、冷凍に適していないものもあります。ミスドのドーナツで冷凍に適していないドーナツはどのようなものでしょう?

フレンチクルーラー

フレンチクルーラー

おすすめできないものとして、まずフレンチクルーラーがあげられます。しかし、先ほど軽く紹介したミスドが公式に冷凍を推奨しているドーナツの中にフレンチクルーラーのシリーズの一つ、エンゼルフレンチがありました。

実は、フレンチクルーラーの中でプレーンだけが冷凍に向いていません。プレーンのフレンチクルーラーは生地内に水分が多く冷凍するとどうしてもベチャッとしてしまい、食感が悪くなってしまいます

フレンチクルーラーは購入してすぐ食べるか、軽く温めなおして食べるのがおすすめです。フレンチクルーラーの他のシリーズは冷凍すると食感がパリッとして美味しくなるのでぜひ、試してみてください。

ハニーチュロ

表面をカリッと仕上げたスペイン風ドーナツのハニーチュロは、しっかりとした食べ応えが魅力です。常温で食べても歯ごたえを感じるその食感は、冷凍すると歯ごたえどころかカチカチで噛めない硬さになってしまいます

電子レンジで半解凍させようとすると、今度は砂糖でコーティングされた表面の食感が失くなってしまい、ハニーチュロの魅力が完全に失われてしまいます。ハニーチュロは冷凍せずに食べるのがおすすめです。

ハニーディップ

ハニーディップのイメージ

ふんわりした食感と口溶けがしっとりしたハニーディップは、フレンチクルーラーと同じく生地に水分がたっぷり含まれているため、冷凍してしまうと解凍した際に水分が出てきてしまいベチャッとした食感になってしまいます。

せっかくのふんわり感が失われてしまい、あまり美味しくはありません。チョコリングストロベリーリングも同様の理由で美味しくなくなってしまいます。冷凍せずに電子レンジで10~30秒温め直すなどしてすぐ食べることをおすすめします。

ポン・デ・リング

ポン・デ・リングのイメージ

ポン・デ・リングはミスドの商品の中で特に人気が高い商品です。独特なもっちりとした食感が魅力ですが、冷凍するとこのもちもち食感がなくなってしまいます。フレンチクルーラーやハニーディップと同じく水分を多く含んでいるため、ベチャベチャした食感になりがちです。ポン・デ・リングは冷凍せず食べるようにしましょう。

ドーナツが余ったら冷凍保存しよう!

食べかけのドーナツ

ドーナツは冷凍しても美味しく食べることが可能です。むしろ冷凍することで新しい食感を楽しむことができます。ドーナツが余るようなことがありましたら、ミスドも推奨している冷凍ドーナツをぜひ試してみてください。

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