四角いスイカが海外でも人気!値段や味/切り方は?どうやって四角にする?

四角いスイカが今、話題になっています。四角いスイカはインパクトのある見た目から、日本はもとより、海外でも人気なのです。スイカといえば丸いものと決まっていましたが、香川で生産されている四角いスイカとは一体どのようなものなのでしょうか?驚きの見た目に隠された、四角いスイカの秘密に迫ります。四角いスイカの作り方は?そもそも味は美味しいの?切り方は?値段は?など、四角いスイカの疑問に答えます!

四角いスイカが海外でも人気!値段や味/切り方は?どうやって四角にする?のイメージ

目次

  1. 1四角いスイカが海外でも人気って本当?
  2. 2四角いスイカの人気とは?産地はどこ?
  3. 3四角いスイカの作り方
  4. 4四角いスイカの切り方と使い方のアイデア
  5. 5四角いスイカの値段や味
  6. 6四角いスイカの口コミは?
  7. 7人気の四角いスイカを探してみよう!

四角いスイカが海外でも人気って本当?

暑い夏になると食べたくなるスイカ。スイカは丸いものと決まっている、それは昔の話です。今、香川県名産の四角いスイカが面白いと、日本をはじめ海外でも話題になっています。海外のメディアもこの物珍しいスイカを興味を持って伝えているようです。

その見た目はまさに四角いスイカ!インパクトは抜群です。高級品で値段もそれなりにするので、普通のスーパーで見かけることはあまりないのですが、今じわじわと人気になっているのです。

その驚きの見た目は海を越え、海外でも話題になっています。お隣の国、中国やカナダにも輸入されるなど人気は広がりを見せています。

丸いはずのスイカがなぜ四角くなるのか、その作り方は謎に包まれています。今話題の香川の四角いスイカ、どのような作り方なのか、味や値段、切り方とともに紹介します。

四角いスイカの人気とは?産地はどこ?

インパクト抜群で見る人を驚かせる四角いスイカ。丸いはずのスイカが、サイコロのように四角い姿は驚きの一言です。

四角いスイカが今、日本をはじめ海外で人気だというのです。香川県で作られている四角いスイカの人気の秘密を探っていきましょう!

ディスプレイ用に人気

四角いスイカはディスプレイ用として販売されています。主にデパートやスーパー、果物屋の店先で販促物という形で置かれていることが多いのです。確かに四角いスイカはインパクトがあり、見る人を惹きつける魅力は十分です。

実が熟す前に収穫するため、値段の割に美味しいわけではなく、店先に販促用としてディスプレイする、観賞用に飾ると行った使い方がメインです。冷房設備が整った場所であれば一夏は十分、腐ることなく飾って置けるようです。

しかし、冷房の効かない所に置いておくとすぐに痛んでくるようで置く場所には注意が必要です。四角いスイカは痛んでくると角が丸くなり、中身もスカスカになり、やがて腐ってしまいます。

そんな四角いスイカは、物珍しさから購入したり、面白い高級な贈り物として購入する人、会社や店先に飾るように買う人が多いようです。

海外からも注目されている

そのインパクト抜群な姿は海外でも人気です。四角いスイカは、ロシアや中国、カナダなどからも問い合わせがあるようです。中国では香川の栽培法を真似して、実際に四角いスイカの栽培も行われています。

四角いスイカの姿に驚いた海外の旅行者が写真に撮ってSNSにあげ、話題にもなっています。また、四角いスイカは海外にも輸入され、その値段は日本のなんと10倍にもなるといいます。それでも話題作りや物珍しさから、売れているというから驚きです。

海外の人たちには思いつかない、独特な発想の日本の四角いスイカはとても興味深く面白いようです。四角いスイカを見た海外の人の驚きの声はネット上にたくさんありました。あとで口コミも載せておくのでご覧ください。

産地は香川県善通寺市

四角いスイカの産地は香川県です。香川県善通寺西瓜部会を中心に開発されました。いつ頃出来たかは定かではないようですが、昭和56年頃には注目されはじめていたようです。四角いスイカの人気がではじめたのはここ数年ですが、香川では約38年も前から栽培に取り組んでいたのです。

四角いスイカ開発のきっかけは、冷蔵庫の形に合わせたのがきっかけです。アイスなどの人気に押されスイカの売れ行きが落ち込んでいたことから、なんとか珍しいスイカを作れないかと考えられたのが四角いスイカです。

