アメリカの人気料理/食べ物32選!アメリカ人は高カロリーが好き?

アメリカの料理といえばハンバーガーをはじめとしたボリューム満点でカロリーの高い食べ物ばかりというイメージがありがちですが、実はジャンクフードばかりではありません。移民大国でもあるアメリカなので、移民の母国料理がベースとなった料理なと特徴ある食べ物もあるのです。また、日本ではあまり食べられないアメリカ現地で人気のある食べ物も多くあります。代表的なアメリカで人気の食べ物やスイーツなど特徴を紹介します。

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目次

  1. 1アメリカの料理/食べ物はカロリーもボリュームも満点!
  2. 2アメリカの人気料理/食べ物【肉料理編】
  3. 3アメリカの人気料理/食べ物【移民系料理編】
  4. 4アメリカの人気料理/食べ物【家庭料理編】
  5. 5アメリカの人気料理/食べ物【ジャンクフード編】
  6. 6アメリカの人気料理/食べ物【ハンバーガー&サンドイッチ編】
  7. 7アメリカの人気料理/食べ物【スイーツ編】
  8. 8アメリカの料理や食べ物の特徴
  9. 9アメリカの食べ物は高カロリーでダイナミックだが種類が豊富!

アメリカの料理/食べ物はカロリーもボリュームも満点!

アメリカの料理といえば、とにかくボリューム満点です。ステーキひとつをとっても初めてみる日本人は驚くほどの大きさです。もちろんボリュームだけでなくカロリーも高いものが多いのですが、ステーキなど肉料理をはじめ、ポテトチップスなどジャンクフードといった一度食べるとまた食べたくなる食べ物が多いのも特徴です。

ハンバーガーでは、同じMサイズの物でも大きさは1.5倍ほど大きいのがアメリカのハンバーガー、つまりそれだけカロリーも高くなっています。しかしこのボリュームがアメリカの料理の魅力でもあるのです。

アメリカの人気料理/食べ物【肉料理編】

アメリカの食べ物といえばまず思い浮かべるのが肉料理でしょう。アメリカは移民大国でヨーロッパをはじめ多くの国からの移民が多く、西洋諸国でよく食べられる肉料理が定番化しています。アメリカ人はボリューム満点でカロリーが高く、味のしっかりしたものを好む傾向があるので、肉料理もほかにもれず驚くほどのボリュームで出てきます。また肉が安いため家庭でも普段からステーキなどを食べています。

七面鳥の丸焼き

七面鳥の丸焼きは、アメリカではサンクスギビングには欠かせない伝統料理です。サンクスギビングとはいわゆる感謝祭で年に1度、家族や友人たちと豪華な料理を囲んでお祝いをします。そのとき必ず登場するメイン料理が七面鳥の丸焼きです。

七面鳥の丸焼きはそのまま焼くのではなく、七面鳥の中にナッツやドライフルーツ、スタッフィングと呼ばれるパンをベースにしシーズニングをきかせた物を詰めて焼きます。七面鳥の丸焼きなのでボリューム満点ですが、実は七面鳥自体はカロリーが高くないため、アメリカの食べ物の割りにはカロリーが低めともいえます。七面鳥には鶏肉と違う匂いがありますが詰め物で緩和され美味しく食べることができます。

バッファローウィング

日本でも知られるようになってきたのがバッファローウィングです。バッファローウィングはニューヨーク州のバッファローで生まれた料理で、主に東海岸で定番で鳥の手羽先や手羽元を使っています。

バッファローウィングは手羽元や手羽先を揚げ、カイエンペッパーやタバスコ、ケチャップなどが混ざった酢辛くてすっぱいソースをまぶし、さらにヨーグルトやレモン汁、ブルーチーズなどを混ぜたブルドッグソースといわれるソースをつけ、セロリなどの香味野菜を食べる料理です。アメリカではスポーツ観戦時には欠かせない食べ物のひとつで、ビールにとても合います。

ミートローフ

まるで大きなハンバーグのようなアメリカの家庭料理のひとつがミートローフです。ミートローフは、ひき肉を味付けし型に入れ焼いた料理で、ローフとは古い英語で「パン」を意味しています。

ミートローフはハンバーグと同じようにひき肉に塩コショウ、ナツメグなどを混ぜ、長方形の型に入れて焼くのですが、このとき、香味野菜を入れたり、日本ではゆで卵を入れたりしています。焼き上がりを個々に切って食べますが、このときケチャップやソースをかけるので、カットしたハンバーグと思ってもいいかもしれません。

