豆乳飲料の効果効能は摂取方法で変わる?飲み方から各種類レビューまで!

豆乳飲料は現在たくさんの種類が販売されています。今回は豆乳の効果効能や人気の種類を紹介します。よく見かける定番の味はもちろんのこと、期間限定の味やダイエット中の方に嬉しい豆乳もあります。また「豆乳」と「豆乳飲料」の違いや一日の摂取量目安、副作用なども合わせてみていきます。豆乳飲料に含まれている栄養分を正しく摂取するためには、豆乳の選び方や飲み方も重要なので是非参考にしてみてください。

豆乳飲料の効果効能は摂取方法で変わる?飲み方から各種類レビューまで!のイメージ

目次

  1. 1まずは豆乳飲料について知ろう
  2. 2豆乳飲料の摂取量によって変わる効果効能
  3. 3豆乳飲料の効果効能
  4. 4豆乳飲料の選び方
  5. 5豆乳飲料で人気の種類とレビュー
  6. 6豆乳飲料を正しく飲んで効果効能を得よう!

まずは豆乳飲料について知ろう

そもそも豆乳とは

豆乳の効果や飲み方を知る前にまずは豆乳とは何なのかを紹介します。豆乳とは大豆からたんぱく質などの成分を溶出させた乳状の液体のことを言います。つまり水に浸した大豆を絞り水を加えて煮詰めて作る飲料です。大豆豆乳液とも呼びます。また大豆固形分が8%以上のものという定義があります。

そしてこの大豆豆乳液ににがりを加えて固めたものが「豆腐」です。また見た目は牛乳と似ていますが、大きな違いは動物性か植物性かということです。豆乳は牛乳よりマグネシウムやカリウムを多く含んでいます。

豆乳と豆乳飲料の違いとは?

続いては豆乳と豆乳飲料の違いをみていきます。「飲料」というワードがついているかどうかで定義に違いはあるのでしょうか。結論から言うと正式な定義があり違いはあります。「無調整豆乳」は大豆固形分8%以上で大豆たんぱく質は3.8%以上、「調整豆乳」は大豆固形分6%以上で大豆たんぱく質3%以上です。

そして「豆乳飲料(果汁系)」は大豆固形分2%以上で大豆たんぱく質0.9%以上、「その他の豆乳飲料」は大豆固形分4%以上で大豆たんぱく質1.8%以上という定義があり違いがあります。つまり大豆固形分や大豆たんぱく質が含まれている量によって名称に違いがあるのです。この数値から無調整豆乳は調整豆乳よりも大豆固形分や大豆たんぱく質の数値が高いことが分かります。

また違いを分かりやすくすると「無調整豆乳」は水に浸した大豆を絞った液体をそのまま味付けしないで作られた飲料で「調整豆乳」は無調整豆乳に砂糖や塩などを加えて飲みやすくした飲料です。先ほど紹介した数値は日本農林規格(JAS)で規格を定義しています。

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豆乳飲料の摂取量によって変わる効果効能

一日の適切な摂取量

豆乳の一日の適切な摂取量(飲み方)は一般的に200mを1本から3本程度だと言われています。しかしこちらは目安の摂取量(飲み方)ですので特に決まった制限はありませんが、食事のバランスを考えた上で豆乳を取り入れることをおすすめします。また色々な飲み方があるので飽きないよう工夫してみるのもおすすめです。

ちなみに豆乳飲料に含まれるイソフラボンの量は無調整豆乳200mで56㎎、調整豆乳200mで43㎎、バナナ味の豆乳飲料200mで32㎎です。ちなみに食品安全委員会は大豆イソフラボン一日の総摂取量を70~75㎎が望ましいという指針を出しています。しかしこの摂取量の数値を超えるとすぐに健康を害するということではありません。

過剰摂取すると副作用がある?

以前に大豆に含まれるイソフラボンの摂取量について報道されたこともありましたが、大豆製品の摂取量については問題ない(副作用はない)とされています。副作用がある可能性があるのはサプリ等の特殊な食品が対象だそうです。

研究でも大豆イソフラボンを含めた大豆由来食品の副作用に関する報告は確認されていないそうです。ただしイソフラボンをサプリメントからとる場合の一日の摂取量の上限は30mgとされています。なのでいくつかのサプリメントを併用している方などは副作用など飲み方に特に注意が必要です。

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豆乳飲料の効果効能

美肌効果

豆乳の副作用や飲み方について紹介しました。続いては豆乳の効果効能です。まず豆乳飲料には美肌効果・効能のある様々な成分が含まれていて働きに違いがあります。豆乳飲料の一番の特徴は大豆イソフラボンが含まれていることです。これは女性ホルモンのような効能があり、肌のくすみやしみを防いでくれる効果があります。つまり肌の老化を遅らせてくれるのです。

そして豆乳飲料には大豆イソフラボンだけでなく、サポニンという成分が含まれています。こちらは過酸化脂質の生成を抑えたり抗酸化作用の効果があります。またお肌に良いとされるビタミンEやビタミンB1・B2・B6なども含まれているので美肌効果のある成分が沢山あります。