丸いスイカはどうしても冷蔵庫に入れるとき、スペースが必要です。冷蔵庫にきちんと収まるよう四角いスイカは考えられました。

今では人気の高まりから生産者は少し増え、香川県善通寺市の農家9軒によって作られています。香川県以外で作られていないのは、四角いスイカの作り方を善通寺市が特許を取っているからです。年々需要は増え、500個ほどの四角いスイカが香川から東京や関西を中心に出回っているそうです。

四角以外の形もある

四角いスイカの他に日本各地には珍しいスイカが作られています。なんとハート型のスイカも市場には出回っています。四角いスイカはディスプレイ用で味はいまいちなのに対し、ハート型スイカは食べても美味しいといいます。

その他にも、ピラミッド型スイカ人面スイカなど、各地の農家が考えたスイカが出回っています。どれも安定して作るのは難しく、四角いスイカほど出回っていないようです。そのため値段もかなり高額になっています。

四角いスイカの作り方

普通に育てればスイカは丸く育つもの。一体どのような作り方で丸くなるはずのスイカを四角くしているのでしょうか?四角いスイカの作り方を見ていきましょう。

スイカの種類

海外ではラグビー型のスイカもありますが、日本では一般的なのは丸型のスイカです。そのスイカが四角くなるのはなぜでしょうか?また、ディスプレイ用ということで夏の間、数ヶ月は日持ちします。通常、スイカを置いておけば腐ってしまうのがほとんどです。特別な品種でも開発されたのでしょうか?

四角いスイカは、実は作り方が特殊なだけで使われているスイカの品種は一般的なものと同じです。特別に開発された品種を使っているわけではなく、「縞王」という品種が使われています。四角くなるということで特別な品種かと思う人もいると思いますが、作り方が特殊なだけで、品種は一緒なのです。

作り方

特別な品種ではない、一般的な品種で作られる四角いスイカ。特別なのはやはりその作り方です。特許を取っているというその作り方は、善通寺市だけの特別なものです。

まず、スイカの実が10センチほどの小さなうちに強化ガラスで出来た四角い容器に入れられます。スイカの大きく育つ力は凄まじく、ガラスでできた容器に入れると容器は破損。プラスチック製にしたところ、日光の熱で変形してしまったそうです。最終的に強化ガラスで作った容器が採用されました。

容器に入れるだけ、と聞くと簡単そうに思えますがなかなか思い通りにいかないのが栽培の難しいところです。

容器に入れることで傷がついたり、天候によっても出来が変わってくるので市場に出回るのは約6割〜7割ほどだといいます。

縞模様が縦になるよう気をつけながら、大変な手間暇をかけて作られる四角いスイカ。出荷時には18センチの大きさになり、綺麗な四角形になります。18センチになると収穫されるので、まだ完熟していません。未完熟のため、数ヶ月飾っておいても腐ることなく、綺麗な形を保ったままなのです。

四角いスイカの切り方と使い方のアイデア

四角いスイカはディスプレイ用として流通されています。しかし、中身は一般のスイカなのでもちろん食べることもできます。四角いスイカが手に入ったら気になるのはもちろん味です。味わうためにどのような切り方をすればいいのでしょうか?四角いスイカの切り方と、面白い使い方のアイディアを紹介します。

切り方

食用ではなくディスプレイ用として出回っている四角いスイカですが、もちろん食べることができます。ある程度飾ったら、捨てるのも持ったいないので食べるのもいいでしょう。

そこで問題なのが四角いスイカの切り方です。丸い一般的なスイカの切り方はわかりますが、四角いスイカなんて切ったことがない人がほとんどでしょう。四角いスイカの切り方はどのようにすればいいのでしょうか?