BBQ(バーベキュー)

アメリカ人はバーベキューが大好きです。バーベキューはテキサス州が発祥といわれていて、今や全米で当たり前の洋に行われ、週末に家族や友人と庭先などでバーベキューを楽しんだりします。バーベキューの主役はもちろん肉。ステーキ状のものや、大きなソーセージ、ベーコンに至るまでとにかく、肉を焼きまくるのです。焼いた肉につけるのは甘辛いBBQソースです。このソースがバーベキューには欠かせません。

ステーキ

アメリカの肉料理といってはずせないのは、やはりステーキでしょう。しかし日本とアメリカでは上級ステーキの定義が違います。日本ではA5ランクが最高級ですが、アメリカでは霜降りの度合いと熟成度を大切にしています。有名なステーキレストランなどで人気なのがリブロースステーキです。時間をかけてじっくり焼いたリブロースステーキは分厚くてボリューム満点、カロリーを気にせず食べたくなる一品です。
 

アメリカの人気料理/食べ物【移民系料理編】

移民国家のアメリカでは、移民の手によって定番化した料理も多く存在していて、さらにそれがアメリカ人好みのものにアレンジされているものも多いのです。アメリカの料理といえば大味でカロリーが高いジャンクフードというイメージですが、実は移民系の料理には意外と家庭料理が多いのも特徴です。

タコス

メキシコ料理の代表といえるタコスですが、今やアメリカでは国民的な人気を誇る料理のひとつとなっています。しかし、現在アメリカでタコスとして浸透しているものは、実はアメリカ生まれのタコスで、1940年代後半に開発されたものがほとんどで、アメリカのタコスはハードタコスと呼ばれ、トルティーヤをU字に曲げた硬い皮にひき肉や野菜、チーズ、サルサソースなどの具を載せて食べる料理です。

一方メキシコではトウモロコシで作ったソフトな皮で具を包んで食べるものがメインです。タコスはメキシコ移民が増えたこと、タコス料理のチェーン店「タコベル」や「CHRONIC TACOS」が増えたことでアメリカに普及しました。

フライドチキン

フライドチキンが移民系料理というのは以外だったのではないでしょうか。フライドチキンはスコットランドからアメリカに移民としてやってきた人たちの伝統料理で、アフリカ系アメリカ人の使用人の手によって、さまざまな味付けをして揚げたものが出来上がり、元々は使用人の食べ物だったのが、一般に広がったといわれています。現在でもアフリカ系アメリカ人の間ではソウルフードのひとつです。

ジャンバラヤ

アフリカ系アメリカ人の間で作られてきたのがケイジャン料理です。ケイジャン料理は主にルイジアナ州のフランス語圏から移民としてやってきた人たちの料理を指しています。

ケイジャン料理を代表する食べ物がジャンバラヤです。
ジャンバラヤはパエリアの由来とも言われていて、いわゆる炊き込みご飯です。しかし日本の炊き込みご飯との大きな違いはスパイシーなことで、ソーセージや鶏肉、エビ、香味野菜などの具材をカイエンペッパーなど辛味のあるスパイスを混ぜ炊いています。アメリカでは冷凍食品として販売されるほど定番化されています。

カリフォルニアロール

カリフォルニアロールは日本では回転寿司などで見られることも多いですが、アメリカ生まれの日本料理・寿司です。これを開発したのはロサンゼルスに住む、スシ・バーのオーナーの日本人です。

アメリカでは生魚を食べないこと、巻き寿司の海苔をアメリカ人が気味悪がって食べなかったことから、カニカマやアメリカ人の好きなアボカドなどをマヨネーズで和え、巻き寿司にして白ゴマなどをつけて裏まきにして出来上がった料理です。これで海苔を気味悪がったアメリカ人も受け入れ、今や日本に逆輸入されるほどの人気です。現地では具をツナやカニに変えるなどアレンジもされています。

ガンボ

ガンボはアフリカ系の移民料理でルイジアナ州が発祥の食べ物です。スパイシーなスープに肉や海老、いろいろな野菜を入れて煮込む煮込み料理/スープ料理の一種です。一見具沢山スープのようですが、中にはお米が入っていて、少しとろみがあります。ご飯を入れずに作り、スープをご飯にかけて食べることもあります。また、南部地方ではオクラを入れてとろみを出すところもあり、日本人にも好まれる味付けです。

アメリカの人気料理/食べ物【家庭料理編】

肉料理や冷凍食品、ジャンクフードのイメージが強いアメリカですが、移民系料理と同じように家庭料理ももちろんあります。家庭料理にも地方の特徴があり、日本でも知られている食べ物も多く存在しています。アメリカの代表的な家庭料理を紹介します。

