フライドチキン自家製人気レシピ！カリカリ美味しい簡単な作り方！

フライドチキンといえば、クリスマスやパーティなどで食べる人気メニュー。チェーン店やコンビニなどで買うこともできますが、お店で買うと高くつきますよね。今回は自宅で簡単に作れる、カリカリで美味しいフライドチキンのレシピを紹介します。とても簡単なので、パーティ以外でも、日常の献立やおべんとうのおかずとして作ることができます。人気のおかずになること間違いなしです。

【むね肉】胸の部分の肉。脂が少ない白身で、高タンパク質で低カロリーなので、あっさりとした味が好きな方に人気の部位です。臭みもなく、さまざまなレシピに使いやすいです。脂が少ない部位なので、ジューシーというよりはパサパサとした食感になります。むね肉は鶏肉の中でも低価格なことも人気の理由です。調理する前に日本酒などにつけて下ごしらえをすると、パサパサ感が軽減されます。

【もも肉】足の付け根の部分の肉。脂肪の多い赤身肉で、コクがあって歯ごたえも良い部位です。焼いたり煮たりするレシピにもよく使われます。ジューシーなフライドチキンを食べたい方におすすめです。脂肪の多い部位なので、カロリーは高め。ただし、皮を取り除くことでカロリーを軽減することができます。気になる方は皮を取ってから調理してみてください。

【手羽元】羽の根元の部分の肉。手羽元の肉の量は少なめですが、ゼラチンや脂肪が多いので、コクのある味わいが特徴です。揚げ料理のほか、煮込み料理に使ってもダシがよく出て美味しいです。手羽元には軟骨がついているので、軟骨を食べるのが好きな方におすすめ。フライドチキンにすると、カリカリ、コリコリとした食感がいいです。調理前には骨にそって切れ込みを入れ、揚げるときに火が通りやすいようにしましょう。

そのほかにも骨付きのもも肉を使ったり、手羽中、手羽先を使ったり…とお好きな部位で作ってください。好きな部位を使って、好きな大きさでフライドチキンを作れるのは手作りの醍醐味です。

フライドチキンは鶏肉に小麦粉などで衣をつけて油で揚げる料理なので、カロリーは高めです。フライドチキンのカロリーは、部位や作り方、レシピ、味付けなどによって異なりますが、平均的には1ピースあたり約286キロカロリーで、100グラムあたりに換算すると約255キロカロリーほどとになります。

ダイエット中の方は、揚げ物は絶対にNGだと思うかもしれません。しかし、糖質制限ダイエットなら大丈夫です。フライドチキンは鶏肉を使った料理なので、低糖質な食べものなのです。これもレシピや味付けなどによって多少異なりますが、100グラムあたり糖質約7.6グラムほどです。白米100グラムの糖質が約55グラムなので、フライドチキンは非常に低糖質であることがわかります。

鶏肉は肉なので、タンパク質が豊富です。その上カロリーは他の肉に比べて低いのが特徴です。タンパク質は筋肉や皮膚、髪、爪、内臓など、体のあらゆる組織をつくるのに欠かせません。その他にも、ホルモンや酵素、免疫力を高める抗体を作る役割も持っており、毎日摂取したい栄養素です。タンパク質を構成するアミノ酸の中には、体内では作られない必須アミノ酸があり、鶏肉には多くの必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

また、鶏肉には、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンKなど、数種類のビタミンも豊富に含まれています。ビタミンとアミノ酸を同時に摂取することで、ビタミンがアミノ酸の働きを助ける効果があるため、アミノ酸の効果・効能もより期待できるようになります。

鶏肉に含まれるたんぱく質を取ることによって、脂肪肝の予防、疲労回復、悪玉コレステロールの減退が期待できます。また、コラーゲンを豊富に含む食材でもあるので、美肌効果も期待できます。フライドチキンは食べすぎるともちろんカロリーオーバーになってしまいますが、適量を食べる分には体にいい料理でもあります。美味しいけれども体に悪いという料理ではないのです。

