ワインは高カロリーで太る?太りにくい飲み方/おつまみ料理を紹介!

ワインは数あるお酒の中でもポリフェノールなどの栄養が含まれ体によいイメージがありますが、一方で高カロリーで太るという噂があるのを知っていますか?ワイン好きの方にとっては見逃せません。そこで今回は赤ワインや白ワインなど種類別のカロリーや糖質を比較しながら、痩せるワインの飲み方、おすすめの低カロリーレシピまで余すことなくお届けしていきます。特にダイエット中の方は必見です!

ワインは高カロリーで太る?太りにくい飲み方/おつまみ料理を紹介!のイメージ

目次

  1. 1ワインのカロリーは高い?痩せることはできるのか調査
  2. 2ワインのカロリーと糖質を比較
  3. 3ワインのダイエットにおすすめの飲み方
  4. 4ワインが太ると言われる理由
  5. 5ワインに合うヘルシーなおつまみレシピ
  6. 6ワインを飲むときはおつまみのカロリーに要注意!

ワインのカロリーは高い?痩せることはできるのか調査

レストランやカフェ、居酒屋、おうち飲みでも人気のお酒、ワイン。ワインはヘルシーなイメージもありますが、実際ワインのカロリーがどのくらいなのか知っていますか?今回は赤ワイン、白ワインのカロリーや糖質を比較しながら、ワインが太るのか、飲んで痩せることができるのかについて検証していきます!

ワインのカロリーと糖質を比較

早速ワインのカロリーと糖質をチェックしましょう。ワインには赤ワインや白ワインだけでなく、ロゼやスパークリングなどいろんな種類がありますが、それぞれカロリーも糖質も異なりますので、細かく見ていきます。

赤ワイン

お酒の中で健康志向の方にも人気で、ダイエット効果があるという噂も聞かれる赤ワインですが、ボトル一本あたりのカロリーは547.5kcal、糖質は11.25gです。グラス1杯に計算すると100mlで73kcal、糖質は1.5gとなっています。

赤ワインは産地によって微妙に糖質が異なり、ヨーロッパ産のものより比較的日照量の多いカリフォルニア産やチリ産の方が糖質が高いため、痩せる目的やダイエット中の方はヨーロッパ産の赤ワインの方がおすすめです。
 

白ワイン

イタリアンやフレンチだけでなく、意外と和食とも相性の良い白ワインのカロリーは、ボトル一本あたり547.5kcal、糖質は15gとなっています。グラス1杯では100mlで73kcal、糖質は2gなので、赤ワインと比較するとカロリーは同じですが糖質は高いという結果になっています。

白ワインには甘口から辛口までありますが、比較すると辛口より甘口の白ワインの方が糖質が高いので、太ることを気にされる方は白ワインをチョイスするとよいでしょう。また、赤ワインと比較した時に白ワインの方が口当たりがよいため、飲みすぎてしまう傾向があるので、飲み方には注意が必要です。
 

ロゼ

フランス語でバラ色を意味するロゼワインは、ピンク色をしたおしゃれなワインです。赤ワインのコクと白ワインの飲みやすさを併せ持つ、ワインのいいとこどりをしたようなお酒です。ロゼワインのカロリーはボトル1本で577.5kcal、糖質は30gとなっています。グラス1杯だと100ml77kcal、糖質は4gとなっています。

赤ワインや白ワインと比較するとカロリーも高いうえ、糖質はなんと倍以上なので、ダイエット中の方にはあまりおすすめできません。またロゼワインは甘口で飲みやすいタイプも多いのですが、糖質も多いため痩せる目的の方は、しっかりと糖質を比較してから購入する必要があります。
 

スパークリング

きらめく泡とかぐわしいワインの香り、炭酸を含んだ発泡性ワインであるスパークリングワインのカロリーはボトル1本750kcal、糖質は15g、グラス1杯100mlで100kcal、糖質は30gもあります。今回比較したワインの中で一番高カロリーで糖質も高いので、爽やかなイメージとは異なりたくさん飲むと太る傾向にあります。

お祝い事にもふさわしいスパークリングワインですが、ダイエット中の飲み方としては、はじめの乾杯1杯くらいにとどめておき、あとはカロリーや糖質の低い赤ワインや白ワインに切り替えるのがおすすめです。
 

その他のお酒

ワインの種類別のカロリーを紹介してきましたが、ほかのお酒と比較するとカロリーや糖質がどのくらいなのかみてみましょう。日本酒純米酒のカロリーは100mlで103kcal、糖質は3.6gです。赤ワインや白ワインよりカロリーは低いものの糖質は高めとなっています。

ビールのカロリーは100mlで40kcal、糖質は3.1gです。ビールは喉ごしがよくグビグビと飲んでしまう傾向があるので、飲み方には注意したいものです。ウィスキーのカロリーは100mlで237kcalですが、糖質はなんと0gです。糖質制限ダイエットをしている方には嬉しいお酒です。
 

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ワインのダイエットにおすすめの飲み方

ワインの種類別のカロリーがわかったところで、痩せるワインの飲み方を紹介します。飲み方をちょっと工夫するだけでダイエット効果が高まりますので、注目してください!

