孤独のグルメ名言集!井之頭五郎のセリフからおすすめを紹介!

孤独のグルメは好きですか?漫画の連載からスタートし、テレビドラマにもなり、主人公である井之頭五郎が独り静かで味わう食事を愛し、レシピや食材の追及よりは、その食事を食べる前、食べた瞬間、食べ進める中での思い、食べた後の感想が、独特のセリフで表現されています。その中には、孤独のグルメだからこそのセリフで、名言もあります。孤独のグルメの世界を思い浮かべられる、名言を振り返りつつ、静かでもとても豊かな食に関する表現を見ていきます。

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目次

  1. 1孤独のグルメとは?
  2. 2孤独のグルメの名言の元になったのは?
  3. 3孤独のグルメ名言集
  4. 4孤独のグルメの井之頭五郎の名言は忘れられない

孤独のグルメとは?

「孤独のグルメ」は、久住昌之氏原作の漫画が人気で、それをベースとしてテレビドラマにもなっているものです。主人公の井之頭五郎が仕事の合間に、町の普通の飲食店に立ち寄り、一人で食事をしながら、そのお店の中やお客を観察したり、提供される食事を独特な独り語りで伝えています。

調理法や食材にスポットを当てるよりも、一人の男性がモクモクと食べていく日常の場面ですが、日本だけでなく韓国やイタリア、フランスなどでも本が出版されるほどに広まっています。その魅力の一つに、井之頭五郎がつぶやく名言があります。井之頭五郎ならではの、食に対するこだわりやセリフからおすすめの名言を紹介します。

孤独のグルメの名言の元になったのは?

孤独のグルメは、漫画の人気からドラマにもなり、高級な食事ではなく、日常の食事シーンでつぶやかれるセリフに名言といえるものが多々あります。その名言を誕生させている漫画とドラマの特徴を紹介します。

漫画「孤独のグルメ」とは?

漫画「孤独のグルメ」は月刊誌で連載され、原作は久住昌之氏、作画は谷口ジロー氏によるものです。久住氏はエッセイストで漫画家でもありますが、孤独のグルメの連載を決めるときに、作画を谷口氏に希望しました。

他のグルメ漫画と大きく違うのは、主人公の井之頭五郎が輸入雑貨商という個人自営業で、時間が自由になる立場、独身で下戸という設定です。家族や恋人、子どもが登場するのでもなく、お酒と合わせて食事をするのでもなく、B級グルメや普通の定食にスポットを当てています

決められたページ数の中で、普通の気取らない食事の魅力を伝えるために、井之頭五郎がつぶやくセリフが際立っています。

ドラマ「孤独のグルメ」とは?

漫画「孤独のグルメ」の人気があったことから、テレビ東京系でテレビドラマ化され、深夜の30分番組ながら、視聴率もよく「飯テロ」といわれるほど人気のドラマになっています。主人公の井之頭五郎を演じるのは、松重豊氏。番組最期には、原作者の久住氏が、その回に登場したお店を訪ねるコーナーもあります。

「孤独のグルメ」を原作としながらも、漫画では架空のお店もありますが、ドラマのロケが行われるのは実際に営業している定食屋や居酒屋などです。実際にそのお店のスタッフがサービス提供する回もあれば、そのお店の御主人や女将さんに似た俳優が登場することもあります。

主人公である漫画の井之頭五郎よりも、ドラマの井之頭五郎の方が柔和な人柄となっています。ただ、食べるシーンは実際に一人前以上の料理を黙々と食べすすめていき、いただきますから、ごちそうさまでしたまでの流れで見せています。

実際に運ばれてきた食事を黙々と口に運んでいますが、井之頭五郎の思いがセリフとしてつぶやきになり、その中に多数の名言が登場しています。

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孤独のグルメ名言集

孤独のグルメの主人公の井之頭五郎がつぶやくセリフには、心にじんわりと染みるような名言や、独特な言葉での表現があります。そうした中から、グルメ漫画では使われないような「静かで」というようなものも含めて、おおまかなジャンルに分けて孤独のグルメらしい名言を紹介します。

「静かで」の名言

「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか、救われてなきゃあ、ダメなんだ。独りで静かで豊かで…」

孤独のグルメの井之頭五郎の世界観、食事に対する美学とも思える思いをとらえている名言です。独りで食べることで、静かで邪魔が減り、自由なペースで味わうことができ、そして静かでも豊かな感情があふれだしています。モノを食べることは日常ですが、そこに静かで、味覚も自由に発想をとばすことができている名言です。

