タイスキという料理の特徴!鍋料理?バンコクの美味しい店も紹介

タイスキというバンコクで人気の鍋料理を知っていますか?日本のしゃぶしゃぶとすき焼きを合わせたような鍋で、野菜や海鮮、お肉などと一緒にスパイシーなソースを付けて食べます。暑い国タイでも色々な食材を煮込んだ鍋が人気です。日本の鍋とタイスキの違いや、特徴など調べてみました。タイに旅行に行った際に立ち寄れる本場お店や、日本でもタイスキが食べられおすすめのお店も紹介します。

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目次

  1. 1タイスキとは?
  2. 2タイスキのおすすめの食べ方 
  3. 3タイスキを本場バンコクで食べられるお店 
  4. 4タイスキを日本で食べられる店舗 
  5. 5タイスキと合わせて食べたいタイ料理 
  6. 6タイスキはバンコクの人気ご当地グルメ

タイスキとは?

年々旅行客が増えている人気のタイ、年間の平均気温が29度もある常夏の国です。そんな常時暑い国で食べるタイスキとはどのような鍋なのでしょうか?タイといえば世界三大スープでもあるトムヤムクンや、グリーンカレーなど独特な風味や辛さの料理が多い中、鍋に使われるスープが気になってしまいます。それではタイスキの詳細を案内します。

タイスキはタイの鍋料理

タイスキとは、日本のしゃぶしゃぶとすき焼きを合わせたような鍋で、出汁には鶏ガラやタイの代表料理トムヤムクンをベースにしたスープを使用しています。すき焼きのように濃くはなくあっさりしたスープに野菜や海老などの海鮮、肉団子具材をさっとて煮てスパイシーなソースにけて付けて食べます

白菜や空心菜、ほうれん草、チンゲン菜、ねぎ、にんじん、えのきなど以外に、薄切りにした豚肉や牛肉、鶏肉の肉団子、エビ、イカ、ホタテなどとヘルシーな食材が多く、日本でもおなじみのものばかりです。ぐつぐつ煮ることはなくこのような食材をさっとくぐらせてソースにつけて食べます。

タイスキはどんな料理?どんな味?

タイ料理はスパイシーな味やパクチーなどの香りの強い食材が多く使われていますが、タイスキは鶏ガラベースのスープで野菜などを煮ているのでとっても優しい味です。通常ソース付けて食べますが、そのままでもスープに出汁がちゃんと効いているので日本人にもなじみ深くとても美味しい鍋です。

タイスキのカロリー

まわりに食材が並べられている中でスマホ片手にノートにメモを取る

タイスキのカロリーは1人前272kcalです。日本のすき焼きが500kcal程度で、しゃぶしゃぶは600kcalを越えるので、いかにタイスキがローカロリーなのが良く分かります。トムヤムクンが65kcal、青パパイアのサラダソムタムが150kcal、スープカレーのようなゲーン・パ152kcalとタイの料理はローカロリーなものが多いです。

タイスキに使う鍋は変わった特徴がある

タイの代表的な鍋はタイスキやトムヤムクンなどで利用しており、真ん中が煙突状になっている非常に珍しい鍋です。鍋の下の部分に火を入れる場所が付いていて、固形燃料や炭を使用して温めたりしています。別の鍋で煮てから、この鍋に移し替えて保温用として利用することもあります。

見た目通り煙突鍋やホーコー鍋と言われています。下から上に穴が空いていることで排気口としてとても効率が良く真ん中に火を集めることができるので、温度を一定に保つことができます。最近では、2種類のスープが入る様に真ん中で仕切られているものもあり、お店ごとの自慢のスープを楽しむことができます。

タイスキのおすすめの食べ方 

タイに行ったらタイスキは外せないメニューのひとつでもあります。そんな人気のタイスキには特別な食べ方があるのでしょうか?日本でしゃぶしゃぶやすき焼きと言えば、ポン酢や卵を付けて食べます。タイスキならではの美味しい食べ方を紹介します。

専用のソースをつけて

日本と同じようにタイスキ鍋で煮込んだ具材は、小皿に移してから食べます。そこでポイントになるのがソースです。ポン酢や卵と同じような役目ではあるものの、ここでタイらしさか出るのです。タイスキには大豆から作ったタオチオというソースを付けて食べることが多いです。

タイではナンプラーやオイスターソース、スイートチリソースなどが使われることが多いですが、タイスキにはタオチオが良く合います。大豆が原料のソースは中に大豆のつぶつぶが入っていて、日本の味噌を薄くしたような味わいがあります。タイスキ以外に炒めものやご飯のソースとしてもよく食べています。