チキンスープ

風邪を引いたとき、必ずといっていいほどアメリカで食べられているのがチキンスープです。おばあちゃんの治療法といわれています。もちろん風邪を引いているとき意外でも美味しいため、缶詰としても売られている家庭料理の定番です。

チキンスープはその名の通り、鶏肉とにんじん、ジャガイモ、セロリなどの野菜、これにパスタなどの麺が入っている食べ物です。オレガノをはじめとしたハーブやスパイスで味付けをしています。最近の研究ではチキンスープには風邪を引いたときの炎症を抑えたり、鼻づまりなどの症状に効果があると発表されています。ヘルシーなのでカロリーを気にせず食べられます。

マカロニアンドチーズ

アメリカで「おふくろの味」といわれて、必ずといっていいほどあがる料理が「マカロニアンドチーズ」です。茹でたマカロニにホワイトソースやチーズをたっぷり絡めて焼くので、見た目はマカロニが多いグラタンのようです。中には茹でたマカロニにチーズソースを絡めただけのものや、野菜を加えたものなどもありますが、アメリカらしくシンプルなものが基本です。

たっぷりのチーズとマカロニでカロリーが気になりますが、家庭料理としては一般的で、冷凍食品としても販売されるほどアメリカの家庭には浸透しています。

チリコンカン

チリコンカンはメキシコ料理のようですが、実はスペインに源流を持つといわれているアメリカの食べ物です。西部開拓時代、食料があまり豊富ではなかったため手に入りやすい豆とひき肉とトマトを使って煮込んだことが始まりといわれていて、テキサス州が発祥といわれています。豆とひき肉でボリュームもあるため、特にメキシコ系移民から好まれていた料理が全米に広がっていきました。

チャウダー

チャウダーはイギリス系移民が多い東海岸・ボストンで生まれたスープ料理です。ボストンのクラムチャウダーはあさりではなく、ホンビノス貝を使って作られるのが特徴です。クリーミーな魚介スープで栄養たっぷり。寒い冬を迎える東海岸の冬の家庭料理の定番ですし、ボストンの名物として様々な名店も存在しています。また、マンハッタンクラムチャウダーというトマトベースのチャウダーもあります。
 

アメリカの人気料理/食べ物【ジャンクフード編】

アメリカはいわずと知れたジャンクフード大国です。びっくりするような高カロリーのジャンクフードがスーパーにはずらりと並んでいますし、ファストフードショッが多いのも特徴です。しかもボリューム満点なので、ダイエット中の人には注意が必要ですが、やめられない止まらないのがジャンクフード、アメリカの定番ジャンクフードや今人気のジャンクフードを紹介します。

コーンドッグ

アメリカのジャンクフードの代表といえばコーンドッグで、様々なイベントなどでは必ず露店で販売されています。コーンドッグはいわゆるアメリカンドッグと同じようなものですが、アメリカンドッグが甘めの生地に魚肉ソーセージが入っている食べ物に対し、コーンドッグはトウモロコシの粉で生地を作っているので甘さはなく、入っているのもウインナーです。トウモロコシの粉のため、アメリカンドッグより軽い食感です。

しかし、ジャンクフードなので1本あたり300kcal以上もある高カロリーなジャンクフードです。

ローディッドフライ

ローディッドフライは数年前から人気が出ていて、今やジャンクフードとして定着したフレンチフライです。ローデッドフライはフレンチフライに様々なトッピングをして、自分好みのフレンチフライが作れるということが特徴です。見た目も豪華になり、野菜をトッピングすればジャンクフードを食べている罪悪感も減るという理由から人気となりました。アメリカではフレンチフライはハンバーガーのお供ではなくなっています。

シナボンロール

シナモンロールというとスイーツのイメージですが、実は立派なジャンクフードです。シナモンと甘いりんかけが特徴的なシナボンですが、アメリカの店頭では、さらに甘いソースを追加してかけることも可能です。またアメリカのシナボンは日本のものより大きくボリュームがあり、高カロリー間違いなしの食べ物。菓子パン的な感覚で食べるととんでもないカロリーを摂取することになりかねません。

ブルーミン・オニオン

ブルーミン・オニオンはステーキレストラン「アウトバック」の名物ジャンクフードです。大きなたまねぎに切り込みを入れ、花が咲いたようにあげたものを特性のソースをつけて食べます。普通のオニオンフライと違い見た目が特徴的でインスタ映えすることなどから人気となりました。