アルコールのカロリーは吸収がされないのは本当?

エンプティカロリー、という言葉を聞いたことがありますか?実はワインをはじめとするお酒のカロリーは体内には吸収されず肝臓で分解され、熱として体外に放出されると言われています。つまりお酒のカロリーをたくさん摂取しただけでは、基本的には太ることはない、ということです。

ただし、カロリーが関係ないからと言って忘れてはならない糖質があります。お酒のカロリーはカウントされなくても、糖質によるカロリーは脂肪に変換されてしまうのです。ダイエット中のワインの飲み方で、おすすめなのはカロリーよりも糖質の低いワインを飲むのがよいということです。
 

1日に適切なワインの摂取量

お酒は適量が大切、と言われますが、もちろんワインにもこの言葉は当てはまります。健康に良いイメージのあるワインですが、飲み方が度を超すと肝臓を患ったり、高血圧の原因になることがあるため、注意が必要です。厚生労働省が推進する「節度ある適度な飲酒」ガイドラインによると1日に摂取する適正アルコール量は約20gとされています。

ワインに置き換えると、アルコール度数が14%のワインで約180mlとなります。つまりグラス2杯程度が適切なワインの量だということです。痩せる目的でダイエットをしている方はもちろん、そうでない方も1日に適切なワインの摂取量をよく覚えておき、飲み方は適切量で楽しむことが大切です。
 

白ワインはデトックス効果がある

白ワインにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは細胞の外液に存在するナトリウムとバランスを取りながら、細胞を正常に保ったり、血液を調整して、一定した体内のよい状態を保つのに役立つ栄養素です。また、カリウムには利尿作用があるので、老廃物の排出を助けたり、余分な水分を排出することでデトックス効果があります。

ダイエット中の方は白ワインに含まれるカリウムによるデトックス効果で、むくみが解消たり痩せることが期待できるというわけです。ワインを飲んで痩せる飲み方は、ロゼワインやスパークリングワインより白ワインが適しています。逆に心臓病予防など生活習慣病の改善を期待したい飲み方は、ポリフェノールが多く含まれる赤ワインがおすすめです。
 

水と一緒に飲む

ダイエット中のワインの飲み方で最後におすすめしたいのが、水と一緒に飲むという飲み方です。ワインと一緒に水をたくさん飲むと、体内のお酒も薄まり、代謝が良くなるのでワインを飲みながらでも痩せることができます。また、ワインを少々飲みすぎても水をたくさん飲むことでお酒が残り、二日酔いを予防することもできます。

ワインの飲み方で水と一緒に飲む量は、お酒と同じ量飲むとよいとされています。グラス1杯のワインを飲んだら、同じグラス1杯の水を飲むということです。お店の方にワインと一緒にお水をオーダーして、代謝アップを目指し痩せる飲み方をしてみましょう。
 

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ワインが太ると言われる理由

数あるお酒の中でワインが太ると言われることもあります。ほかのお酒と比較してもそこまでカロリーも糖質も高いとはいえないワインですが、どうして太ると言われるのでしょうか?その理由に迫っていきます。

食欲を増進させる

ワインはほかのお酒と比較して食欲を増進させる効果があります。特に空腹時にワインを飲むと胃液の分泌を促進して、ますます食欲を増幅させ、料理を食べすぎることから太ることにつながってしまうのです。ワインはイタリアンやフレンチだけでなく、和食や創作料理などどんな料理も相性が良いため、最近ではいろんなレストランに置かれています。

ワインそのもののカロリーや糖質は、ほかのお酒と比較してもそこまで高くないのに、太ると言われるのは、料理を食べすぎてしまう危険性があるためです。ワインそのものはヘルシーなのに、料理を食べすぎて結果太ってしまっては元も子もありません。

また、空腹時の方が満腹時と比較して栄養が体内に吸収されやすいため、高カロリーなものから食べるのではなく低カロリーなものを先に食べるようにしましょう。ワインが食欲を増幅させてしまうことを念頭において料理を注文することが大切です。
 

甘口のワインを選んでいる

ワインのカロリーと糖質についてはすでに紹介しましたが、意外なことに糖質が多いことに驚かれた方もいるのではないでしょうか?特にロゼワインやスパークリングワインなど甘口のワインになればなるほど糖質が高くなるので、たくさん飲むと太ることになってしまいます。

