100均のPPシートのDIYアイデア!ダイソーやセリアのサイズも比較!

100均で販売されているPPシートという商品を知っていますか?簡単に切ったり、くっつけたり出来るDIY初心者にも扱いやすいシートで、今いろんなものに活用できるシートです。今回は100均のPPシートを使ったDIYのアイデアやダイソー・セリアで販売しているシートのサイズ・色などの比較をしていきます。便利で手軽なPPシートを100均で安く手に入れて、いろいろなものに活用してください!

100均のPPシートのDIYアイデア!ダイソーやセリアのサイズも比較!のイメージ

目次

  1. 1PPシートとは?
  2. 2100均PPシートのDIYアイデア
  3. 3100均PPシートの切り方・くっつけ方
  4. 4100均PPシートのサイズと種類【ダイソー編】
  5. 5100均PPシートのサイズと種類【セリア編】
  6. 6100均PPシートでぴったりサイズの収納ができる

PPシートとは?

家の収納にピッタリな収納ボックスがないから自分で作りたいという方に強い味方になるPPシートという素材を知っていますか?100均でも手に入る安い素材でDIYに慣れていない方でも加工がしやすい透明なプラスチックのボードです。

今回は100均のPPシートの加工の仕方や簡単なDIYグッズを紹介します。まずはPPシートとはどのような素材なのかを知っていきましょう!

材質と強度

ダイソーやセリアなどの100均でも手に入るPPシートはポリプロピレンシートの略称で、学校などで使う下敷きのようなプラスチックのシートのことです。プラスチックですが、DIYになれていない方でもカッターなどで簡単に切ることも出来て接着剤などでしっかりくっつけることも出来ます。

プラスチックなのでそれなりの強度がありますが、注意書きには「耐熱温度120℃・耐冷温度-20℃、-5℃以下では耐衝撃性が弱くなる恐れがある」と記載されています。100均商品に限らず、PP商品は電子レンジにいれたり冷凍庫で使用したりする場合は向かない素材です。

切るために必要な道具

DIYで使用するときは特別な機材なども使わず、お家にあるカッターやハサミなどで切ることが出来ます。少し切れ目を入れる程度にしておくとPPシートの好きな部分に折り目を付けることも出来るので、形も自由に変えやすくどんな形でも作りやすいです。

お子さんの工作や女性が収納グッズを自作するときも簡単に加工できるので、いろいろなものにアレンジが出来ます。100均でも販売しているもので、新しく収納グッズなどを買うよりも低価格でお家にピッタリなサイズの収納などを作ることも出来るので主婦の方にも人気です。

ホームセンターで購入する場合の相場

ホームセンターなどで販売しているPPシートは100均のものより大きなサイズで販売されていて、1セット700円から1,000円ほどから販売されています。その点ダイソーやセリアなどの100均は100円で販売しているのでかなり低価格です。

100均のPPシートより大きなサイズのものが欲しい場合はホームセンターのPPシートがおすすめですが、1回のDIYでしかつかわないのであれば100均のPPシートで充分使えます。

100均PPシートのDIYアイデア

いろんな形に加工がしやすくDIYに最適なPPシートはどのような使い方が出来るのでしょうか?100均のPPシートで作ることが出来る簡単なアレンジ作品を、実際に作った方たちの口コミなども合わせて紹介していきます。

PPシートのボックス

整理したい場所にピッタリな収納ボックスを作りたい場合に重宝するのが、100均PPシートで作るボックスです。ボックスに加工するやり方を知っておけばいろいろなグッズにアレンジがしやすいので、一番オーソドックスなボックスの作り方を紹介します。

