家系ラーメンは高カロリーで太る?ダイエット中は脂質や糖質に注意!

家系ラーメンと言えば、背脂たっぷりの濃厚な豚骨醤油ベースのスープに太いストレート麺で大人気ですが、ダイエット中に気になるのはそのカロリーです。太る原因となる高いカロリーや脂質、糖質は家系ラーメンに一体どれくらい含まれているのか調査しました。ダイエット中でも上手に家系ラーメンを食べる方法はあるのか?家系ラーメンをご飯と一緒に食べるとどうなるのか?など気になる食べ方も紹介します。

家系ラーメンは高カロリーで太る?ダイエット中は脂質や糖質に注意!のイメージ

目次

  1. 1家系ラーメンのカロリーはかなり高い?
  2. 2家系ラーメンに栄養成分はある?
  3. 3家系ラーメンのカロリーを抑える食べ方
  4. 4家系ラーメンのカロリーを抑えてダイエットしよう!

家系ラーメンのカロリーはかなり高い?

神奈川県横浜市のラーメン店「吉田屋」を発祥とする家系ラーメンとは、豚骨や鶏ガラからとったスープにしょう油のタレを混ぜた豚骨しょう油ベースのスープが特徴です。麺は太麺で、トッピングはホウレンソウ、チャーシュー、そして海苔などが乗っています。そんなこってり系ラーメンの代表とも言える家系ラーメンのカロリーは一体どれくらいなのかを詳しく調査しました。

並ラーメン1杯当たりのカロリー

背脂たっぷりでこってり系の家系ラーメンは、並1杯で約800~1000キロカロリーあります。これは他のラーメンと比べても高いカロリーと言えます。一般的な塩ラーメンのカロリーは約500キロカロリー、しょう油ラーメンが約550キロカロリー、とんこつラーメンでも約600キロカロリーのものが多いので、比較すると家系ラーメンのカロリーの高さがよく分かります。

スープのカロリー

家系ラーメンは、背脂たっぷりの濃厚なスープでカロリーが高いことが特徴です。スープだけでも約400~500キロカロリーあるものが多く、家系ラーメンのスープを全部飲み干すとやはり太る原因になります。

麺のカロリー

家系ラーメンと言えばストレートの太麺が基本のスタイルですが、この太麺だけで約350キロカロリーあります。そのほかにチャーシューやほうれん草、ノリなどが盛り付けられていますが、このトッピングで約100~200キロカロリーあります。

ご飯をつけると1000キロカロリー以上

家系ラーメンの背脂たっぷりスープには、白ごはんがとてもよく合います。スープを飲み干すために白ご飯を頼む人も多く、家系ラーメンに白ご飯はもはや定番化している組み合わせでもあります。

ところが白ごはんはお茶碗に軽く一杯でも240キロカロリー、大盛りにすると350~400キロカロリーもあります。家系ラーメンに白ご飯を追加オーダーすれば、総カロリーは軽く1000キロカロリーを超えることになってしまいます。

家系ラーメンに栄養成分はある?

カロリーが高いことから太るラーメンの代表格のようになっている家系ラーメンですが、栄養成分はどれくらい含まれているのでしょうか?気になる家系ラーメンの栄養成分について調べました。

家系ラーメンのたんぱく質は適量

1日に摂った方がいいとされるたんぱく質量は、成人男性で約60g、成人女性で約50gとされています。家系ラーメンの並を1杯食べることで摂取できるたんぱく質は約15gなので、1日3食食べる内の1食とすれば大体適量のたんぱく質の量だと言えます。

家系ラーメンで摂れるたんぱく質は、ほとんどが小麦から作られている麺のものです。炭水化物の印象が強い小麦の麺ですが、100gあたり約8gのたんぱく質を含んでいます。また家系ラーメンには欠かせないトッピングのチャーシューからも良質のたんぱく質を摂取することになります。

脂質量はかなり多い

脂質は健康に欠かせない栄養成分です。体の中でつくることができない必須脂肪酸も含まれていて、体の細胞膜の成分の材料にもなる重要なものです。ところが脂質の過剰摂取は肥満や成人病の原因ともなり、適量を摂取していくことが望ましいとされています。脂質は三大栄養素の中で最もカロリーが高い栄養成分で、体内で1gが9キロカロリーになるので注意が必要です。

そこで気になる家系ラーメンの脂質ですが、なんと並1杯で脂質が40gもあります。成人で1日に必要な脂質は45~60gとされているので、家系ラーメンの脂質はかなり多いと言えます。一般的なしょう油ラーメンの脂質は約3gなので、いかに家系ラーメンの脂質が多いのかが分かります。