調味料を使って味に変化をつける

タイ料理と言えば辛さや酸っぱさ、甘さなどが特徴としてあります。これは暑い国タイで、食品を長く保存するための知恵なのだそうです。タイの調味料の代表としてナンプラーがあります。ナンプラーは塩漬けしたイワシを発酵させて、さらに熟成した調味料です。独特な香りと塩味が特徴です。

専用ソースと合わせてスイートチリソースも人気があります。生春巻などに添えられていることが多く、甘酸っぱい味が食が進む味です。牡蠣を塩茹でした際に出る煮汁を加熱濃縮した液や塩漬けにした牡蠣を発酵させた上澄み液に調味料を合わせて作っているオイスターソースは、濃縮されたエキスが野菜や肉にとても良く合います

薬味を入れてアレンジする

日本でも鍋を食べるときは薬味を入れることが多いです。入れる薬味によりアクセントになり味も締まります。タイスキでも刻みニンニクライムパクチー唐辛子などの薬味を好みの量と組み合わせで入れて食べます。タイスキは鶏ガラベースの優しい味なのでチリやフライドオニオンなどをいれても美味しくなりおすすめです。

シメにはごはんか麺を入れる

日本の鍋と同じようにタイスキも、ごはんや麺を入れて食べます。野菜や肉、海鮮などのエキスが出たスープに卵をとじて作る雑炊は格別です。タイスキならではのシメは緑色の麺です。透明な茶蕎麦のような色をしていて敬遠しがちですが、食べてみるとタイスキのスープに馴染みとても美味しいと評判の麺です。

タイスキを本場バンコクで食べられるお店 

ここでは、本場タイのバンコクでタイスキが食べられるおすすめのお店を紹介します。タイスキは小さな食堂から老舗まで多くのお店にあるメニューです。その中でも人気があるお店ばかりです。

コカ レストラン (スリウォン店)

コカはタニヤやパッポンからほど近い場所にあるタイスキ発祥の店で、1957年創業のバンコク老舗のレストランです。重厚感のある店構えと高級感ある落ち着いた雰囲気の店内で本場バンコクのタイスキを味わうことができます。日本人好みのスープに数種類もある色々選ぶことができます。またサイドメニューが豊富なところも人気の秘密です。

MKゴールド(エカマイ店)

バンコクでタイスキのチェーン店として、大手百貨店やスーパーマーケットなどに店舗があるMKゴールドは、バンコクのエカマイ駅から徒歩で3分ほどの場所にあります。日本語にも対応しており、高級感を求めた店内は落ち着いて食事を楽しむことができます。多くの野菜でとったスープに新鮮な食材を入れて煮たタイスキは、甘辛いタレに良く合います。

SHABUSHI(サムアイ店)

シャブシは回転寿司のお店が提供するタイスキです。タイではタイスキをシャブと言われており、シャブとスシが食べられることから店名になっています。実際回転しているのはタ寄イスキの材料で、スシは別の場所にあります。1人でも気軽に立ち寄れるお店です。具材も豊富にあり、回転する中から自分だけのタイスキを作ることができます。

カントン(バンコク)

カントンはバンコクでタイスキと飲茶が楽しめるお店です。バンコクのヤワラーにあり、リーズナブルな値段でタイスキや飲茶を味わうことができます老舗のお店より美味しいと評判のあるタイスキは、地元の人にも人気です。ダシの効いたスープと自慢のタレに付けて食べると箸が止まらなくなるほどです。小さなお店はゆっくり食事が味わえます。

テキサス スキ(バンコクチャイナタウン店)

バンコクに6舗を構えるえるテキサスは、チャイナタウンにあるタイスキのお店です。好きな具材をいらび鍋に入れて煮込みます。テーブルにはにんにくや唐辛子、ライムなどの調味料と、パクチーの効いたソースが置かれて自由に使うことができます。お好みの材用とソースに付けて食べます。テキサスでは1人前から食べることができます。

タイスキを日本で食べられる店舗 

ここからは日本でも味わえるおすすめのタイスキを紹介します。バンコクに負けないほどの本場の味が楽しめます。国内にいながら海外の雰囲気を味わうことができます。日本の鍋とは一味違うタイスキを味わってみてください。

カルディ かけるだけスープ スキー・ナーム

輸入食材をたくさん扱うカルディから販売しているスキー・ナームは、自宅にいながら手軽にタイスキを味わうことがスープです。野菜やお肉、海鮮と一緒に煮込んで食べるのはもちろん、ライスヌードルや中華麺、翡翠面などにかけるだけでも美味しく食べられます。パクチーやライムを一緒に食べればよりタイの風味を感じることができます。

coci(恵比寿)

