マジパンローマッセとは?マジパンやローマジパンとの違いや使い方!

マジパンローマッセというお菓子の材料を知っているでしょうか?「マジパンなら知っている」という人はいるかもしれませんが、マジパンローマッセとなるとまだまだ認知度の低い食材です。そんなマジパンローマッセは砂糖とアーモンドで作りますが、これはマジパンも一緒なのです。マジパンローマッセとマジパン、さらに良く似た名前のローマジパンとの違いから、お菓子作りでの使い方、代用の生地の作り方までたっぷりと紹介していきます。

マジパンローマッセとは?マジパンやローマジパンとの違いや使い方!のイメージ

目次

  1. 1マジパンローマッセとは?
  2. 2マジパンローマッセの特徴
  3. 3マジパンローマッセとマジパン・ローマジパンの違い
  4. 4マジパンローマッセの使い方と保存方法
  5. 5マジパンローマッセの作り方
  6. 6マジパンローマッセでお菓子作りをランクアップさせよう!

マジパンローマッセとは?

マジパンローマッセの名前に、なじみのある人は少ないことでしょう。ですがマジパンなら聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか?このマジパンローマッセとマジパンを混同している人も多いようですが、まずはマジパンローマッセがどんなものなのかからみていきましょう。

そもそもマジパンとは?

マジパンとは元々、スペインやドイツ、イタリアのシチリア島の名物として知られている洋菓子のことです。砂糖とアーモンドを原料に使い、挽いたアーモンドを砂糖と練り合わせた、餡のような独特な風味と食感のあるお菓子です。スペイン語では「マサパン(mazapán)」、ドイツ語では「マルツィパン(Marzipan)」、イタリア語では「マルツァパーネ(marzapane)」、あるいは「パスタ・レアーレ(pasta reale)」と言います。

日本では主にドイツ語からきた「マルチパン」か、英語の「マージパン(marzipan)」から派生した「マジパン」の名で呼ばれていますが、主流は後者のマジパンになります。日本でのマジパンは、クリスマスケーキに乗っているサンタクロースのお菓子としてなじみがあります。このことからもわかるようにマジパンはお菓子細工であり、イタリアなどの本場では街で普通に細工済みのマジパンが売られているほど、一般的なお菓子なのです。

加熱するものとしないものがある

マジパンは細工用のお菓子のため、作ってからそのまま食べられるように、作る工程中に加熱も済ませてある柔らかいお菓子です。それに対してマジパンローマッセは、焼き菓子の材料として混ぜてから加熱するのが一般的な使い方なのです。マジパンもマジパンローマッセもどちらもお菓子の材料ですが、その用途は全くの別物なのです。名前は似ていても用途が違い代用は利かないので、使い方を間違えないように気をつけましょう。

ドイツ風とフランス風とがある

マジパンローマッセはドイツの焼き菓子パン・シュトレンなどに良く使われ、一部ではドイツ風マジパンとも呼ばれています。一方でマジパンはマカロンの材料にも使われ、フランス風マジパンと呼ばれているのです。マジパンもマジパンローマッセも材料が同じだけでなく、ルーツも中世の中東からヨーロッパに広まったものと言われています。ですがマジパンとマジパンローマッセは、使い方以外にもはっきりとした違いがあるのです。

マジパンローマッセの特徴

マジパンローマッセとマジパンにははっきりとした違いがあることは先に述べましたが、そもそもマジパンローマッセには一体どんな特徴があるのでしょうか?まだまだ日本では馴染みのないマジパンローマッセですが、ヨーロッパではおなじみのお菓子の材料なのです。このマジパンローマッセが入っているといないでは味が違うと言われるくらい、ヨーロッパのお菓子作りでは欠かせないその特徴を紹介します。

アーモンドと砂糖の割合

マジパンローマッセは、マジパンと材料が同じということは紹介しました。つまりマジパン同様に、マジパンローマッセも砂糖とアーモンドから作られているのです。マジパンローマッセは、砂糖1に対してアーモンド2の割合で調合します。砂糖の倍の量のアーモンドを使うことで、マジパンローマッセを加えた焼き菓子は絶品と称えられるほど、風味が豊かになるだけでなく舌ざわりの良いしっとりとした焼き上がりになるのです。

アーモンドの粒が残っている

マジパンローマッセは砂糖の2倍のアーモンドを使うだけでなく、アーモンドを丸ごと使っています。さらに風味を良くするためにアーモンドの粒をそのまま残してあるため、色も茶色っぽく同じ材料を使っていてもマジパンとは見た目にも違いがあります。マジパンローマッセの中に混じっている粒々は、アーモンドそのものの粒であり、このアーモンドの粒が深みのある味の素となっているのです。

卵白を加えて加熱しない

マジパンローマッセのもうひとつの特徴は、砂糖とアーモンドを練り混ぜる過程で卵白を足すということです。マジパンローマッセをペースト状にまとめているのは、この卵白の効果でもあります。材料のアーモンドは、多くの油を含んでいます。ですがアーモンドの油分だけではペースト状にまとまりきらないため、つなぎとして卵白を足しているのです