糖質量も多く太る原因に

家系ラーメンは糖質も多いと言えるでしょう。家系ラーメンの並1杯分の糖質は約60gあります。さらに白ご飯を追加オーダーした場合は、糖質の摂取量が一段と上がってしまいます。糖質の過剰摂取は糖尿病など様々な成人病の原因となるので、注意が必要です。

家系ラーメンのカロリーを抑える食べ方

カロリーはもとより、脂質や糖質の多さからしても家系ラーメンはダイエットに向かない食品と言えます。ですが、家系ラーメンが好きな方ならダイエット中に家系ラーメンが食べたくなることがあるでしょう。ダイエットは継続することで結果が出てくるものですし、我慢を繰り返しているとストレスがたまってしまいリバウンドの原因にもなってしまいます。ここからは家系ラーメンのカロリーを少しでも抑える食べ方を紹介します。

「味薄め・脂少なめ」で注文する

家系ラーメンのスープは塩分がかなり強めです。そのため味薄めと頼むことでスープの塩分を抑えることができます。塩分が多いと食欲も増進されると言われているので、味薄めのスープにすることで食欲を抑えることができます

また、家系ラーメンはほかのラーメンと比べると約6倍の脂を使っているそうです。そのため脂少なめを頼むことで、それだけで約180キロカロリーもカロリーをカットできます。普段から家系ラーメンを食べ慣れている方には頼りない味に感じてしまうかもしれませんが、ダイエット中でカロリーを抑えたい時の食べ方としては有効な方法です。

できるなら「麺少なめ」で

家系ラーメンを提供する店の中には、小食の方のために麺少なめでオーダーできるお店もあります。そういった店で家系ラーメンを食べる時は、ダイエット中ならできれば麺少なめで頼みましょう。その麺の分のカロリーをカットすることができます

背脂たっぷりスープを残す

家系ラーメンのこってり背脂スープをご飯と一緒に食べる、という食べ方は家系ラーメンの定番でもあります。そのためご飯が無料で付いてくる店もありますが、スープをおかずにご飯を食べる食べ方は糖質の過剰摂取につながって太る原因になってしまいます。カロリーを抑えたい場合は、背脂たっぷりスープを残す勇気を持つことが必要です

トッピングで野菜を選ぶ

せっかく家系ラーメンを食べたのに、麺を少なめにしたりご飯を諦めたり背脂たっぷりスープを残す食べ方では満腹感を得られない、という方もいるでしょう。そんな時は、トッピングで野菜を追加する食べ方をおすすめします。野菜はそれだけで麺やご飯よりもカロリーが低いということもありますが、すすって飲み込む麺と比べて野菜は噛む必要があるので、満腹感を得やすいとされています。

ただし野菜も背脂たっぷりスープを絡めて食べることになるので、普通に食べるよりもカロリーが高いという点は注意が必要です。

にんにくを入れて満足度アップ

味薄めのスープでオーダーした時におすすめなのが、にんにくを入れる食べ方です。普段から家系ラーメンを食べ慣れている方には、味薄めのスープは頼りなく感じてしまうでしょう。そんな時はにんにくを適量入れることでスープのコクを増すことができます。ただし、にんにくは食欲増進の作用もあるので入れ過ぎには注意が必要です。

夜遅くに食べない

飲み会の後などはシメにラーメンを食べたくなりますが、ラーメンに限らず夜遅くに食べることは太る原因になります。食べた後は寝るだけなので、その前に摂取したカロリーは燃焼されることなくそのまま脂肪として体内に蓄積されてしまうからです。特に家系ラーメンはカロリーが高いので、夜遅くに食べることは控えた方がいいでしょう。

サプリやお茶でカロリーを抑える

ダイエット中でもどうしても家系ラーメンを我慢できない時は、カロリーカットの効果があるサプリメントや、体内の余分な脂を流してくれるお茶などの助けを借りる方法もあります。特定保健用食品に指定されたお茶の中には、脂肪を分解する効能や血糖値を下げる効果が期待できるものもあります。また食べたもののカロリーをカットするような効果があるサプリメントも発売されています。

ただし、お茶やサプリメントを飲むからと言って大盛りを頼んだりトッピングを足し過ぎたりすれば当然太る原因になります。お茶やサプリメントに頼り過ぎず、あくまでもダイエットの補助として上手に活用してください。

家系ラーメンのカロリーを抑えてダイエットしよう!

家系ラーメンはカロリーも高く、ダイエット中にはあまりおすすめできないラーメンですが、食べ方に気を付ければカロリーを抑えることができます。風邪をひいたら家系ラーメンを食べる、という人も多いくらい滋養強壮作用もありますし、家系ラーメンの豚骨スープは美肌効果も期待できると言われています。家系ラーメンの食べ方に注意しながら上手にカロリーを抑えてダイエットしましょう。

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