しかし、たまねぎとはいえ15cmほどある大きなものを揚げるのでボリューム満点。これだけでおなかいっぱいになります。またこれひとつで1000kcalを超えるというアメリカらしい高カロリーな食べ物です。

ポップ・タルト

これぞジャンクフード!といわれるのが、ポップ・タルトです。ポップ・タルトはスーパーなどで普通に販売されています。薄いタルト生地にフィリングがサンドされていて、小腹が空いたときはもちろん、子どもが朝食代わりに食べたりすることもあります。アメリカでは古くから愛されているジャンクフードです。

アメリカの人気料理/食べ物【ハンバーガー&サンドイッチ編】

アメリカの食べ物といえばやはりはずせないのが、ハンバーガーとサンドイッチです。日本ではは、ジャンクフードのイメージが強いハンバーガーですが、日本のチェーン店のハンバーガーと違い、しっかりとした肉質の物が多いのも特徴です。またアメリカのハンバーガーとサンドイッチはやはりボリューム満点で、カロリーが高いものも多いのです。

PB&J ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチ

ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチはランチの定番サンドイッチのひとつです。パンにピーナッツバターと好みの味のジェリー(ジャム)をはさんだだけのシンプルなサンドイッチで、アメリカ人はこのサンドイッチが大好きな人が多く、学校のランチタイム用に持っていく子どもも多くいます。

フィリーチーズステーキ

フィリーチーズステーキという名のサンドイッチはペンシルベニア州・フィラデルフィア生まれです。薄切り肉とたまねぎなどをグリルし、たっぷりのチーズをかけて食べるサンドイッチで大きめのロールパンにはさんでいるのが特徴です。今やアメリカではポピュラーなサンドイッチで、チキンバージョンなどもあります。ハンバーガーではなく肉を使ったサンドイッチが食べたいときなどにピッタリです。

ルーベンサンドイッチ

ニューヨーク生まれのルーベンサンドイッチはトーストしたライ麦パンにこれでもか!というくらいコーンビーフとチーズ、ザワークラウトをはさんだサンドイッチです。とにかくボリューム満点で、アメリカらしいサンドイッチです。最近ではコーンビーフではなくパストラミビーフを使ったりするなどアレンジも豊富になってきています。

ロブスターロール

ロブスターロールは東海岸・ボストン生まれの贅沢なサンドイッチです。中にはスパイスやマヨネーズなどで味付けしたロブスターが驚くほど入っています。もともとはボストンのローカルフードでしたが、今では全米で人気となった食べ物です。高級なロブスターもこういうカジュアルスタイルで食べるのもアメリカ流といえるでしょう。

スロッピージョー

スロッピージョーはハンバーガーのようなサンドイッチでアメリカ中部・アイオワ州で生まれました。中には牛挽肉、タマネギ、トマトソースなどを使った甘めのミートソースのような具が入っていて、それをサンドした食べ物です。ファストフードの様な食べ物ですが、家庭でも作られています。名前のスロッピーは中の具に汁気が多く口の周りが汚れやすいことが由来といわれています。

グリルドチーズサンドイッチ

グリルドチーズサンドイッチはクイックランチのひとつで、アメリカ人にとっては定番のサンドイッチです。パンにバターを塗って好みをチーズをはさんで焼いただけのシンプルなサンドイッチですが、日本人がおにぎりを食べるような感覚で、アメリカ人はグリルドチーズサンドイッチを食べています。

ハンバーガー

アメリカのハンバーガーはとにかくパテが分厚く肉肉しいのが特徴です。シンプルなハンバーガーをはじめ、定番のチーズバーガーなど種類も多く、多くのレストランなどで食べることが可能ですし、ハンバーガーのファストフードショップも多いのです。中でも日本ではあまりみかけないブルーチーズソース入りのハンバーガーはアメリカでは人気ハンバーガーのひとつです。

アメリカの人気料理/食べ物【スイーツ編】

スイーツ大国でもアメリカのスイーツは料理と同じようにボリューム満点なものが多くあります。味付けもしっかりしていて、甘いものはとことん甘く作られていることが多いのですが、最近では、伝統的なスイーツも昔の甘い!という大味なものは減ってきています。

ブラウニー

ブラウニーはシカゴ生まれのスイーツです。四角形の型に入れて焼き、カットしたケーキですが、チョコレートが濃厚で、チョコレート好きにはたまりません。中にはチョコレートを使わず、ブラウンシュガーで作るブラウニーもあり、ブロンディと呼ばれています。ブラウニーは温めてバニラアイスクリームやホイップクリームと一緒に食べるのが定番です。