マジパンローマッセとマジパン・ローマジパンの違い

マジパンローマッセとマジパンは同じ材料で作るのに、その見た目や使い方、質感や食感も全く違います。さらにマジパンと名の付くものには、ローマジパンというものもあると言うのです。マジパンローマッセとマジパン、そしてローマジパンと呼ばれるものとの違いについてまとめてみました。

マジパンとの違い

マジパンローマッセとマジパンは、砂糖とアーモンドを使って作るのは同じですが、その作り方には違いがありますマジパンは砂糖1に対しアーモンド1で配合し、さらに加熱したシロップを加えてペースト状にしています。細工をしやすいように砂糖を多く配合することで柔らかくしてあるだけでなく、生地の見た目も白っぽいだけでなくアーモンドの粒も残っていないのです。

ローマジパンとは?

ローマジパンというものを聞いたことがあるでしょうか?ローマジパンの「ロー」とは生という意味で、つまり「生のマジパン」ということになります。このことからもわかるように、ローマジパンとはマジパンローマッセの別名であり、マジパンローマッセと同じものなのです。実際生地の見た目も全く同じで、そのためローマジパンとして売っているものであれば、マジパンローマッセそのものなので代用としての使い方もできます

違いのまとめ

マジパンローマッセとマジパンの違いは、砂糖とアーモンドの比率とその作り方に大きな違いがあります。使い方も大きく異なり、マジパンはそのまま細工してお菓子として食べられますが、マジパンローマッセは焼き菓子の材料として混ぜ合わせ、加熱し焼き上げる必要があります。ローマジパンはマジパンローマッセの別名であり、マジパンローマッセと材料も造り方も使い方も同じもの、となります。

マジパンローマッセの使い方と保存方法

マジパンローマッセが何なのかわかったら、次は早速使ってみましょう。マジパンローマッセの生地は通信販売などでも200gから買うことができますが、まとめ買いのほうが安いからと1kg単位で買ってしまうと、使い切れずに残ってしまうこともしばしばです。マジパンローマッセの使い方から、残ってしまった場合の保存方法を紹介していきます。

お菓子の生地に練り込む

マジパンローマッセの基本的な使い方は、焼き菓子の生地に練りこむことです。いつもは単調な出来栄えになってしまう焼き菓子でも、今までと違った風味やしっとり感を出してくれます材料に砂糖を使っているため甘味の調節は必要になりますが、基本的に焼き菓子に練りこむ使い方であれば失敗することはないのも、マジパンローマッセの嬉しい特徴になります。

代用できるものは?

マジパンローマッセは、一般的に高値がついています。そのため普段のお菓子使いにはためらう人のほうが多い、お菓子の材料でもあります。ですがマジパンローマッセは、材料さえ揃えれば購入するよりも割安に代用品の生地を作れるのです。材料はアーモンドプードルグラニュー糖・粉糖と言った砂糖類水飴のようなシロップと甘味を兼ねられるもの、そして卵白など、どれも比較的安価なもので代用品を作ることができます。

冷凍保存の仕方

マジパンローマッセは、加熱処理をする作り方をしないため日持ちが悪いのも特徴です。そんなときは始めから使いきれないと思った分のマジパンローマッセを、冷凍庫で冷凍保存しておきましょう。後々使いやすいように、1回分ごとに生地を小分けにしてから冷凍するのがおすすめです。

マジパンローマッセの作り方

マジパンローマッセはすでにできた生地を購入すると高いですが、自宅でも代用の生地を簡単に作ることができます。しかも生地で購入するよりも作ったほうが安くつくのです。そんなマジパンローマッセの生地の作り方を紹介します。

材料

  • A・アーモンドプードル200g
  • A・グラニュー糖100g
  • A・水飴(ガムシロップでも可)20g
  • A・粉砂糖30g
  • B・卵白30g~40g

作り方

  1. それぞれの材料を計ったら、水飴を湯煎して柔らかくします。
  2. Aの材料を分量分、全てをフードプロセッサーに入れて回しながらBの卵白を全体の柔らかさを確認しながら入れていきます。手で練るよりもフードプロセッサーを使うほうが楽に練れます。
  3. 適度な硬さになったらフードプロセッサーからラップの上に移します。出したときはボロボロでも、ラップで包んで馴染ませると一塊になります

ポイント

マジパンローマッセの代用品の作り方で使う卵白は全て入れる必要はありません。適度な硬さになったところで入れるのを止めて大丈夫です。またアーモンドプードルは、ローストすることで香りを立たせることもできます160度~170度で5分ほどを目安に、焦げないように注意しながら煎ってください。

マジパンローマッセでお菓子作りをランクアップさせよう!

マジパンローマッセは、使いこなせればあなたの焼き菓子をハイレベルなものに引き上げてくれる、魔法のような素材です。マジパンローマッセを上手に使いこなして、おいしい焼き菓子作りに挑戦してみてください!

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