人気の街、恵比寿の川沿いにあるコチ落ちいた雰囲気の一軒家でアジアン料理味わえるお店です。新鮮で大きな魚介類に、スパイシーなスープは本場タイも顔負けの味が楽しめます。タイ料理だけでなくアジアン料が味わえるので、タイスキに合ったサラダや炒め物などもおすすめです。たくさん注文してもタイスキはヘルシーなのが嬉しいです。

センディーテラス(銀座)

東京メトロ銀座駅から歩いて1分の場所にあるセンディーテラスは、銀座に居ながらタイの雰囲気が味わえるお店です。またタイのビールシンハーの公レストランでもあります。ランチはメイン料理とプラス20種類のタイ料理が食べ放題になるビュッフェ形式です。

またタイスキプレートは5種類のスープから2種類選ぶことができます。タイスキのスープは毎日鶏ガラを砕いて煮込んであるので濃厚で奥深いスープを味わうことができます。センディーテラス銀座オリジナルビールと一緒に飲んでみてください。

クルン・サイアム(自由が丘)

人気の街自由が丘から歩いて2人の場所にあるクルン・サイアムは、こじんまりした空間でゆっくり美味しいタイスキを味わうことができるお店です。日本人が好む甘辛いスープに、野菜や豚肉、海老、春雨などを煮て、ナッツが入ったソースに付けて食べます。

タイ米のライス付きなのでシメは雑炊にして食べると最高に美味しいです。パクチーを相性がとても良いスープなので追加してみてはいかがでしょうか?ほどよい辛さがあり体がとても温まるので、寒い冬にはぴったりにメニューです。

チェディルアン(大阪北堀江本店)

チェディルアンは大阪発のタイ政府が認定したレストランです。またシェフも1000のレシピをを集めて世界中で活躍したコックが集結しています。そんなタイ料理のプロが作るタイスキ料理とは、2種類のスープで季節の野菜やお肉を味わうことができます。

コースにはモチモチした触感の米麺をシメに現地のスタイルを味わうことができます。タイ政府公認ということもあり、伝統的な料理も数多く取り揃えています。日本の厳選した食材と、おしゃれな佇まいのお店でゆっくりタイスキを味わってみてください。

センディーテラス SENGDEE TERRACE 銀座 シンハービール公認【公式】

タイスキと合わせて食べたいタイ料理 

最後にタイスキを合わせて食べたいおすすめの料理を紹介します。タイの単品料理は鍋やビールに合う料理が豊富にあります。タイ独特の甘辛さや、日本には無い食材を使ったタイスキと一緒に食べたいおすすめを紹介します。

カオパット

ガオパットパイナップル器が南国のタイらしい雰囲気がある料理です。日本人鍋を食べてもご飯が食べたくなります。タイ風のチャーハンのことで、具材には鶏肉や豚肉、海老など種類も沢山あります。

味付けは塩とこしょうなどでシンプルなのですが、最後にナンプラーをかけて食べるのがタイの特徴です。タイ米がチャーハンと良く合いタイスキが進む味です。

ソムタム

ソムタムはタイでも人気のパパイアのサラダです。日本でパパイアと言えばフルーツのイメージがありますが、タイではサラダにして食べるのがポピュラーです。ナンプラーや砂糖で味付けしているので、タイ独特の甘酸っぱさがある料理です。タイスキでも野菜を食べますが、生で食感も良いソムタムはおすすめの料理です。

パッタイ

タイスキと一緒に食べたい料理がパッタイです。いわゆるタイ風の焼きそばのことで、お米を使った麺を使用しています。具材にはエシャロットやもやし、にら、干しえびなど食感の良いものを使い、ナンプラーやタマリンド汁、砂糖、ライム、ピーナッツなどを入れて炒めた料理です。お店にある調味料で味を変えながら食べるのがおすすめです。

ガイヤーン

ガイヤーンとはタイ風の焼き鳥のことを言います。日本では小さく切った鶏肉をくしに差して焼いていますが、タイでは特性のタレに漬け込んで炭火で焼いたものを呼びます。屋台で食べることも多く、手軽な値段で楽しめるソウルフードです。骨付きのままタレに漬け込んでいるので、味もよく染みていてジューシーでとても美味しいです。

タイスキはバンコクの人気ご当地グルメ

特徴的な鍋で、沢山の具材と独特なソースや薬味などを使ったタイスキは、ヘルシーで美味しい鍋料理です。タイ料理の決め手になる辛さや酸味と全て味わえ、自分の好みに合わせてソースの味が調節できるのも人気の秘密ではないでしょうか?是非タイスキを食べてみてください。

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