日本の米どころ一覧まとめ!有名なお米の品種の特徴&味の口コミ!

米どころとは稲作が盛んな日本のなかでも、特に稲作が盛んでブランド米を生産している地域を指します。今回はそんな米どころのなかでも有名なお米の品種の特長や味の口コミを集めました。米どころといえば新潟は特に有名ですが、その他の米どころの特長や味も紹介しています。実は日本には新潟以外にも北海道や山形、秋田に宮城などの多くの米どころが存在するので美味しいご飯が食べたい人は必見です。

日本の米どころ一覧まとめ!有名なお米の品種の特徴&味の口コミ!のイメージ

目次

  1. 1日本の米どころは新潟だけではない
  2. 2日本の米どころは【新潟県】
  3. 3日本の米どころ【北海道】
  4. 4日本の米どころ【宮城県】
  5. 5日本の米どころ【秋田県】
  6. 6日本の米どころ【山形県】
  7. 7日本の米どころ【熊本県】
  8. 8日本の米どころ【栃木県】
  9. 9日本の米どころの美味しいお米を取り寄せてみよう

日本の米どころは新潟だけではない

日本の米どころと言えば真っ先にイメージするのは新潟だと思います。新潟のブランド米と言えばコシヒカリで日本でも一番の知名度を誇ります。ですが、日本には他にも多くのブランド米を抱える米どころがあります。

今回はそんな米どころを紹介していきます。多くは東日本に集中しており広大な作付面積を誇る北海道から、東北の秋田や山形、宮城県などの地域も有名です。さらに今回では唯一の西日本となる熊本県の米も入っています。

日本の米どころは【新潟県】

日本の米どころで最も有名な新潟県は温度差のある気候や豊かな水源のおかげで日本一の米どころと呼ばれます。最も古くから米作りの記録が残っている地域の一つで、米作りに最も大切な水が豊富なことや水はけが良いこと、昼夜の気温差が大きく広い土地が確保できている点などが理由です。

大切なポイントとしては台風があまり来ないということです。日本では台風が頻繁に起こるために西日本では米づくりが発展しづらかったという経緯があります。古くから米どころとして栄えている新潟や秋田県は米づくりに必要な条件を揃えています。

コシヒカリ

コシヒカリは米の王様とも呼ばれ、美味しい米の条件である炊いた時の艶や粘り気のある食感、うま味などのバランスが抜群だからです。そのためコシヒカリは多くの一流ホテルや老舗旅館の朝食としても採用されています。

コシヒカリの中でも新潟県の魚沼産のコシヒカリは最高級の評価である特Aを受けています。なぜならコシヒカリは主成分であるでんぷんにアミロースとアミノペクチンのバランスが絶妙であるので科学的な分析の上でも最高級の評価を受けています。

価格相場

日本一の米どころである新潟のコシヒカリは高いものでは5kgで5000円ほどが相場です。玄米の場合は手間が減る分だけ5kgで3000円台とやや安くなります。安ければ精米で5㎏で3000円くらいのものも見つかります。また、同じコシヒカリでも産地が違えば値段は安くなります。

コシヒカリは新潟以外でも栽培されており、岐阜県や滋賀県などの西日本のコシヒカリは5㎏で2000円弱とお手頃価格で購入することが可能です。コシヒカリは新潟の魚沼産が最高品質なので最も高い価格となります。ですが、産地を変えるだけで値段が変わるのが特徴です。

評判口コミ

日本一の米どころである新潟のコシヒカリはもちもちした食感とツヤツヤした見た目で値段以上の価値があると絶賛されています。もちろん、他の地域で作られているコシヒカリも美味しいですが、魚沼産のコシヒカリは厳しい品質チェックを受けています。

米どころである新潟ではブランド米の品質を保持するために味や香り、硬さに粘り気などで合格をもらったコシヒカリだけが出荷されます。そのため、同じコシヒカリでも魚沼産のコシヒカリは倍近い値段を出しても食べる価値があると平均の評価も満点に近くなっています。

日本の米どころ【北海道】

日本一の米どころである新潟の地位を狙っているのが北海道です。北海道は広大な作付面積を誇りじわじわと生産量を伸ばしています。昔では稲は寒さに弱かったので北海道の広大な土地を活かせませんでしたが、最近では品種改良を重ねた結果として寒さに強い稲が開発されています。

寒さに強い稲のおかげで北海道では広大な土地を活かして大規模な稲作が行われるようになりました。そして現在では北海道は日本でも新潟に次ぐ米どころとして有名になりました。単純な生産量は北海道の方が多く、さらに北海道を米どころとして有名にしたブランド米であるゆめぴりかがあります。