材料

  • 100均のPPシート
  • 接着剤(両面テープなどでも可)
  • カッティングシート
  • カッター
  • ボールペン
  • 定規

作り方

  1. 作りたいサイズの展開図を作ります。今回は220mm×80mmのサイズで作るので高さ40mm・幅25mm・長さ80mmのサイズで調整します。
  2. 隣の壁に面していない横と底の部分に10mmののりしろをつくります。
  3. 底の部分に重なる様に25mmの壁からのびる25mm×40mmののりしろを作ります。
  4. 展開図をPPシートに書き写します。
  5. 展開図通りにPPシートを定規をあてて切っていきます。折り曲げるところは軽く切れ目を入れて折り曲げやすくします。
  6. のりしろの部分は少しだけ両サイドに隙間をつけます。
  7. 折り目通りに折り曲げて組み立てていきます。
  8. 接着剤などでのりしろの部分をくっつけて完成です。

展開図を作るのが初心者には難しいですが、ネット検索で展開図を探してみるといろいろなサイズの展開図を見ることが出来るのでそれを参考に作るのもおすすめです。最後にインテリアに合うようにインテリアシールなどを貼ってアレンジするとどんなインテリアにも合わせることが出来ます。

口コミ評判

ボックスを作っている方は収納グッズ以外にもいろいろな使い方をしています。こちらの方はペットの当た目のケージを100均・ダイソーのPPシートでDIYしています。買えばそれなりの値段がするケージも100均商品を使うとかなり低価格で作ることが出来ます。

オリジナルコースター・ランチョンマット

パーティーなどでオリジナルのコースターやランチョンマットを作りたい時にも100均のPPシートでアレンジ可能です。透明なPPシートが販売されているので、中に好きなものを入れておしゃれな柄に加工できます。今回は造花を入れたコースターの作り方の紹介です。

材料

  • 100均のPPシート
  • 造花1~4種類
  • レースのテープ(マスキングテープなどでも可)
  • ハサミ
  • カッティングボード
  • 定規
  • ボールペン
  • グルーガン
  • グルー芯

作り方

  1. 100均のPPシートを8.5cm四方に2枚切ります。
  2. 造花の花びら部分をカットしたPPシート1枚にのせます。造花の色や配置は出来あがりを想像しながらお好みで自由にアレンジしてください。
  3. 造花の配置が決まったら、花びらの裏側にグルーをつけてPPシートに貼っていきます。
  4. PPシートの縁に沿ってグルーをつけてから素早くもう一枚のPPシートを重ね、上から押さえます。
  5. レースのテープをPPシートの一辺ずつに貼ってはみ出た部分などを整えたら完成です。

PPシートを張り付ける時に隙間が出来てしまった場合は、その隙間にグルーガンの先を当てて、少しずつ詰めていってください。造花の他にもお好きなものを入れてオリジナルのコースターを作ることが出来ますが、厚みのあるものを入れてしまうとコースターがガタガタになってしまうこともあるので注意してください。

口コミ評判

コースターの他にもランチョンマットを作るのにも100均のPPシートは重宝します。この方は好きなアイドルのサインをランチョンマットにアレンジしてます。汚れをつけたくないものの保護にもなるので、大切なものを保存しておく時もこのアレンジがおすすめです。

PPシートのクリスマスツリー

季節もののインテリアはほしいけど、すぐ片づけるものだからあまりお金をかけたくないという方にも100均のPPシートを使ったDIYがおすすめです。動画で紹介しているのは100均PPシートのクリスマスツリーライトです。安くかわいく簡単に作ることが出来るので、お子さんをご一緒に作ってみてください。

材料

  • 100均PPシート
  • LEDライト
  • セロハンテープ
  • ラインストーンシール
  • ハサミ

作り方

  1. 100均のPPシートを扇形に切ります。
  2. 扇形のPPシートを巻いて円錐型にしてセロハンテープで止めます。
  3. 円錐の周りにラインストーンシールでお好きなデコレーションをしていきます。
  4. 円錐の下にLEDライトを入れてライトをつけたら出来上がりです。

100均では取り扱いがありませんが、色のついたPPシートを使うとバリエーションも出来てさらにかわいく仕上がります。ラインストーンシール以外にも好きなシールを使ってアレンジが出来るので、作る人の個性が出て作るときも盛り上がることが出来る作品です。