「独りで静かで豊かで…」には、独りで食べる食事の時には、誰にも邪魔されることなく、それだからこそ、口に運ぶものに全神経を集中させることができるような思いがこもっています。

「味」の名言

孤独のグルメの中では、誉め言葉ともいえる名言「こういうのでいいんだよ」です。主人公の井之頭五郎はごく普通のビジネスマンで、孤独のグルメというタイトルであっても、高級食材を求めているものではありません。だからこそ、家庭的だったり、当たり前のような定番食材の組み合わせが、孤独のグルメでは高評価を得られます。

定食の付け合わせのマカロニサラダを食べて「うん、凝りすぎてない手作り感がちょうどいい。こういうのが嬉しいんだよ」、海鮮春巻きを食べながら「こりゃまたド直球の中華だ。うん、中華の脇役はこういうのでいい。いや、こういうのがいい」とセリフがあります。

「見た目」の名言

ドラマ「孤独のグルメ」では、料理を一品で済ませることはほとんどありません。一人焼肉であっても、洋食店やエスニック料理店でも、いくつかの料理を注文し、それらがテーブルに並んだ時にスケールの大きさを表現する名言が飛び出します。

鉄板焼きの時には「鉄板焼きってなんていうか、ライブ感があるんだよな。一人なのに頭の中、いちいち大歓声というか。鉄板はステージだ。舞台だ」、下町の居酒屋のようでもあり喫茶店のようでもあるお店にはいった時には「この店まさに、一人おかず横丁。下町の商店街の食卓そのものじゃないか」と言っています。

お店に入る前の見た目もあり、いくつものメニューが並ぶと迷いを見せる主人公ですが、そこから選ぶ時にも、孤独のグルメでは必ず定番を選ぶとは限らず、たまたま常連が食べていたものや、珍味と言われるものにも挑戦しているからこそ、名言がでてきます。

「心の叫び」の名言

孤独のグルメの中では、何を注文するのか迷っている時に、心の状態や胃袋の状態を表すセリフや、食事が目の前に出された時、一口目を口に入れた時に心の叫びともいえる名言が飛び出します。

「うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ」という孤独のグルメらしく、主人公自身がなにか物に置き換えるセリフがあります。食べたものが瞬時にエネルギーに変わるような美味しい味わいで、ずっと発電を続けたいと思わせるような美味しさを表現する名言です。

肉を食べる時に名言が出やすい傾向もありますが、ホルモンやハツを食べながら「肉を焼き、飯を食う。俺の箸は蒸気機関車のピストンだ」と言います。火力発電所にしても、蒸気機関車にしても男性らしく、箸を止めたくない心情が良く伝わる名言です。

「胃袋」の名言

孤独のグルメの中で井之頭五郎は、食事をする前の胃袋の状態、お腹のすいている状態や今何が食べたいのか、それを食べた時に胃袋がどんな感じになったのかを胃袋の表現でセリフにしているシーンが多々あります。

「うーん、腹もペコちゃんだし夜食でも食って一息つくか」というのは、夜遅くまで、静かで孤独なオフィスのなかで仕事をしていた時のセリフです。名言とまでではないですが、「腹もペコちゃん」と可愛らしい表現で、お腹はすいているけれど、がっつり食べたいほどではないような状態です。

「腹が減って死にそうなんだ」「焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ」というセリフもあります。これは井之頭五郎らしい、お腹がとてもすいているときの名言のような表現です。

「ああなんてことだ、食べ始めているのに、さらに腹がへっていくようだ」というセリフがあります。これは、目指す食事を食べ始めているのに、その美味しさに刺激されてもっと食べたくなる時に使われ、胃袋が喜んでいる状態を表す孤独のグルメ流の名言といえます。

「マグロ、赤貝、サンマ。今、俺の胃袋には大漁旗がはためいているぞというのも、食べ始めて魚介尽くしのメニューで、お腹が満たされていくほどに発せられた名言です。魚介ばかりで満腹というのではなく、大漁旗をふって小躍りしたくなるような気持ちが伝わる名言といえます。

「男の子」の名言

孤独のグルメの中で、カツサンドを食べた時に「こういうの好きだなシンプルで、ソースの味って男のコだよな」、ハンバーグを食べた時には「うまい。たっぷりソースのハンバーグは男の子の味だよ」といったセリフがあります。