ゆめぴりか

北海道が米どころであることを有名にしたのが、ふるさと納税などで大人気のゆめぴりかです。ゆめぴりかは寒さに負けないように品種改良された稲なので、北海道の寒さに負けないうえに昼夜の温度差が大きい北海道の特性を活かしてうま味の強い米になっています。

美味しい米を作る条件である昼夜の温度差が大きい北海道で作られたゆめぴりかは他の地域とはまた違った美味しさを実現しています。さらに北海道は台風が来にくいことから安定した生産量が確保されるので、コシヒカリなどよりもお手頃価格で購入が可能です。

価格相場

北海道で作られるゆめぴりかは5kgで2000円台とお手頃価格です。ゆめぴりかは2009年に発売が始まった最近になって作られた米です。ですが、ゆめぴりかの美味しさで人気に火がついて普通の米よりも割高ながら徐々に売り上げを伸ばしています。

最近では人気の上昇により5㎏で3000円前後のところもありますが、10㎏のまとめ買いなら5000円を切るところもまだあるので、安く買いたいときはまとめ買いがお得です。今後も人気のために値段が上がるかもしれませんが、生産量が多いので安定した価格になると思われます。

評判口コミ

北海道の米どころで作られるゆめぴりかはもちもちで甘味があるので、明らかに普通の米よりも美味しいと評判です。ゆめぴりかの美味しさの秘密は昼夜の温度差が大きい北海道で作られているからです。そのため、普段からコシヒカリを食べている人も美味しいと絶賛しています。

最近に開かれている米の品評会でもコシヒカリやあきたこまちなどの有名ブランド米を押さえてゆめぴりかは最高評価を獲得しました。特に多くの人が口をそろえて言うのは豊かな甘味です。気温差が大きい北海道で作られるとでんぷんの量が多くなるので他の米よりも豊かな甘味を備えています。

日本の米どころ【宮城県】

日本の米どころとして江戸時代から伝統があるのが宮城県です。東北のなかでは比較的に日照量が多く水源資源が豊富なおかげで米の生産量が高いことで知られています。歴史でも有名な伊達政宗の時代から米作りには力を入れているので歴史のある米どころの一つです。

宮城県が有名になったのはブランド米であるひとめぼれのおかげです。特Aランクに分類されもっちりとしていて甘味があるのが特徴です。宮城県の寒さにも耐えられるひとめぼれは、宮城県だけでなく日本全国で幅広く栽培されている米の種類の一つです。

ひとめぼれ

宮城県を代表する米の品種がひとめぼれです。ひとめぼれは粘り気が強いので炊き込みご飯にもあうのが特徴です。粘り気の強さは和食と相性が良い反面、カレーなどと合わせると少し合わないとの意見もあります。

普段から和食を食べている人からは圧倒的に支持されているのがひとめぼれです。東北地方などでは炊き込みご飯なども多いので、炊き込みご飯と相性が良いひとめぼれは重宝されているブランド米の一つです。

価格相場

宮城県のブランド米であるひとめぼれは5kgで2000円ほどが相場ですが、最近では特別栽培のひとめぼれもあり、こちらの相場は5kgで2000円ほどになります。ひとめぼれはふるさと納税でも宮城県の主力となっており、今までは宮城県が米どころと知らなかった人にも人気です。

宮城県ではふるさと納税として人気になったひとめぼれのおかげでさらに多くの美味しい米を生産しています。この勢いが続けば日本の米どころと全国的な知名度になる日は近いと言えます。

評判口コミ

宮城県のブランド米であるひとめぼれは、もちもちとした食感と甘味が特徴で冷めても美味しいという口コミが目立ちます。また、ふるさと納税として人気のひとめぼれは、色々な米どころのふるさと納税の中でも量が多くて質が良いとの口コミも目立ちます。

少量パックで送ってもらえるのも魅力で美味しいひとめぼれがいつも楽しめます。通常の購入でも美味しくいただけますが、ふるさと納税を利用するのが人気です。

ササニシキ

宮城県を代表するもう一つのブランド米がササニシキです。ササニシキは一時期はコシヒカリと並ぶ人気を誇っていたブランド米ですが、現在では作付面積の少なさも相まって人気は下降気味です。その理由はササニシキは冷害に弱く生産が難しいのが主な理由です。

ササニシキはコシヒカリと違って粘り気が少なくあっさりとした味が特徴です。そのため、今でも根強い人気があるブランド米です。

価格相場

米どころの宮城県を代表するササニシキは宮城県産なら5㎏で3000円台が相場です。宮城県以外のササニシキなら3000円を切るところもありますが、基本的にはコシヒカリと同程度の価格です。さらに特別栽培米だと5㎏で4000円を超えることもあります。