スイカは一般的に中心部が甘くなります。そのため中心部分をみんなで味わえる切り方が理想的です。まず普通のスイカの切り方と同じく、四角いスイカを半分に切ります。

そしたら中心をみんなで味わえるよう、中心から放射状に切っていきましょう。そうすればみんなが中心を食べることができる理想の切り方になります。しかし、いかんせん鑑賞用に作られたもの。中が全く熟していない場合は、どこを食べても甘くない可能性もあります。

また、スイカの皮を全面削ぎ落としてから、好きな大きさに切っていく方法もあります。四角いので大きさを揃えて切りやすいでしょう。

四角いスイカは元々が食用ではありません。切り方も、自分で切りやすい方法があれば自己流で切ってもいいでしょう。

容器として使う

四角いスイカはその安定した形を利用してフルーツポンチなどの容器にするのも面白いのではないでしょうか?元々味はいまいちで観賞用がメインの四角いスイカ。パーティーなどで容器にすれば盛り上がりそうです。

実際、ユーチューバーのセイキンさんは四角いスイカをくり抜いて、中にサイダーとアイスの実を入れて楽しんでいました。くり抜かれたスイカは大きさも形も容器にぴったりでした。

元々普通のスイカを容器にしてフルーツポンチを作ることもあります。食べるには味はいまいちな場合はこのようなアイデアで楽しむのもいいかもしれません。

四角いスイカの値段や味

四角いスイカは人気になってきたとはいえ、まだまだ流通量が少なく珍しいものです。一体値段はどのくらいなのか気になります。そして、肝心の味はどのようなものでしょうか?最も気になる、味と値段を見ていきましょう。

値段は1万円前後

流通量が少なく、珍しい四角いスイカの値段はいくらでしょうか?都内のデパートやスーパーでは、だいたい1万円前後の値段で売られることが多いようです。

簡単そうに見えて手間暇がかかり、6割、7割しか市場に流通しない四角いスイカ。出回る量は増えたとはいえ、500個ほどと少なく希少価値があるためやはり値段は高めです。

場合によっては倍の値段の2万円ほどする場合もあるようです。四角いスイカは楽天などの通販でも購入でき、値段は15000円ほどです。販売店や天候などによって出回る量も変わってくるでしょうが、値段は1万円前後と考えて良さそうです。

味よりも見た目重視

先ほどから何度も言っていますが四角いスイカはメインは観賞用です。そのため味は期待しないほうがいいでしょう。切ってみると普通のスイカのように中が赤いということはなく、熟す前の黄色い色をしています。

観賞用に収穫するには、やはり熟す前に収穫しなければならないため食用には向かないのです。調べてみると味は「かなりまずい」と言った声から「意外にいける」「味は普通にスイカ」「甘味は多少薄いが普通に美味しい」という感想がありました。

まずいと覚悟して食べたら意外と美味しかった、ということでしょうか?とはいえ、やはり、普通のスイカの味では無いようです。あくまでもディスプレイ用として楽しむのがいいでしょう。

四角いスイカの口コミは?

四角いスイカについての口コミを見てみると、やはり「どうやって四角くするんだろう?」と疑問に思っている人が多くいました。そのインパクトある見た目から、写真をとってSNSにあげている人が多かったです。

写真を撮らずにいられないほどのインパクトですから、みなさん写真を撮るのも頷けます。また、四角いスイカは海外の人にも強烈なインパクトを与えているようです。

ネット上には、海外の人たちが四角いスイカを見た感想が多くありました。「冷蔵庫に合わせて四角くしたというアイディアに脱帽」「素晴らしい!一つほしい」「四角いスイカ食べてみたいなあ」と言った好意的な声が多かった一方で「かなり、ありえないんですけど〜」「高額なのが残念だな」と言った声もありました。

また、ありえない形状のスイカに、「遺伝子組み換えスイカ?」と勘違いしている人もいました。信じられない見た目なので、勘違いするのも無理はないかもしれません。

海外の反応で多かったのはやはりどうやって作ったのか?という作り方の疑問と、合理的なアイディアに驚く声でした。また、値段の高さに驚く人も多くいました。スイカを四角く変えてしまうというアイディアは、日本人らしいと納得の声も多くありました。

人気の四角いスイカを探してみよう!

四角いスイカはインパクト抜群で、その目で見たら驚かずにはいられないでしょう。話題になっているとはいえ、流通量も少なくまだまだ珍しく、一般的なスーパーで見るのは難しいかもしれません。そのため確実に購入するには通販が便利でしょう。

もし四角いスイカを手にする機会があったら、見て楽しんで飾って楽しんで、最後は味わってみるのもいいでしょう。善通寺市の生産者の努力の結晶である、四角いスイカ。一度は目にしてみたいものです。

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