またビタミンEは血行を促進してくれる効能もあります。豆乳に副作用はないとされていますが、美肌系のサプリ等を摂取している方はそちらの副作用や飲み方には注意してください。

生理痛の緩和

豆乳飲料は植物性のたんぱく質や必須アミノ酸や大豆イソフラボンを含んでいますが、その中でも生理痛の緩和に効果的なのが「大豆イソフラボン」です。生理痛は女性ホルモンのエストロゲンが不足していることが原因だと考えられています。

豆乳飲料に含まれる「大豆イソフラボン」はこの「エストロゲン」に似た働きをするので、豆乳飲料を飲むことで生理痛を緩和することができるのです。畑の肉とも言われている豆乳はこういった様々な成分を含んでいます。

更年期障害の緩和

更年期障害を緩和するためには食のバランスを整えたり身体を動かしたり生活習慣を整えていくことが重要です。そして更年期になると女性ホルモンの量は急激に減少するので、ここでも大豆イソフラボンが味方になってくれます。

先ほど紹介したように豆乳にも大豆イソフラボンが含まれていますが、味噌もおすすめです。味噌は特に吸収力のあるアグリコン型と呼ばれるイソフラボンがたくさん入っています。発酵食品は自律神経を整える効果もあるので是非参考にしてみてください。

バストアップ

バストアップも豆乳飲料に含まれるイソフラボンの効能が関係しています。女性ホルモンのエストロゲンと似た効能があるイソフラボンがバストの潤いやハリを与えることがあります。ビタミンBやサポニンなど肌に良い成分も含んでいる豆乳飲料は美容にも効果的な食品なのです。

豆乳飲料をそのまま飲むのはもちろんですが、お肉や野菜を豆乳スープで煮込んだりスイーツに使うのもおすすめです。また豆乳飲料を使ってスムージーを作れば栄養のある食品を手軽に摂取することができます。色々な方法で美味しく豆乳飲料を摂取してみてはいかがでしょうか。

肥満予防

肥満を防ぐためにはまず痩せやすい身体をつくることが重要になってきます。そして痩せやすい身体をつくり維持するためにはたんぱく質が必要です。大豆は植物性なので、動物性食品と比較すると低カロリーで基礎代謝を上げる効能がありダイエット効果もあります。

そして豆乳飲料に含まれるサポニンは血液の中にある中性脂肪やコレステロールの余分な脂質を洗い流してくれる効能があります。また小腸の脂肪の吸収を抑えたりお通じを良くする効果があるので、肥満予防にも役立つのです。

痩せるには適度な運動もちろん重要ですが、基礎代謝を上げてカロリー消費することも大切です。大豆は33%たんぱく質を含んでいるのでダイエットの味方になります。また満腹感のある大豆は間食の食べ過ぎなどを防ぐという効果もあります。先ほども紹介したように豆乳に副作用はないとされていますが、ダイエット系のサプリを摂取している方はそちらの副作用や飲み方には注意が必要です。

生活習慣病の予防

ここで注意しなければならないことが一つあります。豆乳飲料は大豆イソフラボンをたくさん含んでいることを紹介しましたが、大豆製品のみで身体に必要なイソフラボンの摂取量全てをとれるわけではありませんし効能に違いがあります。

例えば豆乳飲料・豆腐・納豆に含まれているイソフラボンは「グリコシド型」イソフラボンなので、そのままでは身体に吸収しません。吸収されるのは味噌などに含まれる「アグリコン型」イソフラボンなので特徴に違いがあります。「グリコシド型」イソフラボンで実際に体に吸収される摂取量は約2割程度なので、豆乳飲料だけでは身体に必要なイソフラボン全てを補えるわけではありません

認知症や脳の老化防止

認知症などの予防にはゴミタンパクの一種である「アミロイドβタンパク」を溜め込まないことが重要です。そのためにはまず食生活を改善する必要があります。具体的にはますアルコールや糖分・塩分・油分の摂取量を抑えることです。

これらがたまってしまうと代謝機能が悪化してしまうこともあります。豆乳を含む大豆製品には大豆サポニンという抗酸化作用のある成分が含まれています。大豆サポニン「認知症の原因」ともいわれている動脈硬化や高血圧を防ぐ効能があります。

大豆サポニンだけでなく、大豆レシチンという成分も脂質の代謝を上げたり肥満予防の効能を持つので認知症の予防につなげられます。これらを効果的に作用させるのは一緒に食べる食品選びも重要です。大豆サポニンや大豆レシチンは、長ネギやキャベツや玉ねぎやニンニクなどを食べると効果的に作用するのでおすすめです。これらは血液をサラサラにしてくれる効能も持つので良いでしょう。

豆飲料乳の他にも、緑黄色野菜や青魚やカフェインなど認知症の予防効果がある食品がたくさんあるのでバランス良く摂取しましょう。様々な調理法にすれば毎日飽きることなく摂取することができるのでおすすめです。副作用はないとされていますが、飲みすぎには注意してください。続いては豆乳飲料の選び方を紹介します。

