タピオカ粉とはどんな粉?特徴から使い方・簡単レシピまで紹介!

タピオカミルクティーで有名なタピオカ粉ですが、一体どんな食材から作られているか知っていますか?ここではタピオカ粉の特徴やカロリー、おすすめの使い方を調査しました。モチモチした食感がたまらないタピオカ粉は、他の食材で代用することが可能なうえ、グルテンフリーダイエットにも効果があるようです。簡単なレシピも紹介しているので、タピオカ粉を購入したら是非挑戦してみて下さい。

タピオカ粉とはどんな粉?特徴から使い方・簡単レシピまで紹介!のイメージ

目次

  1. 1タピオカ粉とはどんな特徴?
  2. 2タピオカ粉の魅力はグルテンフリー!
  3. 3タピオカ粉の使い方と代用品
  4. 4タピオカ粉を使ったおすすめレシピ
  5. 5タピオカ粉はグルテンフリーでおすすめ!

タピオカ粉とはどんな特徴?

タピオカ粉は何からできている?

ドリンクやスイーツに使われることの多いタピオカ粉は、熱帯性のキャッサバの根茎を粉末にして作られるでんぷんです。同じようなでんぷんを粉末状にした加工食材には片栗粉やわらび粉、葛粉などがあり、これらはそれぞれ原料となる植物が異なります。タピオカ粉はお菓子やパンの材料、料理のトロミをつけるのに使われることが多い食材です。

タピオカ粉はモチモチ食感を生む

タピオカ粉の特徴は、料理に使うと独特のモチモチ食感を生み出せるということにあります。有名なのがブラジルのポンデケージョという丸いチーズパンです。タピオカ粉を使うと、ふんわりもっちりした食感になり特徴的な弾力も出てきます。タピオカミルクティーに入っている黒い粒々も、タピオカ粉の特徴であるもちもちした弾力が如実に表れています。

タピオカ粉のカロリー

ではタピオカ粉のカロリーは一体どれくらいなのでしょうか?タピオカ粉は100g当たりのカロリーが351kcalもあり、ご飯1杯のカロリーと比較すると約2倍にもなります。原料がイモというだけあって、高カロリーな食材と言えるようです。

食べ過ぎに注意

タピオカ粉は、特徴のモチモチ食感を生かして様々なスイーツやドリンクに使われています。女性には特に人気のタピオカ粉ですが、カロリーから見ても食べ過ぎには注意が必要なようです。でんぷんを原料にしたタピオカ粉は、炭水化物からできているのと同じことです。炭水化物は健康に過ごすためには必須の栄養素ですが、摂り過ぎると脂肪に変わります。

もともとスイーツなどには大量の砂糖が使われています。そこにタピオカ粉のカロリーがプラスされるとなると、それなりのカロリーになってしまうのは仕方のないこととも言えます。特にダイエット中の方には避けるべき食材のようです。

タピオカ粉はどこで購入できる?

タピオカ粉を使ったポンデケージョなどは、意外と簡単に手作りすることができます。それでは、タピオカ粉を購入するにはどうしたら良いのでしょうか?タピオカ粉を購入しようとしても、近くのスーパーでは見つからないという方も多いようです。タピオカ粉を取り扱っているのは、大きな品ぞろえの良いスーパーや輸入食品店に限られます。そのため、確実に購入するなら通信販売がおすすめです。

タピオカ粉の魅力はグルテンフリー!

女性に嬉しいダイエット効果

タピオカ粉には様々な嬉しい効果があります。一番の魅力と言えるのがグルテンフリーということです。グルテンとは小麦粉やライ麦、大麦などに含まれるタンパク質のことで、麦類が入っていないタピオカ粉はグルテンフリーダイエットにも最適な食材なのです。グルテンフリーにはダイエット効果も期待できます。小麦を使った食べものというとパンや揚げ物、ケーキなどカロリーの高いものが多くあります。

これらを摂取しないグルテンフリーは、高カロリーな食事を避けて適量の食事を心がけることでダイエットにもつながるのです。またグルテンフリーは血糖値の上昇を抑え、脂肪が蓄積するのも予防すると言われています。さらに精神状態を安定させたり集中力がアップする効果も期待できます。うつ状態の改善にも効果的と言われているため、ダイエットでイライラしている方には特におすすめの方法と言えるでしょう。

グルテンフリーは美肌効果にも期待

グルテンフリーの効果はダイエットだけではありません。グルテンフリーダイエットを実践すると、腸内環境が整い、むくみなどが取れると言われています。腸の調子が正常になると悪い毒素が体外へ排出され、肌荒れなどの解消にもつながります。また小麦タンパクは肌の乾燥に影響することもあるため、グルテンフリーは美肌効果も期待できるのです。

タピオカ粉の使い方と代用品

タピオカ粉の使い方

購入したタピオカは、是非色んな料理に利用しましょう。おすすめの使い方は、ドリンクでなじみのある粒々のタピオカにするほか、パンに入れて特徴的な食感を活かすのもおすすめです。また葛餅にするというアイデアもあります。プリンやクレープ、パンケーキに利用した使い方は、普段食べるスイーツとひと味違う食感が楽しめるでしょう。