今でこそ知名度が下がっていますが、かつてはコシヒカリと人気を二分した最高級米の一つです。

評判口コミ

米どころ宮城県の最高級のブランド米のため値段は安くありませんが、最高の米だとの口コミが目立ちます。さっぱりとした味わいのササニシキは毎日食べても飽きないとのことです。今でこそもちもちで甘味のあるコシヒカリは主流ですが、さっぱりとして粘り気の少ないササニシキは今も一定のファンがいます。

日本の米どころ【秋田県】

秋田は日本で新潟と北海道に次ぐ第3位の米どころです。その理由は東北のなかでは比較的に温暖でありながら、昼夜の気温差が大きくさらに豊富で良質な水源に恵まれているからです。

あきたこまち

あきたこまちはコシヒカリを品種改良したもので、秋田を日本有数の米の産地へと押し上げたブランド米です。あきたこまちの特徴は味のバランスが良くて粘り気が強いことです。そのため繊細な和食との相性が良いので和食ブームに乗ってさらに人気が上がってきているブランド米です。

価格相場

あきたこまちは5㎏で2000円台とお手頃価格で購入できます。コシヒカリの品種改良なのでコシヒカリよりの粘り気と弾力性があり、うま味も強いので特Aの評価を何度も受けています。

評判口コミ

あきたこまちはパックのご飯も販売されており徐々に人気が上がっているブランド米です。コシヒカリが好きな人はもちろん、アッサリめが好きな人からも人気です。

日本の米どころ【山形県】

山形県は豊富で清涼な水源を有することで農業王国と呼ばれており、日本有数の米どころとしても有名です。山形県で作られた良質な米は日本酒にも利用され日本屈指の酒どころでもあります。

つや姫

山形県は農業王国であり、日本有数の米どころのプライドをかけて多くのブランド米を作っています。その中でもつや姫はデビュー以来、8年連続の特A評価を受ける日本の米の品種の中でも新進気鋭のブランド米です。

価格相場

山形県が作るブランド米であるつや姫は5㎏で2000円台のお手頃価格です。特に10㎏だと4000円前半と割安で購入することが可能です。ですが特別栽培のつや姫だと5㎏で3000円台とコシヒカリくらいの値段のものもあります。

評判口コミ

米どころ山形県のつや姫は冷めても美味しいブランド米と口コミが目立ちます。モチモチ感が豊富なのとやや控えめな甘味はずっと飽きずに食べられると評判のブランド米です。

日本の米どころ【熊本県】

熊本県は西日本では数少ない米どころの一つです。実は熊本は米作りに力を入れており多くのブランド米を有しています。ヒノヒカリはそんな熊本県が誇る全国で第3位の生産量を誇る人気のブランド米です。

ヒノヒカリ

熊本県のブランド米であるヒノヒカリはアッサリとした味が特徴です。日本で一番人気は米どころ新潟のコシヒカリで、粘りけと甘味のある米が主流です。そんな中でもアッサリとした味のヒノヒカリは味の濃い料理にあうと評判のブランド米です。

価格相場

熊本県のヒノヒカリは他のブランド米よりかは少し安くて5㎏で2000円を少し切ります。そのため10㎏のまとめ買いだとさらに安くなります。あっさりとした味のヒノヒカリは値段の割安さもあって売り上げを伸ばしています。

評判口コミ

米どころ熊本県のヒノヒカリはつやつや感がすごいとの口コミが目立ちます。味はあっさりとしているのにモチモチ感が楽しめるのがヒノヒカリの特徴です。さらに炊きあがりのつやつや感は特に口コミが目立ちます。

日本の米どころ【栃木県】

日本の米どころの中には栃木県も入ります。関東では珍しい米どころですが、その理由は夏に雷が多く気温差が大きくなる気候にあります。関東にも山脈があるのできれいな水源が確保されています。ですが、気温差が大きいのは栃木ならではです。そんな栃木県のブランド米がなすひかりです。

なすひかり

栃木県のブランド米であるなすひかりはコシヒカリを品種改良したものなので、ふっくらとモチモチしているのが特徴です。さらに東北よりも十分な太陽の光を吸収して大きく育つのが特徴です。

価格相場

栃木県のブランド米であるなすひかりは5㎏で2000円台とお手頃価格です。始めは県内での販売が主でしたが、徐々に県外での人気も伸びています。

評判口コミ

コシヒカリ系統の特徴であるふっくらモチモチの触感から大満足との口コミが目立ちます。

日本の米どころの美味しいお米を取り寄せてみよう

日本の米どころは多くあります。最も有名なのは新潟であり、東北地方に集中しています。その中でもモチモチで甘味があるコシヒカリ系統のブランド米と、それ以外のあっさりとして粘り気の少ないササニシキなどの米があります。

人によって好みは色々とあると思いますが、おかずの種類にもあわせて自分好みのブランド米を見つけて日々の食事を楽しむのがおすすめです。

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