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豆乳飲料の選び方

味で選ぶ

豆乳飲料は様々な種類が販売されていますが、選び方の一つとしてまずは好きな味を見つけるのがおすすめです。コーヒー味、ココア味はもちろんのこと、現在は抹茶やフルーツミックスや紅茶やいちごなど色々な味の豆乳が登場し後味にも違いがあります。

またメロンやバニラアイス味など一風変わった豆乳も販売しているので、好みの味を見つける選び方が簡単です。そしてキッコーマンの豆乳飲料だけでも40種類以上あります。たくさんのメーカーから様々なフレーバーの豆乳が販売しているので是非チェックしてみてください。

カロリーで選ぶ

豆乳飲料の選び方1つ目は「好きな味を見つける」でした。選び方2つ目はカロリーをみる選び方です。豆乳は200mlで200kcal前後のものが多いのですが、カロリーを抑えた豆乳も販売しています。糖質や脂質を抑えた豆乳も登場しているので、ダイエット中の方はそのような豆乳を選び方にするのも良いでしょう。

大豆で選ぶ

豆乳の選び方2つ目は「カロリーで選ぶ」でした。続いて紹介する豆乳の選び方は使用している使用している大豆をみる選び方です。現在たくさんの種類の豆乳飲料が販売されていますが、豆乳に使用している大豆の原産地などは様々です。

使っている大豆にこだわりたい方には、国内産の大豆を使用した豆乳飲料がおすすめです。メーカーによって色々なこだわりポイントがあるので自分の好みに合った豆乳を探してみましょう。例えばマルサンのプレミアム豆乳のシリーズは、大豆の青くささを抑えた大豆を使っています。豆乳の選び方が分かったところで、続いては人気の豆乳飲料の種類を紹介します。

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豆乳飲料で人気の種類とレビュー

キッコーマン豆乳飲料 バナナ

豆乳飲料で人気の種類1つ目は「キッコーマン 豆乳飲料バナナ」です。こちらはバナナの風味がふわっと広がる豆乳です。人気の理由はバナナ味なのに飲みやすい爽やかさがあることと、豆乳っぽさがあまりないので苦手な人も飲みやすいことです。

フルーツ味の豆乳飲料はたくさんありますが、その中でもバナナ味が人気で知名度も高いです。バナナ果汁は4%ですが、しっかりとしたバナナの味わいを楽しむことができます。豆乳飲料のフルーツ味に挑戦してみたい方は、まずバナナ味から飲んでみるのもおすすめです。

キッコーマン豆乳飲料 麦芽コーヒー

豆乳飲料の人気の種類2つ目は「キッコーマン豆乳飲料 麦芽コーヒー」です。香りのある麦芽エキスとコーヒーがブレンドされた豆乳飲料で、薄めのカフェオレのような味がします。

こちらの麦芽コーヒーの豆乳飲料は、キッコーマンが豆乳飲料を販売し始めた時からある人気の商品です。豆乳の後味がしつこくないのであっさりとしています。200mlタイプだけでなく大きめサイズも販売しているので、毎日飲みたい方はそちらもおすすめです。

キッコーマン豆乳飲料 紅茶

豆乳飲料の人気の種類3つ目は「キッコーマン豆乳飲料 紅茶」です。こちらは紅茶のエキスが入っているので紅茶の風味が強めです。またカロリーも121kcalと低めなのも人気の理由の1つです。アールグレイが好きな方におすすめの豆乳飲料です。

マルサン 豆乳飲料抹茶

豆乳飲料の人気の種類4つ目は「マルサン 豆乳飲料抹茶」です。クセがなく大豆固形分が高いプレミアムシリーズも販売しているマルサンですが、このような味のついた豆乳飲料も人気です。抹茶が控えめなので豆乳との相性抜群です。

マルサン 豆乳飲料麦芽コーヒー カロリー50%オフ

豆乳飲料の人気の種類5つ目は「マルサン 豆乳飲料麦芽コーヒー カロリー50%オフ」です。先ほど「キッコーマン豆乳飲料 麦芽コーヒー」を紹介しましたが、こちらはカロリーオフの豆乳飲料です。カロリー控えめの商品は物足りなさを感じる方も多いですが、甘さ控えめの味が逆に飲みやすいという理由で人気です。

豆乳飲料で人気の種類を紹介しました。今回紹介した商品の他にも人気の味や飲み方がたくさんありますので是非チェックしてみてください。また期間限定や地域限定味の豆乳飲料もおすすめです。

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豆乳飲料を正しく飲んで効果効能を得よう!

豆乳飲料に含まれている成分の効能や飲み方や選び方、副作用はあるのかを紹介しました。美容に良いと言われている豆乳飲料は健康な身体を保つために重要な成分もたくさん含んでいることが分かりました。最近では様々な豆乳飲料が販売されているので、お気に入りの味や飲み方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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