カップケーキ&マフィン

とにかく上にのっているクリームがカラフルで見た目がかわいいのがアメリカのカップケーキです。クリームはとても甘いものが多いのですが、ティータイムなどには必ずといっていいほど食べられています。アメリカの人気TVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でもマグノリアベーカリーのカップケーキを食べていました。またマフィンも同じく人気で朝食代わりに食べられたりしています。

スモア

スモアはスーパーで販売しているお菓子をサンドしただけのスイーツです。グラハムクラッカーにチョコレートとマシュマロをサンドすれば出来上がり。アメリカらしいなんとも簡単なスイーツですが、マシュマロを焼いて乗せてトロッと感を楽しむなどバリエーションも様々です。特にキャンプなどでは簡単にできるので人気のスイーツです。

コブラー

アメリカの家庭で作るスイーツの代表がコブラーです。コブラーは生のフルーツをパイ皿に敷き詰め、上からクランブルと呼ばれるそぼろのような細かく甘い生地を乗せて焼くだけの簡単スイーツです。南部では、クラパイ生地を敷き、フルーツを敷き詰め上からクランブルを乗せて焼くところが多く、地域や家庭ごとに特徴あるスイーツです。

バナナフォスター

バナナフォスターはジャズで有名なニューオリンズ発のスイーツです。シナモンシュガーとバターでキャラメリゼしたバナナにラム酒をふりかけ、バニラアイスを添えたバナナフォスターは今や世界中の定番スイーツになっています。ふんわりと香るラムがバナナを大人のスイーツにしています。

アップルパイ

アメリカのアップルパイパイ生地ではなく、さくさくとしたクッキーのような生地が特徴で、定番のスイーツです。またリンゴは煮詰めることなく、生のまま入れて焼いているのも特徴です。アメリカ風のアップルパイは熱々にバニラアイスクリームを添えて食べるのが現地の定番です。

アメリカの料理や食べ物の特徴

アメリカの料理や食べ物は量が多くボリューミーですが、実はそこには国の成り立ちなどが関係しています。しかし、近年では、高カロリーな食べ物などは少しだけ倦厭されがちになってきています。アメリカの料理の特徴や最近の傾向について説明していきます。

とにかく濃厚で量が多い

アメリカの食べ物は、サンドイッチひとつとっても量が多く、ボリューム満点なのが特徴です。その分、高カロリーでもあります。日本人にとってのLサイズがアメリカではMサイズなんていうことも当たり前なのです。しかし、アメリカ人はボリュームある料理を好む傾向があるので、どうしても量が多くなってしまいます。これは、アメリカがまだ貧しかった頃、客に食べきれないほどの料理を出してもてなした名残とも言われています。

先住民や移民色が豊か

アメリカの食べ物というとどうしても肉料理やジャンクフード、ベタベタに甘いスイーツというイメージですが、移民大国なので地方によって様々な特徴があるのです。たとえばニューイングランド地方だとイギリス系料理、南部はアフリカ系などです。現地の料理が持ち込まれ、アメリカ風にアレンジされて残っています。実はアメリカは様々な国の料理が楽しめるところでもあるのです。

肉が大好き

アメリカ人が好むのはなんといっても肉料理です。しかもボリューム満点で食べきれないくらいの大きさのステーキなどを好んで食べています。日本と比べると肉が安いという理由もあるようです。しかし日本と違うのは日本人は霜降りを好みますが、アメリカ人が好むのは赤身肉ということです。赤身肉は霜降りと比べ、あっさりしているので量も食べられるということもあるようです。

近年都市部では健康志向に

ボリュームがあって高カロリー、ジャンクフードを好む傾向があるアメリカ人ですが、近年は健康ブームが続いていて、特に都市部ではヘルシーでカロリーの低い料理が好まれていて、ローファットな物や低カロリーなスイーツも多くあります。日本食ブームのその中のひとつです。現在アメリカでは10人に1人がベジタリアンといわれていて、健康志向はますます高まってきています。

アメリカの食べ物は高カロリーでダイナミックだが種類が豊富!

とにかく量が多くて、高カロリーな食べ物が多いアメリカですが、移民大国だけあって特色ある料理も豊富です。今までは地方でしか食べられなかったアメリカのローカルフードも最近では都市で食べられるようになってきています。またスイーツも健康志向のものから伝統的なものまで様々あるので、いろいろ試してみてください。

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