100均PPシートの切り方・くっつけ方

加工がしやすい100均のPPシートは特別な機材などは使わずに、家にある文房具で切ったりくっつけたり出来ます。どのような道具を使えばよいのでしょうか?加工に役立つ道具とその使い方・特性などを見ていきます。

切る道具と切り方

100均のPPシートを好きな形やサイズにきることでいろいろな使い方が広がります。カッターやハサミで簡単に切ることが出来ますがどのような道具が加工に向いているのか、それぞれの特性を知るとスムーズに切ることが出来ます。

カッターで切る方法

どの家庭にもよくあるカッターでもシートの加工が可能です。100均でも販売しているので材料を購入する時に一緒に揃えることも可能です。100均のカッターを利用する場合は大きなサイズで刃がダイヤルで固定出来るものがおすすめです。

使い方はカッティングシートの上にPPシートをのせて、定規にカッターを沿わせながら切りたい部分を切っていきます。小さなカッターだと何度かなぞるように切り込みを入れていくことになるので力がいりますが、大きめのカッターを使うことで力が入りやすく女性やお子さんでも加工しやすくなります。

アクリルカッターで切る方法

アクリルカッターはアクリル板や塩ビ板を切る時に使う工具で、カッターより厚いシートを切る時はより力を入れなくても切れます。家にアクリルカッターがない場合は100均でも販売しているので安値で手に入ります。

使い方はカッターとほぼ同じで、定規に沿わせながらアクリル板を切る刃のほうを当てて切っていきます。何度か切って溝を深くしていき削り取りながら切っていくイメージです。そのため切り口があまり綺麗にならないので、仕上げ用の面取り刃の部分で整えてあげる必要があります。

はさみで切る方法

薄いPPシートならはさみでも切ることが出来ます。カッティングシートなども必要なくどこでも切ることが出来て切り口も綺麗に仕上がります。ただ、カッターなどと違って力がいるので切りやすい使い慣れたものや大きめの力が入れやすいハサミを使うのがおすすめです。短い距離を切る時やまっすぐの線以外に加工する時に便利です。

専用のこぎりで切る方法

アクリル板などを切る時専用ノコギリというものもあるので、厚手のシートなどはこちらをつかうのもおすすめです。使い方は普通のノコギリなどと一緒でシートを固定して抑えながら切りたい線に沿って切っていきます。100均には販売していないのでホームセンターなどで購入してください。

くっつけるための接着剤とくっつけ方

使いたいサイズに切ることが出来たら接着して新しい形に加工していきます。使う用途や接着する場所や素材によって接着剤の種類を変えると、強度や接着面の仕上がりがかわってくるので適正のものを選ぶ必要があります。100均でも販売している接着剤の種類とその特性を見ていきましょう。

プラスチック専用接着剤を使う

プラスチック用の接着材はPPシート同士をくっつけるときに便利です。短時間でしっかりとくっつき、強度もあるので長く使用したいボックスなどを作るときに重宝します。違う素材専用のものを使うと仕上がりの強度などがかわってくるので、必ずプラスチック用のものを使用しでください。プラスチック用接着剤は100金にも販売しています。

両面テープを使う

接着剤を使うと乾くまで待たなければいけませんが、両面テープを使うとすぐに接着できます。強力タイプの両面テープを使えばかなり強度もあるので加工したものを使う時にも安心です。強度が強いテープは100均には販売していないのでホームセンターで購入してください。

専用の前処理剤で処理してからくっつける

接着剤を使う時さらに強度を強くしたい場合は、プライマーと呼ばれるプラスチック素材専用の前処理剤をつけておくといいです。100均では扱っていないのでホームセンターなどで購入してください。他にも塗料を塗る前に塗る前処理剤などもあるので用途によって専用の前処理剤を使うようにしてください。

100均PPシートのサイズと種類【ダイソー編】

ホームセンターでは高額になってしまうPPシートも100均で購入すればとても低価格で手に入ります。100均のダイソー・セリアで購入可能ですが、どのような種類があるのでしょうか?ダイソーとセリアで販売されているシートのサイズ・色の種類などを比較していきます。まずはダイソーの商品を見ていきます。
 