どちらも鶏肉に衣をつけて油で揚げたものですが、レシピに差があります。フライドチキンは、下味をつけた鶏肉にスパイスなどで味をつけた小麦粉をまぶして揚げます。味付けはスパイスを効かせて洋風にすることが多いです。対する唐揚げは、しょう油や塩などをもみこみ、あらかじめ鶏肉に味をつけたものに小麦粉をまぶして揚げます。衣となる小麦粉に味をつけるものがフライドチキンで、鶏肉に味をつけるものが唐揚げです。

【材料】鶏肉（好きな部位）1キロ、牛乳300cc、たまご1個、小麦粉1カップ、塩大さじ1.5、ブラックペッパー小さじ1、オールスパイス小さじ1、ガーリックパウダー小さじ0.5※オールスパイスはこしょう、またはシナモン・クローブ・ナツメグで代用することができます。そのほか、チリパウダーやパプリカパウダーなど、お好きなスパイスを入れるのもおすすめです。

【作り方】1.ボウルに牛乳とたまごを合わせます。2.1とは別のボウルに小麦粉、塩、ブラックペッパー、オールスパイス、ガーリックパウダーを入れ、混ぜ合わせます。3.鶏肉は食べやすい大きさに切り、余分な水分をふきとります。骨付き肉の場合は骨に沿って切れ込みを入れます。4.1に鶏肉を漬け込みます。5.鶏肉を2に入れ、まんべんなく衣をつけます。

6.180℃に熱した油に余分な衣をはたいた鶏肉を入れ、約4分揚げます。7.いったん網に取り、約4分余熱で火を通します。8.油の温度を200℃に上げ、さらに約2分揚げます。衣をまんべんなくつけること、二度揚げすることによって、カリカリで美味しいフライドチキンを作ることができます。

フライドチキンと相性のいいフライドポテトを一緒にお皿に盛りつけると、一気にパーティメニューに。おしゃれなワックスペーパーなどを下に敷くと、見た目も華やかになります。ケチャップやレモンを添えて、味に飽きないような工夫をするのもいいです。

フライドチキンは食べるときに手が汚れてしまうのが残念です。アルミホイルを巻いて、食べやすく盛り付けるのはいかがでしょうか。見た目も華やかになり、パーティにもピッタリです。お子さんも食べやすくなります。フライドチキンは少し大きめにつくるのがおすすめです。

サラダと一緒に盛り付ければ、見た目も美しいです。野菜も一緒にとれるのもいいです。サラダの横にフライドチキンを盛り付けてもいいですし、レタスなどの葉物野菜を下に敷いて、その上にフライドチキンを盛り付けてもきれいに見えます。

盛り付ける容器をお皿ではなくバスケットや揚げ物バットにすれば、ただ盛るだけでもおしゃれに見えます。バスケットや揚げ物バットに盛り付ければ、空気が通り、熱がこもらないので揚げ物がべたつかず、揚げたての状態を保つことができます。

※ソースはすべて材料を混ぜるだけです。※【ハニーマスタードソース】ケチャップ60グラム、マヨネーズ15グラム、はちみつ5グラム、マスタード5グラム【バーベキューソース】酒大さじ1、しょう油大さじ1、砂糖大さじ1、ウスターソース大さじ1/2、はちみつ小さじ1【香味ソース】長ネギ約10センチ（みじん切りにしてください）、生姜（チューブ）2センチ、しょう油大さじ2、酢大さじ1、ごま油大さじ1

1.電子レンジ（600ｗ）で冷めたチキンを30秒〜1分ほど加熱します。※ラップはしない方が余分な水分がとびます。2.オーブントースターにアルミホイルをしいて温めたチキンを置き、表面がパリッとするまで5分ほど加熱します。※様子を見ながら、加熱してください。電子レンジを使うことで、中までちゃんと温めることができます。

パーティ料理で人気のフライドチキン。お店で買うのもいいですが、自分で作れば安くて美味しいフライドチキンをつくることができます。自分が好きな鶏肉の部位で作ることができるのも手作りだからこそ。また、今回紹介したレシピだけでなく、スパイスを自分好みの配合にして、自分だけのレシピを作るのもいいですね。紹介したように、衣をまんべんなくつけ、二度揚げをして、カリカリで自分好みのフライドチキンを作ってください。