孤独のグルメでは、具材がたっぷりというものもありますが、持ち帰り用のシンプルなカツサンドも登場します。その時に独り身とはいえ、懐かしいような味も噛みしめながら、素朴な味わいを独り静かで味わうからこそ、「男のコだよな」と井之頭五郎の頭の中に名言が浮かんできています。

孤独のグルメの連載を読んでいた世代や、井之頭五郎と同世代の男性たちも「男の子」の名言は共感されるものです。ハムカツを食べながら「これだよこれ。このソース味で、俺はいつだってガキ大将になれるんだ」というものは、モテる男の子ではなくても、元気があふれでるような男の子らしい味が伝わる名言です。

「失敗」の名言

失敗というよりも、何を注文するかに神経を巡らしたにも関わらず、料理のメイン食材がかぶってしまうことは、孤独のグルメの井之頭五郎としては小さなミスととらえています。メインの料理がでるまでに時間がかかると分かると、追加で前菜のように食べるものが同じ食材や似た食感の場合に小さな失敗をセリフにしています。

「うーん…豚肉ととん汁でぶたがダブってしまった」や、豆腐とは思えない歯ごたえのあるバンサンスーを食べ、「豆腐の皮って麺みたいだな。あ、しまった!汁なし担々麺とダブってしまった」という「ダブってしまった」は時々みられるセリフです。

「がーんだな…出鼻をくじかれた」のセリフは、孤独のグルメで独り静かで豊かさを求めているからこそ、攻める順序も考えてオーダーしたはずが、それを裏切られた時の印象です。お腹の具合も考えながら、そのお店のメニューを見て、あれこれと考えてオーダーする孤独のグルメだからこそ、名言ともいえます。

「ダジャレ」の名言

ドラマ「孤独のグルメ」では、親父ギャグともとれるようなダジャレが度々登場します。孤独で静かで豊かな食事の世界が、ただのおじさんが食べていることを再確認できるダジャレは、主人公自身も気に入っているようで名言のように使われるものもあります。

タラの餃子を食べ「タラの餃子なんでなかなか食えんぞ。食えんティン・タランテイーノ」、お店の人にアルコールがないことを言われて「なくてけっこう、コケコッコー」とお酒の飲めない孤独のグルメの主人公だからこそのセリフです。

「この組み合わせは台湾ダフル!」「不安になってキタキツネ」「うま杉良太郎」ヒレ肉が出てくると「うわぁヒレ!ハラホロヒレ」と、40~50代の男性らしさが強調される名言はダジャレにつまっています。

その他の名言

「うーん、持ち駒が多すぎる、どう攻める?」という名言は、孤独のグルメでは時折きかれます。井之頭五郎が入ったお店のメニューがかなり豊富な時に、驚きとどれを選ぶか迷った時のセリフです。持ち駒をどのように組み立て、食べ進めていくかも孤独のグルメで、一人だからこその迷いの上の言葉であって名言です。

「食べはじめたばかりなのに、ごはん不足が当選確実」こちらは漫画でもドラマでも使われた名言ですが、焼肉や煮込み定食といった白いご飯と合うおかずを食べ始めた時の言葉です。当選確実なので、まだおかわりは注文していませんが、食べ進めていくと、間違いなくご飯のお代わりを注文することが予想できる名言です。

「クセが無いからクセになりそうだ」というのも、孤独のグルメでは誉め言葉であり、日常でも使えるような名言です。クセが無くシンプルな料理や付け合わせであっても、白いご飯に合うとかつい食べたくなるといった意味合いを含んでます。

「俺は並んで食べるのが嫌いというより、食べている時、後ろで誰かが待っているという状態が嫌なんだ」というのは、行列のできる飲食店を好まないファンには響く名言です。

孤独のグルメでは、行列ができているようなお店が紹介されないという特徴もあります。常連でテーブル席がいっぱいであったり、ランチ時で手早く回転させている町の定食屋などはありますが、誰かが待っていてせかされるような気持ちでは、孤独のグルメの世界観は広がることがありません

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孤独のグルメの井之頭五郎の名言は忘れられない

孤独のグルメは漫画から始まり、ドラマでもシリーズ化されるほど人気があるグルメドラマです。ただ主人公である井之頭五郎が、独りでお店選びから迷い、注文にも悩み、一口食べてはその感想を言葉にしていくだけのものです。ただ、そこには独り言だからこその名言も多数出現しています。

孤独のグルメを見て、忘れられない名言を振り返るのもよいですし、独りで食事をするときに孤独のグルメ流に名言を考えてみるのもおすすめです。

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