甘口ワインはおいしいので女性を中心に人気なのですが、ダイエット中などで太るのを避けたいのであれば、ワインは甘口のものより辛口のものをチョイスしましょう。
 

おつまみにカロリーの高いものを選んでいる

ワインはどんな料理やおつまみとも相性の良いお酒ですが、特にハマるのが高カロリーなピザやパスタなどのイタリアン、フリットなどの揚げ物ではないでしょうか?また、フレンチなどの肉料理やバターや油を使った料理とも抜群の好相性となっています。

ただ、料理に合うからと言って高カロリーなものを一緒に食べていては痩せるわけがありません。ワインと一緒に頼む料理やおつまみは低カロリーなものを選ぶようにしてください。
 

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ワインに合うヘルシーなおつまみレシピ

最後にワインと相性の良いヘルシーなおつまみレシピを紹介します。ワインをさらにおいしく楽しむことができる簡単レシピばかりなので、ぜひ作ってみて下さい。

トマトとキュウリのさっぱりサラダ

  • トマト1個
  • きゅうり1本
  • A中華ダレ
  • A醤油大さじ1
  • A米酢 小さじ1
  • A砂糖小さじ2
  • Aごま油 小さじ1と1/2
  • A白ごま適量
 
  1. トマトは乱切り、キュウリは斜めにスライスします。
  2. ボウルに材料Aを混ぜ、トマトとキュウリを入れてよく絡めたら完成です。

切って混ぜるだけの簡単レシピなのに、レシピサイトで殿堂入りしためちゃうまレシピです。低カロリーで食べ応えのあるおつまみが食べたい方にもおすすめです!

蓮根とごぼうのマリネ

  • れんこん200g
  • ごぼう1/2本
  • かぼちゃ1/8個
  • A酢1/2カップ
  • Aはちみつ大さじ2
  • Aレモン汁大さじ1
  • オリーブオイル適量
 
  1. れんこん、ごぼう、かぼちゃは食べやすい大きさに切り、酢水にさらします。
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、れんこんとごぼうを焼きます。
  3. 熱い内に材料Aに漬け、半日ほどおいたら完成です。

さっぱりとした味わいが魅力のマリネのレシピを紹介しました。根菜野菜であるごぼうとれんこんは歯ごたえがあってよく噛むことで満足感が得られ、太る心配の少ないレシピです。ダイエット中のおつまみに最適です!

きのこのグリル焼き

  • しめじ150g
  • くるみ30g
  • オリーブオイル大さじ2
  • Aブラックペッパー少々
  • Aコリアンダー少々
  • 塩少々
 
  1. しめじとくるみをボウルに入れて、オリーブオイルを回しかけ和えます。
  2. 天板にオーブンシートを敷き、しめじとくるみを広げます。
  3. 220度のオーブンに入れ15分焼き、天板を返してさらに5分焼きます。
  4. ボウルに移し材料Aを振りかけ、塩で味を整えたら完成です。

低カロリーながら食物繊維がたっぷり含まれたきのこを使ったおつまみレシピです。ダイエット中になりがちな便秘や肌トラブルにも効果があるので、特に女性におすすめのレシピです!

まぐろのカルパッチョ

  • まぐろ1/2さく
  • 玉ねぎスライス1/2個
  • A玉ねぎみじんぎり1/4個
  • A青じそみじんぎり3枚
  • A粒マスタード小さじ1
  • Aオリーブオイル大さじ2
  • Aしょうゆ大さじ2
  • Aレモン汁大さじ1
  • Aみりん小さじ1
  • A塩こしょう少々
     
  1. 玉ねぎは水にさらしてしばらく置いておきます。
  2. 材料Aを混ぜ、ドレッシングを作ります。
  3. お皿に食べやすい大きさに切ったマグロを乗せ、ドレッシングをかけたら完成です。

マグロは痩せるのに効果的な低脂肪食材なので、ダイエット中のおつまみにおすすめです。しかアルコール分解に欠かせないたんぱく質をたっぷり含んでいるので、二日酔い予防にも役立つレシピとなっています。

アボカドの刺身

  • アボカド1個
  • A醤油適量
  • Aわさび適量
  • Aてんさい糖少々
 
  1. アボカドは半分にカットし、さらに半分に切り、斜めにカットします。
  2. お皿にアボカドを並べ、材料Aをよく混ぜたものをかけたら完成です。

森のバターと言われる栄養価の高いアボカドを使った簡単レシピです。わさび醤油でいただくこのレシピがよく冷やした白ワインにぴったりです。カロリーも低い痩せるレシピなので、ぜひお試しください。

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ワインを飲むときはおつまみのカロリーに要注意!

ここまでワインのカロリーや太らない飲み方を中心に紹介してきました。ワイン自体のカロリーはそこまで高くはありませんでしたが、一緒に頼む料理が高カロリーになりがちなので注意が必要ということがよくお分かりいただけたのではないでしょうか?これからは今回の記事を参考にワインを楽しんでみてください!

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