タピオカ粉の代用品

タピオカ粉が購入できなくても代用品を使えば同じような使い方ができます。よく利用される代用品としては片栗粉が挙げられます。例えばポンデケージョを作るときに代用品の片栗粉を使っても、モチモチ食感が再現できます。また上新粉や白玉粉も代用品として使われることがあるようです。また透明度と粘りの高さを利用して、製菓用ではわらび粉や葛粉もタピオカ粉の代用にされることもあります。

タピオカ粉を使ったおすすめレシピ

ブラジル発祥「ポンデケージョ」

タピオカ粉を手に入れたらブラジル発祥のパン、ポンデケージョを作ってみましょう。通常のパンのように発酵させる必要がないポンデケージョは、短時間で作れるというのもポイントです。材料が少なくて済むのでパン作り初心者の方にもおすすめです。焼き立てのポンデケージョは、外はカリっと中はモチモチでクセになる味わいが楽しめます。是非焼き立てを味わってみて下さい。約30個分のレシピの材料、作り方は下記の通りです。

  • タピオカ粉200g
  • A牛乳100ml
  • A水100ml
  • Aサラダ油50ml
  • 粉チーズ100g
  • 卵1個

  1. オーブンは200℃に予熱します。鍋にAを入れて沸騰直前で火から下ろします。ボウルにタピオカ粉、鍋の中身を入れてヘラなどで混ぜ合わせます。非常に熱いので火傷には注意してください。
  2. 生地が手で触れるほどの熱さになったら粉チーズ、溶き卵を加えてよくこねます。天板にオーブンシートを敷き、生地を丸めて並べます。
  3. 200℃に予熱したオーブンで20分ほど焼いたらレシピの完成です。

魅惑のスイーツに「タピオカ粉のチョコわらび餅」

わらび粉の代わりにタピオカ粉で作るわらび餅レシピです。タピオカ粉を使うと冷やしても固くならないので、トロっとした食感が楽しめます。美味しく作るコツは、ツヤが出るまでしっかり加熱することです。ココアパウダーをまぶしてフルーツを可愛く盛りつけると、おもてなしにも喜ばれる仕上がりになります。大人味に仕上げるならブランデーやラム酒を少々入れても良いでしょう。2人分のレシピの材料、作り方は下記の通りです。

  • タピオカ粉30g
  • 豆乳(牛乳でも可)200cc
  • 砂糖30g
  • ココアパウダー5g

  1. 鍋に材料を全て入れ、泡だて器でしっかり混ぜてタピオカ粉を溶かします。混ざったら中火にかけ加熱していきます。常に混ぜていると急に粘りが出てくるので、そのタイミングで弱火にし、さらに1分よく混ぜます。
  2. 平たいバットなどにラップを敷き、鍋の中身をヘラなどで移します。粗熱が取れたら冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。食べやすい大きさに切り分け、好みでココアパウダー(分量外)をまぶして皿に盛りつけたらレシピの完成です。イチゴやホイップクリームを盛りつけるとおしゃれなプレートになります。

タピオカ粉で作る「豆乳のクリーム煮」

スイーツ以外の作り方として、タピオカ粉でトロミをつける豆乳のクリーム煮を紹介します。タピオカ粉を使うと、冷めてもトロミがついたままの状態をキープできるのがポイントです。豆乳を使っているので乳製品アレルギーの方でも食べることができます。また味噌でコクを加えているので豆乳でも非常に美味しく仕上がります。タピオカ粉は振りかけるように入れるとダマになりにくくなります。2~3人分の材料、作り方は下記の通りです。

  • 白菜400g
  • しめじ100g
  • ツナ1缶
  • タピオカ粉大さじ2
  • 顆粒コンソメ小さじ1
  • 味噌大さじ1/2
  • 豆乳200cc
  • 塩こしょう少々

  1. 白菜は水洗いし、4cm幅にざく切りします。しめじは石づきを取り、小房わけておきます。
  2. 鍋に白菜、しめじ、ツナ(汁ごと)、水少量(分量外)を入れ、フタをして中火にかけます。フツフツ沸いてきたら全体をかき混ぜ、再度フタをして全体がやわらかくなるまで加熱します。
  3. 白菜がしんなりしたら一度火を止めます。タピオカ粉を振り入れ、コンソメ、味噌も加えてよく混ぜます。全体が混ざったら豆乳を加えて中火にかけます。
  4. 沸騰しないように気をつけながら中弱火でコトコト5分ほど煮込みます。仕上げに塩こしょうで味を調え、好みのトロミ加減になったらレシピの完成です。器に盛りつけ、好みで黒こしょうをかけて頂きましょう。

タピオカ粉はグルテンフリーでおすすめ!

タピオカ粉はカロリーこそ高いものの、使い方次第でダイエットにも取り入れることができます。グルテンフリーなので小麦粉の代わりに使用するのもおすすめです。通信販売などで購入したら、是非パンやスイーツ作りにも利用しましょう。モチモチ食感を活かして色んな料理を楽しんでください。

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