サイズ

ダイソーのPPシートのサイズは全部で3種類です。43cm×30cmのサイズ・47cm×30cmのサイズ・40cm×57cmのサイズがあり、100均では一番種類が豊富に揃っています。ダイソーのシートはそこまで大きなサイズは取り扱っていませんが、材料を余らせたくない時に便利です。

色の種類

色付きのPPシートは現在ダイソーでは販売しておらず、透明のもののみになっています。透明の素材は上からインテリアシールなどで加工したり、透明の素材を活かしたりする時にも重宝します。中身がわかりやすい収納ボックスをつくるときにもダイソーのシートが役に立ちます。

透明なシートはインテリアの邪魔にもならないので、家具や家電の保護シートにも重宝します。光も通しやすいので障子紙の代わりに障子に貼ったりしても和室が明るくなり、和室から洋室へのアレンジにもピッタリです。

厚さの種類

厚さはカッターやハサミなどでも簡単に切ることが出来る0.75mmから切るのに少し力がいる1.2mmです。1.2mmは厚手なので強度がしっかりしています。逆に0.75mmのものはあまり強度がないので中にある程度重みがある荷物をいれたい時は不向きです。用途に合わせて厚さを変えて加工することが大切です。

厚みのあるPPシートでは、文字のシルエットを掘って切り離して、クリスマスツリーのオリジナルオーナメントなどにも使えます。細い物だとヘタってしまう細い線もしっかり形作ることが出来るのでおすすめです。

100均PPシートのサイズと種類【セリア編】

ダイソーほど種類豊富ではありませんが、100均のセリアにもPPシートは販売されています。ダイソーにはない種類が販売されているので、どのようなシートがあるのか詳細を見ていきます。

サイズ

セリアではサイズ展開は1種類で50cm×30cmのサイズのみです。ダイソーでは50cmのものは販売していないので、ある程度の長さが必要なときはセリアのシートが重宝します。

100均で販売されているものではセリアの商品が一番大きいサイズなので、このサイズ以上のものが欲しい場合はホームセンターで購入することをおすすめします。切り離して使うので小さなサイズが何枚かあればいいという方はセリアのサイズが安値でお得です。

色の種類

現在は透明と曇りガラスのような不透明のものの2種類がセリアで販売されています。不透明のものはダイソーにはない商品で中身が見えたくない収納ボックスを作ったり、シルバーラックなどの目隠しにも使えます。曇りガラスのような素材をデザインに利用したりできるので、透明素材のものより使うバリエーションが増えます。

色のついたPPシートを使いたい場合は油性のカラースプレーなどで塗装することも可能です。また、プラスチック用のペンキも販売されているのでそちらもおすすめです。油性のスプレーは100均でも取り扱いがありますが、ペンキは水性のものしかないのでホームセンターで購入してください。

厚さの種類

厚さは0.75mmと薄手のものが1種類だけ販売されています。ハサミでも切れますがダイソーの薄めの商品と同じく強度はありません。ダイソーもセリアも薄手のPPシートで強度に不安がある場合は何枚かシートを重ねて使うと安心です。

薄手のPPシートは丸めたり形を変えたりするのもやり易いので、筒状のものの保護やインテリアの小物などに使う時も使いやすいです。

100均PPシートでぴったりサイズの収納ができる

100均で販売されているPPシートは簡単に切ったりくっつけたり出来て、DIY初心者でも扱いやすい素材です。切り取って組み立てるだけで手軽に収納ボックスも作ることが出来ます。PPシートの加工に使うものも100均で揃えられるものばかりなので、とてもリーズナブルにDIYが出来てとても好評です。

女性の方や子供でも気軽に扱うことが出来るので、お子さんの工作にもちょうどいい素材です。家の収納に合う収納ボックスが見つからないときは、ダイソーやセリアで販売している100均のPPシートを使ってオーダーメイドの収納を安く手に入れてください!

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